シュリンク300ショットの料金差は、ショット数より部位の範囲と深さの配分で生まれます。見積もりで確認したい5項目と、1年単位での費用の考え方をまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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「シュリンクの300ショット、クリニックによって料金がこんなに違うのはなぜ?」。ソウルでのリフトアップを考えて見積もりを集め始めた方が、最初につまずきやすいポイントです。理由は、同じ300ショットでも、どの深さのカートリッジを何ショット、顔のどこまで使うかが施術先ごとに違うためです。
つまり、ショット数だけが書かれた見積もり2枚は、実は別の施術を比べている可能性があります。本記事では、料金差が生まれる仕組み、部位による反応の違い、見積もりで確認したい項目、リスク・副作用と1年単位の考え方を、ソウル・ハプチョン(合井)のビューティーストーン医院が解説します。
シュリンクの料金が施術先で変わる理由とは
ここでは、見積もりの金額差がどこから来るのかを整理します。
シュリンク(シュリンクユニバース)は、超音波を1点に集め、皮膚の内側の決まった深さに小さな熱の凝固点*をつくるHIFU機器です。料金の差を生むのは、主に次の4つです。
施術する部位の範囲
深さごとのショット配分
照射モード
料金に含まれる項目
*凝固点:超音波の熱が集まった場所にできる、ごく小さな熱のダメージです。体がこの部分を回復させる過程で、組織が引き締まると考えられています。
総ショット数は、この4つを足し合わせた結果にすぎません。そのため、金額を並べる前に、同じ条件で比べられているかを確認するのが先です。

仕組み:同じ300ショットでも深さの配分で中身が変わる
メーカーの製品案内によると、顔用のカートリッジは1.5mm・2.0mm・3.0mm・4.5mmの4種類で、照射方式もMPモードと通常モードに分かれます。
浅い1.5mmは真皮側の小じわや肌のきめを、深い4.5mmはSMAS筋膜層側のたるみを主なターゲットにします。300ショットを4.5mm中心に使うのか、浅い深さに広く分けるのかで、同じ名前の見積もりでも別の施術になります。
この配分を感覚で決めないために、アジアの専門家パネルは、施術前に超音波画像で筋膜層までの深さを測り、層ごとに合うトランスデューサーとライン数を決めるよう推奨しています。ウルセラを対象にした合意文書ですが、深さを先に見てからショットを分けるという考え方は、シュリンクの見積もりを読むときにも役立ちます。

部位の範囲:おでこと首では引き上がる幅が違う
見積もりの「顔全体」が、おでこから首までなのか、頬とフェイスラインまでなのかも、施術先によって異なります。
シュリンクと同じメーカーが海外で展開するウルトラフォーマーMPTで50人を施術した研究では、超音波で確認した構造に合わせて5種類のカートリッジを使い分け、3Dスキャナーで測ったところ、施術直後の引き上がりはおでこが1.24mm、首が3.53mmでした。頬の後ろ側は3.40mm、フェイスラインは3.09mmと、部位ごとに幅が違っています。
ただし、施術直後の1時点だけを測った単一施設の研究で、対照群もありません。数か月後の結果として読むのは適切ではないでしょう。それでも、首やあご下まで範囲を広げればショットがその分必要になり、見積もりの差につながることは読み取れます。

見積もりで確認したい5つの項目
ここでは、受け取った見積もりごとに埋めておきたい項目を紹介します。空欄があると、金額差の理由が説明できません。
項目 | 料金が変わる理由 | カウンセリングで聞くこと |
|---|---|---|
部位の範囲 | 頬・フェイスラインだけか、二重あご・首までかで必要なショットが変わります | このショット数でどこまで施術しますか? |
深さごとの配分 | 4.5mmと浅い深さを何ショットずつ使うかが施術の中身です | 深さごとに何ショットずつ使いますか? |
モード | MPモードと通常モードでは熱の入れ方が違います | どちらのモードで行いますか? |
カートリッジ | 消耗品なので、新しいものを開封するかを確認します | 開封するところを見られますか? |
含まれる項目 | 麻酔クリーム、鎮静ケア、経過確認の有無が施術先で違います | 料金に何が含まれていますか? |
部位や目的ごとのショット数の目安は、シュリンクユニバースの部位・目的別ショット数にまとめています。
また、たるみが深い場合は、ショットを増やすより、たるむ層をより強く扱える機器を並べて検討するほうが合うこともあります。たるみへの効果ではウルセラが先行する場面が多く、シュリンクは負担を抑えて定期的にケアしたい場面で強みが出やすいと考えられます。選び方はシュリンクとウルセラの選び方で解説しています。

リスク・副作用と、1年単位で考える費用
16本の研究をまとめたシステマティックレビューでは、痛みを測った565人の平均は10点中3.8点でした。一時的な赤みやむくみはほぼすべての方に見られますが、多くは数日かけて落ち着いていきます。感覚が鈍くなる・敏感になる、内出血、皮膚に線状の跡が残るといった反応は2%程度とまれでした。続く場合は、速やかに施術を受けたクリニックへご相談ください。
もともと頬がこけている方も注意が必要です。たるみではなく頬の内側のボリュームが減っていることが主な悩みなら、深い層のショットを増やすほど頬こけに気をつける必要があり、ボリュームを補う計画を先に考えるほうが合う場合があります。
費用面では、1回の価格だけで選ばないことも大切です。同じレビューでは、1回の施術後に患者さん自身が感じた改善が90日の42%から360日の53%へ増えた一方、改善の程度は軽度で、1年を超える追跡データはありませんでした。ウルセラ系の研究が中心のため、シュリンクの数字としてそのまま読むことはできません。それでも、見積もりの横に再施術の間隔とそのときのショット数を書き添えておくと、1年の総額で比べられます。

まとめ
シュリンクの料金差は、総ショット数よりも、部位の範囲・深さごとの配分・モード・含まれる項目から生まれます。見積もりは同じ項目を埋めてから比べ、再施術の間隔まで含めて1年単位で考えるのが基本です。
ただし、赤みやむくみが長引く場合や、感覚の変化が続く場合は早めの相談が必要です。ご自身の肌状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。
ソウル・ハプチョン(合井)のビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。「300ショットの見積もり、何を比べればいいの?」と迷っている方は、気になる部位や手元の見積もり、最近受けたリフトアップの時期を添えて、お気軽にご相談ください。









