黒はきれいに消えるのにカラーは時間がかかるのはなぜ?レーザーが色ごとに異なる波長でインクを破壊する原理、色別の予想回数、混色タトゥーの治療の流れ、除去前の基準まで分かりやすくまとめました。
タトゥー除去について調べていると、「黒色はきれいに消えるのに、なぜ青色や赤色はもっと時間がかかるのだろう」と疑問に思う方が多いです。同じタトゥーでも、色によって消え方が異なるため、何回施術を受ければよいのか見当がつかず、もどかしく感じられますよね。
簡潔にお答えすると、Picoway(ピコウェイ)などのレーザーは色によって吸収しやすい光の種類が異なるため、比較的早く薄くなる色もあれば、回数がさらに必要な色もあります。黒色や濃い青色系は比較的反応が良く、黄色や黄緑色のような明るい色は厄介な部類に入ります。ただ、「1回で全部消える」「どの色も同じように抜ける」といった噂が混ざって広まっているため、色とレーザーの関係をあらかじめ知っておくと、回数や期待値を現実的に設定することができます。
> この記事は、合井(ハプチョン)にあるBeautystoneの施術情報をまとめたコンテンツです。
この記事を読むと
レーザーによるタトゥー除去が、インクのどの部分に作用するのかが分かります
色ごとに消え方がどのように異なるのかが分かります
色によって必要な回数が変化する流れが分かります
タトゥー除去の前に、どのような基準を確認すればよいのかが分かります
レーザータトゥー除去が作動する原理:光がインク粒子を砕きます
レーザータトゥー除去は、皮膚に入ったインクを一度に溶かすのではなく、強い光でインク粒子を細かく砕く方式です。細かく砕かれた粒子は、体内の免疫細胞によって少しずつ体外へ排出され、この過程が繰り返されることでタトゥーがだんだんと薄くなっていきます。このとき、色によってよく吸収する光の波長が異なるため、色に合った波長を使用することがインクを効果的に砕くポイントとなります。
波長*: レーザー光が持つ固有の長さの単位です。色ごとに吸収しやすい波長が異なるため、インクの色に合った波長を使ってこそ、粒子がきれいに砕けます。
実際に、黒色・青色・灰色系のインクが特定の波長によく反応し、タトゥー除去には通常複数回の施術が必要であるというレーザーの説明を見ると、色によって反応が分かれる理由が明確になります。Picoway(ピコウェイ)は非常に短い時間で強いエネルギーを照射してインクを細かく砕く方式であるため、色に合った波長を選んで使用することで、粒子をより細かく砕くことができます。

そのため、タトゥー除去は色を区別せずに一律で行うのではなく、色に合わせた波長と回数を設計することが重要な施術なのです。

色ごとの消えやすさ、どのような違いがあるでしょうか
同じレーザーで消す場合でも、インクの色によって反応が大きく異なります。色別の反応状況を分類すると、以下のような違いがあります。
インクの色 | 反応の程度 | 予想回数 |
|---|---|---|
黒色・濃い灰色 | よく反応する | 比較的少ない |
濃い青色・紺色 | 良好な方 | 普通 |
赤色・オレンジ色 | 中間 | 回数がさらに必要 |
黄色・黄緑色 | 難しい | 最も多く必要 |
この表は一般的な傾向であり、実際の反応はインクの種類や深さ、施術時期によって異なる場合があります。黒色が最もきれいに消えるのは、ほぼすべての波長の光を万遍なく吸収するためであり、黄色や黄緑色のような明るい色は吸収する光が限られているため、より多くの回数が必要になります。ひとつのタトゥーに複数の色が混ざっている場合、色ごとに消えるスピードが異なるため、黒い輪郭は先に薄くなる一方で、カラーの部分が残ってしまう段階が生じることもあります。そのため、多様な色が混ざったタトゥーほど、全体が整うまでに長い時間を要する傾向にあります。

色によって必要回数が変化する流れ
タトゥーは一度で消えることはなく、回数を重ねることで徐々に薄くなっていきます。回数に伴ってインクが薄くなる流れを描くと、おおむねこのような曲線になります。

