ポテンツァ施術後に炎症後色素沈着(PIH)が起きる理由と、夏の紫外線対策・ダウンタイム中のケア方法をまとめました。
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Author
Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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「ポテンツァを受けた後、肌が黒くなってしまった」「夏に施術して後悔するかも」などのお悩みをお持ちではないでしょうか。ポテンツァはマイクロニードルと高周波RF(ラジオ波)を組み合わせた施術で、毛穴・ニキビ跡・くすみに高い効果が期待できます。一方、施術後の肌は一時的に炎症状態になるため、紫外線を受けると炎症後色素沈着(PIH)が生じやすくなる場合があります。本記事では、PIHが起きるメカニズムと、夏の紫外線シーズンに色素沈着を防ぐケアプロトコルについて詳しく解説します。
ポテンツァ後に炎症後色素沈着が起きやすい理由
ここでは、PIHがどのようなメカニズムで発生するかを紹介します。

ポテンツァのマイクロニードルが皮膚に微小な穿刺を行い、RF熱エネルギーが真皮層に届くことで、コラーゲン生成が促進されます。この過程で皮膚は一種の制御された炎症状態になります。この炎症シグナルを受けて、表皮内のメラノサイト(色素細胞)が活性化し、メラニンを過剰に産生することがあります。これが炎症後色素沈着(PIH)の基本的な仕組みです。
特に紫外線はメラノサイトへの追加刺激となります。紫外線(UVA・UVB)が炎症中の肌に当たると、メラニン産生がさらに加速される場合があります。米国皮膚科学会(AAD)は、紫外線防御が色素沈着予防の最重要手段であると明示しています。施術後1〜2週間は、肌のバリア機能が低下した状態が続くため、日焼け止めの徹底はとりわけ大切です。
PIHが起きやすいのは: ニキビ跡・くすみなどの色素変動歴がある肌 / 日焼けしやすいタイプ / ダウンタイム中の紫外線暴露
夏にポテンツァを受ける際のリスクと注意点
夏は紫外線量が1年で最も多い季節です。ポテンツァ後のダウンタイム(赤み・微細な点状かさぶた)は通常3〜7日程度で治まることがほとんどですが、この時期に紫外線を受けると色素沈着リスクが高まります。
施術後の肌への刺激を最小化するために、以下の点に注意が必要です。
日焼け止めの早期使用: 施術翌日からSPF50+・PA++++のノンケミカル系(紫外線散乱剤)日焼け止めを必ず使用してください。刺激の少ないミネラルタイプが推奨されます。
直射日光の回避: 施術後1〜2週間は、日中の外出を最小限にしましょう。外出する際は日傘・帽子・サングラスの活用を検討してください。
物理的遮光: 日焼け止めだけでは不十分なケースもあります。衣類や日傘による物理的な遮光を併用することが重要です。
夏の屋内でも紫外線は窓を通してUVAが入ります。曇りの日でも紫外線は散乱しており、無対策での外出はリスクとなる場合があります。米国皮膚科学会(AAD)の解説によれば、曇天でも紫外線の最大80%が到達するとされています。

