ジェントルマックスプロプラスで顔の産毛は減る?色が薄い・細い毛の効果を解説
ジェントルマックスプロプラスで産毛が減るかは、毛の色と太さで分かれます。色の薄い毛が出力を上げても抜けにくい理由、755nmと1064nmの考え方、顔の硬毛化と韓国旅行中の日差し対策をまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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ジェントルマックスプロプラスで産毛が減るかどうかは、毛に色がどれだけ残っているかで答えが分かれます。黒や茶色が残る産毛でも太く濃い毛ほどの反応は期待しにくく、金色や白に近い産毛は変化が出にくい毛です。
そのため、ソウル旅行のついでに照射するなら「抜けるかどうか」より先に、どの部位の、どんな色の産毛に照射するかを決めておくと、回数と期待のずれを小さくできます。
「鼻下や頬の産毛を脱毛したのに、なくならない」「産毛の色が薄いけれど効くの?」と迷っている方へ。本記事では、産毛の効果を左右する色と太さ、755nmと1064nmの考え方、顔の産毛ならではの注意点を、医師の立場から解説します。
ジェントルマックスプロプラスで産毛は減る?色と太さで分かれる答え
産毛は、太く濃い毛(硬毛)に比べてレーザーに反応しにくい毛です。レーザー脱毛は、毛の黒い色素(メラニン)が光を吸収して熱に変わる仕組みを使うからです。
多毛症(毛が濃くなる症状)のレーザー治療をまとめたレビューでは、色素の多い硬毛のほうが産毛より反応がよいとされています。
そこで産毛は、「色」と「太さ」を分けて見ます。照射の前に、次の3点を部位ごとに確認しましょう。
色:黒・茶色が残っているか、金色・白に近いか
太さ:うっすら見える程度か、ある程度しっかりしているか
部位:鼻下・口周り・頬・あご下のどこか
色も太さもある毛ほど反応しやすく、どちらも乏しい毛ほど変化は出にくくなります。この3点を先に整理しておくと、「なくならない」と感じたときも、毛の色の問題なのか、回数の途中なのかを見分けやすくなります。

産毛の色が薄い・白い場合は?出力を上げても解決しにくい理由
金色や白に近い産毛は、出力(照射の強さ)を上げても解決しにくい毛です。レーザーが狙う色素そのものが少ないからです。
先ほどのレビューは、細く薄い毛は色素が少ないため、最適な出力で何度治療しても、太い硬毛ほどの結果は得にくいと述べています。
同じレビューは、メラニンがない、または少ない毛では、治療がうまくいかないことが多いとしています。
「出力を何段階まで上げられるか」という機械の数字より、照射する毛にどれだけ色があるかのほうが結果を左右する、というのが私の考えです。色がほとんどない産毛で回数を重ねても変化が乏しいときは、続けるかどうかを医師と相談し、レーザー以外の方法も含めて検討しましょう。

755nmと1064nm、浅く細い産毛にはどう考える?
浅いところに生える細い産毛では、波長(レーザーの光の種類)の考え方も太い毛とは変わります。ジェントルマックスプロプラスには755nmと1064nmの2つの波長があり、皮膚の中で届く深さが違います。
多毛症のレビューは、上唇のような部位では、産毛に含まれる色素が少なく、レーザーの光が吸収されにくいと指摘しています。
一方、腕の産毛に1064nmを照射した前向き研究では、産毛の減少について統計的に有意な効果は認められませんでした。
ただし人数も照射回数も少ない研究で、著者自身も、より高い出力や長いパルス幅を含めたさらなる研究が必要だとしています。
私は、毛がとても太い方や以前の脱毛で抜けにくかった方には、毛の根元も深いと考えて1064nmを混ぜて使います。浅く細い産毛には、この「深く届くから混ぜる」という理由は当てはまりにくいと考えています。
ジェントルマックスプロとプロプラスの違いを気にされる方もいますが、産毛が減るかどうかを大きく左右するのは、機種名より毛の色と太さ、そして波長の選び方です。

顔の産毛脱毛のリスクと注意点 硬毛化と日焼け
顔の産毛で知っておきたいのが、照射したあとにかえって毛が濃く・太くなる「硬毛化」です。
レーザーや光による脱毛の研究をまとめたメタ分析では、硬毛化は顔や首の部位と関連していたと報告されています。
同じメタ分析では、4つの研究のうち3つで、治療を続けるうちに硬毛化が徐々に改善したとされています。
レーザー脱毛を受けた7381人を調べた研究では、毎日日焼け対策をしていた人で硬毛化が有意に少なかったと報告されています。
同じ研究では、硬毛化が起きた25人のうち24人が、アレキサンドライトレーザーで照射を受けていました。
硬毛化が心配な方は、産毛しか生えていない頬やあご下まで広く照射するか、気になる鼻下・口周りに絞るかを、照射の前に決めておきましょう。
照射のあとに赤みが出ることもあります。赤みや腫れが日ごとに強くなる、水ぶくれができたといった場合は、自己判断で様子を見ず、早めに医師へご相談ください。

韓国旅行の日程の中で顔の産毛脱毛を受けるには
静脈麻酔(眠った状態にする麻酔)を使った日を除けば、施術後の飛行機の予定を理由に照射を延ばす必要はない、というのが私の判断です。
気をつけたいのは日差しです。美容機器の標準手順をまとめた論文では、施術の前後1週間は旅行の予定、とくに直射日光を多く浴びる活動を避けるよう患者に伝えるとしています。
顔は日差しを避けにくい部位です。ソウル滞在中に照射するなら、屋外の観光が多い日と照射日を離し、帽子と日焼け止めで顔を守りましょう。照射のあとに写真を撮る予定がある方は、日程を決める前にご相談ください。
産毛は回数を重ねる施術なので、1回の渡航で終わるものではありません。それでも1回目の照射で、その産毛がどれくらい反応するかを確かめられることには意味があります。次の渡航で同じ範囲を続けるか、範囲を絞るかを決める材料になるからです。
帰国後に赤みや毛穴のぶつぶつが気になるときは、写真を添えてLINEでご相談いただけます。腫れや痛みが強いなど症状がはっきりしている場合は、まず日本の医療機関を受診してください。

まとめ:産毛は「色」と「太さ」で照射する範囲を決める
ジェントルマックスプロプラスで産毛が減るかどうかは、毛に残る色と太さで変わります。色がほとんどない産毛は出力を上げても解決しにくく、浅く細い毛では波長の考え方も太い毛とは違います。
ただし、顔の産毛には硬毛化や日焼けによるリスクもあるため、照射する範囲と日程は日差しまで含めて決めることが大切です。ご自身の毛と肌の状態を理解し、医師と相談して決めましょう。
照射の前には、気になる部位の産毛に黒や茶色が残っているか、その部位に755nmと1064nmのどちらを使うか、頬やあご下まで範囲を広げるか、の3つを確認してください。
ご相談は、ビューティーストーン医院(ソウル・合井)のLINEで承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のメッセージは「顔の産毛(鼻下・口周り)が気になっています。◯月◯日から◯日までソウルにいます」と書き、明るい場所で撮った産毛の写真を添えれば十分です。「産毛がなくならない」という方も、お気軽にご相談ください。