施術回数は通常、数週間以上の間隔を空けて重ねていきますが、これは砕かれたインク粒子が体外へ排出され、皮膚が回復するために必要な時間を確保するためです。黒色中心のタトゥーは比較的少ない回数で薄くなりますが、明るい色が混ざっている場合やインクが濃く入っているタトゥーは、より多くの回数が必要です。同じ色でも、施術から年月が経ったタトゥーはインクが自然に薄くなっているため反応が早い場合があり、最近入れたタトゥーはインクが濃いためにより時間がかかることもあります。回数を重ねても変化がほとんど見られない場合は、インクの種類や深さを医療陣と改めて相談することをおすすめします。

なぜ合井(ハプチョン)Beautystoneなのでしょうか
合井(ハプチョン)Beautystoneでは、タトゥー除去を色の区別なく同じ設定で進めるのではなく、まずインクの色と深さを確認した上で波長と回数を設計します。Picoway(ピコウェイ)は色に応じた波長を幅広く選択して使用できるため、黒色の輪郭とカラーの部分で設定を分けて施術を行います。色が混ざったタトゥーは部分ごとに薄くなるスピードが異なるため、予想される回数や段階ごとの変化を、事前に正直にご案内しております。合井駅から徒歩でアクセスできる小さなクリニックですので、お一人おひとりのタトゥーの色や反応を見守りながら、次の施術設定を合わせていく細やかな対応が可能です。

タトゥー除去を行う前に確認しておくと良い基準
タトゥー除去を始める前に、いくつかの基準をあらかじめ確認しておくと、回数や期待値を現実的に捉えることができます。どのような点を確認すべきか、整理すると以下のようになります。
インクの色構成 — 黒色中心なのか、あるいはカラーが混ざっているかによって、予想される回数が大きく変わります
タトゥーを入れた時期 — 昔のタトゥーと最近のタトゥーではインクの状態が異なるため、反応スピードに差が生じます
インクが入っている深さ — 深く、濃く入っているタトゥーほど、回数が必要になります
肌の状態と部位 — 部位によって回復速度や色素反応が異なる場合があります
タトゥー除去は「〇回で終わる」と決めつけるより、これらの基準を事前に確認し、段階的な変化を見ながら治療を進めることで、期待と実際の結果とのギャップを減らすことができます。この記事は一般的な情報をまとめた内容ですので、ご自身の施術の適正や適切な回数の設定については、直接診療を行う医療陣と相談して決定するのが安全です。

よくある質問
Q. 黒いタトゥーは本当に他の色より早く消えますか?
A. はい、黒色はほぼすべての波長を万遍なく吸収するため、他の色よりも反応しやすい傾向にあります。そのため、黒色中心のタトゥーは比較的少ない回数で薄くなることが多いです。ただし、インクが深く入っている場合や面積が広い場合は、黒色であってもより多くの回数が必要となるため、深さと面積も合わせて確認する必要があります。
Q. 黄色や黄緑色は全く消えないのですか?
A. 全く消えないわけではありませんが、明るい色は吸収できる光が限られているため、黒色に比べて回数がはるかに多くかかる傾向にあります。色に合った波長を選んで使用することで徐々に薄くなりますが、完全に消えるまでには時間が多くかかる点を、あらかじめ考慮しておくことが望ましいです。色の構成に応じた予想回数は、カウンセリング時にご確認いただけます。
Q. 複数の色が混ざったタトゥーはどのように治療が進みますか?
A. 色ごとに薄くなるスピードが異なるため、黒色の輪郭が先に薄くなり、カラーの部分が残る段階が生じることがあります。そのため、複数の色が混ざったタトゥーは、部分ごとに設定を調整して施術を行い、全体がきれいになるまでに多めの回数を要します。段階的にどの色から抜けていくかを事前に説明を受けておくと、経過をより理解しやすくなります。
Q. 施術の間隔を数週間空けなければならないのはなぜですか?
A. レーザーで砕かれたインク粒子が体外へ排出され、皮膚の回復に必要な時間を確保するためです。十分な間隔を空けずに施術を行うと、肌への負担が大きくなり、効果も低下する恐れがあります。通常は数週間以上の間隔を空けて進め、正確な間隔については、部位や回復状態を見ながら医療陣と決定していくことになります。
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