クリームを塗るだけの日と、かっさで押し上げる日では目安が変わります。オンダ後の顔の手入れを圧の強さ別に整理し、再開時期をまとめました。
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Author
Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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オンダを受けたあと、毎晩のかっさやフェイスローラーをいつから再開してよいか。施術後にいただくご質問の中でも、とくに多いものの1つです。
むくみを早く引かせたくて、いつもより強めに押し上げてしまう方もいらっしゃいます。ただ、施術直後の肌は熱による反応がまだ続いている時期で、強い圧をかける手入れは少しお休みしたほうが安心です。
とはいえ、何日待てばよいと一律に区切るのも難しいところです。どのくらいの強さで、どこに、何を行うかによって、再開してよい時期はかなり変わります。本記事では、オンダ後のマッサージ・かっさ・ローラーを圧の強さ別に整理し、再開の目安と、もう少し待ったほうがよいサインをまとめます。
オンダ直後、肌の中で進んでいること
ここでは、施術直後の組織で何が起きているのかを整理します。
オンダはマイクロ波で真皮からその下の層へ熱を届けます。熱が届いたコラーゲンはその場で縮み、一部は性質が変わります。ただ、話はそこで終わりません。体はその部分を作り直そうとする修復の反応を始めます。
熱を用いた引き締め治療の作用機序をまとめたレビューでは、この過程が管理された創傷治癒反応として説明され、新生コラーゲンが生まれるリモデリングは施術後およそ半年にわたって続くと整理されています。仕上がりがゆっくり出てくるのは、この時間差があるためです。
つまり施術後の数日は、見た目が落ち着いていても内側は工事中の状態です。この時期に強い物理的な圧が繰り返し加わると、並びを整えている途中の組織が乱れたり、熱によるわずかな腫れが長引いたりする場合があります。施術部位がいつもより敏感で、押すと重い感じが残っているなら、まだその期間だとお考えください。

マッサージ・かっさ・ローラーは圧の強さで分かれます
ここでは、手入れの名前ではなく圧の強さを軸に、再開の目安を紹介します。
マッサージという1つの言葉の中に、強さのまったく違う手入れが混ざっています。クリームを伸ばしながら手のひらで軽くなでるのと、かっさで頬骨の下を押し上げるのとでは、組織に届く力が別物です。判断が分かれるのは手入れの名前ではなく、圧の強さと方向のほうです。
手入れの種類 | 組織に届く圧 | 再開の目安 |
|---|---|---|
クリームを伸ばしながら軽くなでる | ほとんどなし | 翌日から |
指先で行う弱い圧のリンパマッサージ | 浅い層まで | 1週間ほど後から |
フェイスローラーを転がす程度 | 中くらい | 2週間ほど後から |
かっさで押し上げる動き | 深い層まで | 3〜4週間ほど後から |
機器による振動・吸引ケア | 強く反復的 | 4週間ほど後、相談のうえで |
もう1つの目安が、道具が肌の上を滑っていくのか、一点にとどまって押し込むのかという違いです。同じくらいの力でも、とどまって押し込むほうが深い層まで伝わります。かっさを最後に回すのはこのためです。
個人差はありますが、上の期間は経過が順調だった場合の目安です。同じかっさでも、フェイスラインを軽くなでる程度と、頬骨の下へ食い込ませるように押す程度は分けて考えます。迷ったときは、翌朝押しても痛みが出ない強さかどうかを基準にすると、大きく外れません。

