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韓国でシミ取り、色素レーザーはどれも違う?肝斑が混ざる時の選び方

色素レーザーは波長や照射時間で違いますが、選ぶ順番はシミの深さと肝斑の有無が先です。韓国旅行中にシミ取りを考える方へ、色素沈着のリスク、回数の考え方、帰国後の相談までまとめました。

Published

Updated

Beautystone Clinic, Wi Young-jin, Chief director

Author

Wi Young-jin · Chief director

Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist

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色素レーザーは、名前が違えば中身も違います。ただ、選ぶ順番は機械の名前ではなく、色素が肌のどの深さにあり、肝斑(かんぱん)が混ざっていないかを先に見ることです。

韓国旅行のついでにシミ取りを考える方ほど、短い滞在で全部消したくなります。けれども肝斑が混ざった顔に強い光を当てると、かえって色が濃くなることがあります。本記事では、ホンデ(弘大)周辺でシミ取りを検討している方に向けて、レーザーの違い、リスク、旅行の日程の中での考え方を解説します。

 

色素レーザーはどれも違う?差が出るのは色素の深さ

「色素レーザー」は一つの機械の名前ではありません。トーニング、ピコレーザー、Qスイッチレーザーと呼び名は多くても、選ぶときに見るのは主に2つです。光の色(波長)と、光を当てる時間の短さ(ナノ秒かピコ秒か)です。

表皮という浅い層のシミと、その下の真皮にある色素では、光を届かせたい深さが違います。真皮に色素がある、または表皮と真皮の両方にあるタイプでは、より深く届く1064nmの波長が好まれるとするレビューがあります。

ピコ秒のレーザーについても、アジア人の肌の表皮の色素では炎症後色素沈着を起こしにくい一方、肝斑のような一部の適応では効果が劣る可能性があると別のレビューは述べています。

つまり「ピコなら同じ」でも「強いほど効く」でもありません。どれも違うからこそ、先に自分の色素の種類を知ることが選び方の出発点になります。

色素レーザーはどれも違う?差が出るのは色素の深さ

 

 

韓国でシミ取りの前に:シミ・肝斑・ADMが混ざっていないか

最初に確かめたいのは、顔の茶色が1種類かどうかです。頬の茶色は、大きく3つに分けて考えます。

  • 境界がはっきりした茶色いシミ(老人性色素斑)やそばかす:主に表皮にある色素です。

  • 肝斑:額や頬、口の周りに左右対称に出る、ぼんやりした茶色です。

  • 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM):真皮にある色素で、青みや灰色を帯びて見えることがあります。

肝斑が顔に左右対称の茶色い斑として現れることは、肝斑治療のレビューにも書かれています。

肝斑とADMを比べた研究では、ADMには青茶色や灰色の色調がよく見られ、両者が同じ顔に重なると見分けが難しく、一般に別の治療が必要になるとしています。

中国の研究では、ADMで1064nmのQスイッチレーザー治療を受けた1268人のうち24.0%に肝斑が混ざっており、肝斑のあった人の89.5%で肝斑が悪化したと報告されています。

アジア人の色素疾患をまとめたレビューも、安全で効果的な治療には色素の種類を正しく見極めることが土台になると述べています。

頬の両側にぼんやりした茶色がある方や、日本で肝斑と言われたことがある方は、今回の旅行でシミを全部強く取る計画より、まず種類を分けてもらうことを優先してください。

韓国でシミ取りの前に:シミ・肝斑・ADMが混ざっていないか

 

 

強く当てれば早く消える?色素沈着と肝斑のリスク

強く当てれば早く消えるとは限りません。表皮のシミでも、治療のあとに一時的に色が濃くなる炎症後色素沈着が起こることがあります。

韓国の5つの大学病院で、532nmのQスイッチレーザーで老人性色素斑を治療した516人を振り返った研究では、炎症後色素沈着が全体の20.3%に見られました。

同じ研究では、赤みを帯びたシミがある人で炎症後色素沈着がより多く見られました。

肝斑はさらに慎重さが必要です。肝斑に高エネルギーの色素レーザーなどを使うと、色素沈着や色が抜ける変化、肝斑のリバウンドが受け入れがたいほど多いとするレビューがあります。

そこで判断は2つに分かれます。境界がはっきりした表皮のシミだけなら、その場所を狙って取る治療を考えます。肝斑が混ざっているなら、シミを取る範囲と肝斑の範囲を分け、肝斑は別の方針で進めます。肝斑の治療の基本は日焼け止めとメラニンの生成を抑える塗り薬だと、同じレビューは述べています。

強く当てれば早く消える?色素沈着と肝斑のリスク

 

 

1回で取れる?深い色素は回数と間隔で考える

色素の深さによって答えが変わります。真皮の色素や、表皮と真皮が混ざったタイプでは、一般に複数回の治療が必要になるとするレビューがあります。

ADMの治療法をまとめた系統的レビューでは、1064nmのQスイッチレーザーを強い出力で使うと色素沈着が多く、弱い出力では治療回数が多く必要になるとされています。

強さを上げて回数を減らすか、弱めにして回数を重ねるか。深い色素ほど、この選択を色素沈着のリスクと一緒に考えることになります。何回かかるかは、実際に色素の種類と深さを見てから決まります。

1回で取れる?深い色素は回数と間隔で考える

 

 

旅行の日程の中で:飛行機・紫外線・帰国後の相談

睡眠麻酔(静脈麻酔)を使った日を除けば、施術のあとに飛行機の予定があるという理由でシミ取りを延ばす必要はない、というのが医師としての判断です。

観光や写真の予定は別に考えます。施術後の赤みやかさぶたの出方、保護テープを貼るかどうかは、レーザーの種類と範囲で変わります。写真を撮る予定がある方は、旅行の日程を相談のときに伝えてください。旅行中は屋外にいる時間が長くなるので、施術した場所は帽子や日焼け止めで紫外線から守ってください。

1回の訪問にも意味はあります。境界がはっきりしたシミのように狙う場所が決まっているものから始め、深い色素や肝斑は回数と間隔を設計して、次の訪韓や日本での治療とつなげる考え方です。一度で大きく変えるより、少しずつ元の肌に近づけていく方向です。

帰国後に気になる変化があれば、写真を添えてLINEでご相談いただけます。強い痛みや腫れ、膿が出るなど明らかな異常があるときは、まず日本の医療機関を受診してください。

旅行の日程の中で:飛行機・紫外線・帰国後の相談

 

 

まとめ:ソウルで受けるなら「今回取るもの」を先に決める

色素レーザーはどれも違いますが、選ぶ順番は「機械」より「色素」です。表皮のシミか、肝斑か、ADMか、そして混ざっていないかで、波長も強さも回数も変わります。ただし、強い光は色素沈着や肝斑の悪化というリスクも伴うため、ご自身の肌の状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。

ソウルでシミ取りを受けるなら、相談の前に3つを確認しておくと話が早く進みます。自分の茶色はどの種類か、肝斑が混ざっていないか、今回の旅行で治療する部位と次に回す部位はどこか、です。

ビューティーストーン医院はソウルのハプチョン(合井)にあり、空港鉄道が停まるホンデイック(弘大入口)駅から地下鉄2号線で一駅です。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のLINEは「○月○日〜○日にソウルへ行きます。頬のシミを取りたいのですが、肝斑が混ざっていないか見てほしいです」と、顔の写真を添えて送ってみてください。

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