ポテンツァ後のPIH予防ケアプロトコル
施術後のケアを時系列で確認しましょう。
時期 | 推奨ケア | 避けるもの |
|---|---|---|
当日〜翌日 | 保湿剤(処方アズレン軟膏など)の塗布・洗顔は低刺激のもので優しく | 日焼け・激しい運動・サウナ |
2〜3日目 | SPF50+ PA++++ 日焼け止め使用開始・鎮静保湿継続 | ピーリング・レチノール・ビタミンC高濃度製品 |
1週間後 | かさぶた(微細点)が自然脱落したらスキンケア段階的に再開 | 自分でかさぶたをこすり取る・強いマッサージ |
1ヶ月後以降 | 医師の指示のもとでレチノール・ビタミンC誘導体の再開が可能 | 強い刺激成分の再開は医師に確認を |
ただし、PIHが発生した場合でも、大部分は数週間から数ヶ月で自然に薄くなることが多いです。長引く場合は速やかに医師へご相談ください。色素沈着が改善しない場合は、ビタミンC導入やイオントフォレーシス、トーニングレーザーとの組み合わせが選択肢となる場合があります。
ポテンツァ後のリスク・副作用について
ポテンツァは一般的に安全性の高い施術とされていますが、リスクを正しく理解することが大切です。
よく見られる一時的な反応として、施術直後の赤み・腫れ・点状の内出血・微細なかさぶたがあります。これらは通常3〜7日程度で治まることがほとんどです。ただし、長引く場合や赤みが広がる場合は速やかに医師へご相談ください。
色素沈着(PIH)は適切なケアで予防できる可能性がありますが、肌の状態・紫外線暴露・施術の深さによって個人差があります。また、まれに感染症・瘢痕形成・色素脱失が起きる可能性があります。施術前に医師へ既往症・服用中の薬についてお伝えください。
ポテンツァを受けられない、または慎重に検討が必要な方:
妊娠中・授乳中の方
ペースメーカーなど体内金属機器をお持ちの方
活動性の感染症・ニキビ炎症が強い時期
ケロイド体質の方
免疫抑制剤を服用中の方

夏のポテンツァを成功させる選び方のポイント
夏の施術でも適切なケアを行うことで、PIHリスクを低減できる可能性があります。以下の点を施術前に確認しましょう。
日程選び: できれば外出が少ない時期・週に合わせて施術日を設定しましょう。施術後1週間は特に紫外線ケアが重要です。
アフターケア物品の準備: SPF50+ PA++++ 日焼け止め(ノンケミカル・ミネラルタイプ)・鎮静保湿剤を施術前に用意しておくと安心です。
施術後の質問を怠らない: 施術後にダウンタイムの注意事項を医師・スタッフに必ず確認してください。色素沈着の既往がある方は施術前に相談することをおすすめします。
冬の方が紫外線量が少なくPIHリスクはやや低いとされていますが、夏でも適切なケアを行えばポテンツァを受けることは十分可能です。個人差はありますが、通常のケアで良好な結果が期待できます。
まとめ
ポテンツァ後の炎症後色素沈着(PIH)は、施術によって一時的に活性化したメラノサイトが、紫外線刺激でさらにメラニンを産生することで起きやすくなります。日焼け止めの徹底・物理的遮光・低刺激ケアを組み合わせることで、夏の施術でもPIHリスクを下げられる可能性があります。
ただし、PIHのリスクや対処法は肌状態によって個人差があるため、施術前に医師と十分に相談して決めることが大切です。
ソウル・ハプチョンのBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「ポテンツァ後の色素沈着が心配」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. ポテンツァ後の色素沈着はどのくらいで消えますか?
A. 個人差はありますが、適切なケアを行えば数週間〜2〜3ヶ月程度で自然に薄くなることが多いです。紫外線ケアを徹底することが回復を早める鍵となります。長引く場合は医師へご相談ください。
Q. ポテンツァのダウンタイム中に日焼け止めはいつから使えますか?
A. 施術翌日からの使用が推奨されます。刺激の少ないミネラル系(紫外線散乱剤)のSPF50+・PA++++製品をご使用ください。化学系(紫外線吸収剤)は敏感になった肌に刺激になる場合があるため、医師の指示に従ってください。
Q. 夏にポテンツァを受けるのは避けた方がいいですか?
A. 紫外線量が多い夏はPIHリスクがやや高まる傾向がありますが、施術後の適切な遮光ケアを徹底することで夏でも施術を受けることは可能です。施術後の外出が少ない時期に合わせて日程を調整し、日焼け止め・日傘・帽子を組み合わせた対策をとることをおすすめします。
Q. ポテンツァ後にレチノールやビタミンCはいつ再開できますか?
A. 一般的に施術後1ヶ月程度は強い刺激成分は控えることが推奨されます。肌の回復具合によって異なるため、再開のタイミングは必ず担当医師に確認してください。