日数よりも体のサインで決めましょう
カレンダーを数えるより、体が出しているサインを先に確認するほうが確実です。次の順番で確かめてみてください。
押したときの痛みが残っていないか。残っていれば強さに関係なく、まだ早い時期です
腫れが左右同じくらい引いているか。片側だけ残っていれば、その部位はもう少し待ちます
弱いものから一段ずつ戻す。なでる、指先、ローラー、かっさの順番です
再開は一度に1つだけ。同時に始めると、何が合わなかったのか分からなくなります
翌朝の状態を確認する。むくみや熱感が増えていれば、一段戻しましょう
むくみを早く引かせようとして強く流す方もいらっしゃいますが、施術直後の腫れは流れが滞って起きたものではなく、熱に対する組織の反応です。押し流しても早く引くとは限らず、圧を足したぶん反応が長引く場合もあります。この時期は枕を少し高くして眠る、塩分を控えるといった方法のほうが体にやさしく働きます。
首やあごの下は皮膚が薄く、すぐ下に構造物があるため、顔よりも余裕を持たせます。顔で気にならなくなってから1週間ほどあけて始めるのがおすすめです。とくにあごの下を上へ押し上げる動きは、いちばん最後に回してください。
早すぎる再開のリスク・副作用と、待つべきサイン
施術後に赤みやわずかな腫れが生じる場合がありますが、数日から1週間程度で治まることがほとんどです。ただし、その時期に強い圧を重ねると、腫れの引きが遅くなったり、内出血が出やすくなったりすることがあります。
次のようなサインがあるときは、再開の予定を後ろへずらしてください。
押さなくても感じる痛みが残っている
特定の場所だけ硬く触れる
手入れをした翌日に、むくみがかえって増えた
赤みが数日たっても引かない、熱感が繰り返し上がる
症状が長引く場合は、自己判断で様子を見ずに、速やかに医師へご相談ください。ここに挙げた期間はあくまで一般的な目安で、施術の範囲や出力、もともとの肌の状態によって適切な時期は変わります。ほかの施術を併せて受けた方は、その内容によっても注意点が変わるため、事前にご確認ください。

まとめ
オンダ後の手入れは、種類ではなく圧の強さで再開の時期が分かれます。軽くなでる程度なら翌日から、指先のマッサージは1週間ほど、ローラーは2週間ほど、押し上げるかっさは3〜4週間ほどが目安です。日数だけで決めず、押したときの痛みと翌朝の状態を合わせて確認しましょう。
ただし、熱への反応の出方には個人差があり、施術範囲によって気をつける点も変わります。ご自身の肌状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。
ソウル・ハプチョンのBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「かっさをいつ再開してよいか分からない」という方は、普段の手入れの強さをお知らせいただければ、戻していく順番まで一緒に考えます。
よくある質問
Q. 施術の翌日から、洗顔のときに顔をこすっても大丈夫ですか?
A. 洗顔程度の接触であれば問題ありません。ただし、クレンジングを塗り広げながら長くマッサージする習慣がある方は、数日は短めに終わらせてください。手のひらでやさしく転がし、ぬるま湯ですすぐ程度で十分です。熱いお湯で長く洗うほうがほてりを刺激することがあるため、水温は少し下げておきましょう。
Q. むくみを早く引かせるためのマッサージは役に立ちませんか?
A. 施術直後のむくみは流れが滞って起きたものではなく、熱に対する組織の反応です。押し流したから早く引くというものではなく、圧を足したぶん反応が長引く場合もあります。この時期は枕を少し高くして眠る、塩分を控えるといった方法のほうが安全に働きます。強く流すのは、痛みや熱感が落ち着いてからにしてください。
Q. 毎日かっさをしていました。1か月休むと、また下がってしまいませんか?
A. 数週間休んだからといって、元の状態へ戻ってしまうわけではありません。かっさで得ていたすっきり感は一時的に減るかもしれませんが、その間もオンダによるコラーゲンのリモデリングは進んでいます。再開するときは以前の強さへ一度に戻さず、なでる程度から一段ずつ上げていきましょう。
Q. 顔以外に、首やあごの下も同じ目安で考えてよいですか?
A. 首やあごの下は皮膚が薄く、すぐ下に構造物があるため、少し余裕を持たせるほうが安心です。顔で気にならなくなってからさらに1週間ほどあけて始めることをおすすめします。とくにあごの下を上へ押し上げる動きは負担が大きいため、再開の順番としては最後に回してください。





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