韓国ハイフの回数は受ける前ではなく、ウルセラプライム1回目の戻り方で決まります。1回で区切る方と6〜12ヶ月以内に2回目を置く方の見極め方、次の1回を置く時期をご案内します。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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韓国でハイフを受けようと調べていると、「結局1回で終わるの?」というところで手が止まりませんか。先にお答えすると、回数は受ける前に決まるものではなく、1回目のあと2〜3ヶ月ほど経ってからの戻り方を見て決まります。日本でもハイフはすっかり身近な施術ですが、渡航して受ける場合は「何回か」よりも「いつ評価して、いつ次を置くか」のほうが現実的な問題になります。
この記事は、ソウル・ホンデ(弘大)で診療しているビューティーストーン医院(Beautystone)が、ウルセラプライムの回数設計を経過の見かたから整理したものです。1回で区切って次を先に延ばす方と、6〜12ヶ月以内に2回目を置く方が分かれる理由、そのあいだの過ごし方、次の1回を決める材料までを順にご案内します。変化の出かたには個人差がありますので、目安としてお読みください。
回数を先に決めない理由 — ウルセラプライムは2〜3ヶ月後にはじめて評価できます
ウルセラプライムは、マイクロフォーカス超音波(MFU)で皮膚の深い層に熱を届ける施術です。当てたその場で引き上がるのではなく、熱を受けたコラーゲンが作り替えられていく過程で、輪郭の印象が少しずつ変わっていくとされています。ですから「1回で足りたのかどうか」は、施術台の上ではまだ誰にも分かりません。
マイクロフォーカス超音波の作用機序をまとめた臨床レビューによると、この技術は真皮の深い層とSMAS層をおよそ1.5・3.0・4.5mmの深さで刺激し、熱でコラーゲンが変性・収縮したあとに新しいコラーゲンの生成が始まるとされています。変化が数ヶ月かけて積み上がるのは、この順番があるためです。
当日から数日:熱を受けた部分に赤みやほてりが出る方がいますが、数日で落ち着くことが多いです
1ヶ月前後:まだ判断材料が足りない時期です
2〜3ヶ月:最初の変化を感じ始める方が多く、ここがはじめての評価時点になります
その後:数ヶ月かけて落ち着いていきます。回復の速さには個人差があります

この順番を知らないまま「1ヶ月経っても変わらないから、もう1回」と急いでしまうと、1回目の答え合わせができないまま2回目を重ねることになります。何回と先に約束できる性質のものではない点は、カウンセリングの最初にお伝えしています。
「ハイフ」と呼ばれる機器はひとつではありません — 超音波とRFの線引き
日本で「ハイフ」と言えば超音波の施術を指しますが、韓国のクリニックのメニューでは超音波の機器と高周波(RF)の機器が同じ「たるみ治療」の棚に並んでいることが多く、名前だけでは見分けがつきにくいことがあります。回数の考え方は機器のカテゴリーで前提が変わるので、どちらを受けるのかを最初にはっきりさせておきましょう。
分類 | 代表的な機器 | はたらきかけ方 |
|---|---|---|
超音波(ハイフ) | ウルセラ / ウルセラプライム / シュリンク | 一点に集めた超音波の熱を、深い層に点で届けます |
高周波(RF) | サーマジ / インモード / オリジオ | ハイフではなく高周波の機器です。熱の届き方が異なります |

ここで押さえておきたいのは、サーマジ・インモード・オリジオはRF(高周波)の機器で、ハイフとは別のカテゴリーだという点です。「韓国でハイフを受けた」と思っていた施術が、実はRFだったという取り違えは珍しくありません。そうなると回数の目安も、次を置く時期の話も前提から変わってしまいます。当院のカウンセリングでも、まずこの線引きの確認から始めています。

ウルセラプライムはこのうち超音波の側で、表情筋と皮膚をつなぐSMAS(スマス)という薄い膜の層と、その手前にある真皮の深い部分に熱を届けます。引き上げの土台になる層まで届く分、変化はゆっくり積み上がる傾向があります。
1回で区切る方と2回に分ける方 — 分かれ目は「戻り方」に出ます
評価の時期を過ぎたころ、経過はおおむね次の3つのどれかに寄っていきます。当院ではこの戻り方を見てから、次の回数と時期を決めています。
2〜3ヶ月で変化を感じ、そのまま落ち着いている:1回で区切り、次は12〜18ヶ月後を目安に置きます
変化は出たものの、半年前後で戻りを感じ始めた:6〜12ヶ月以内に2回目を置くと安定しやすい傾向があります
評価の時期を過ぎても読み取りにくい:回数を足す前に、当てた範囲や深さ、これまでのリフティング歴を見直します

背景にあるのは、皮膚の厚み、コラーゲンの回復の速さ、これまでにコラーゲンを刺激する施術をどれだけ受けてきたか、といった条件です。30代後半から40代半ばで、フェイスラインの輪郭がぼやけ始めた程度の段階であれば、1回でも読み取れる変化が出るケースが少なくありません。反対に、50代以降でたるみがはっきりしている場合や、以前のリフティングの効果が早く戻った経験がある場合は、2回に分けたほうが結果が安定しやすいとされています。
米国皮膚外科学会の資料では、コラーゲンの生成を促す施術の結果は通常3〜6ヶ月かけて段階的に現れ、回復力には個人差があると案内されています。2回目を6ヶ月前後より後に置くのは、1回目で刺激されたコラーゲンが出そろってから重ねるためです。逆に3ヶ月以内に2回目を入れてしまうと、1回目の答えが出る前に条件が変わり、どちらがどう働いたのかを評価しにくくなります。
「良くなっていれば間隔を延ばし、戻りが早ければ縮める」。回数はこの原則で前後します。2回を提案されたから足りなかった、1回で区切ったから軽く済んだ、という話ではなく、戻り方に合わせて次を置いているだけだとお考えください。
回数を足す前にできること — 次の1回までの過ごし方と受診の目安
2回目を置くかどうかと同じくらい、そのあいだをどう過ごすかで戻り方は変わってきます。コラーゲンを早く失わない生活が、結果として回数を増やさない方向に働くと考えられています。
日焼け止め:紫外線はコラーゲンの分解を早める要因とされています。曇りの日や室内の窓際も含めて、毎日の習慣にしてください
睡眠と食事:コラーゲンの合成にはたんぱく質とビタミンCが必要です。極端な食事制限は避けましょう
6ヶ月以降の組み合わせ:スキンブースターなどコラーゲンを刺激する施術を重ねると、結果が積み上がりやすくなります
喫煙と過度の飲酒:どちらもコラーゲンの分解を早める要因とされています

あわせて、受診の目安もお伝えしています。施術直後の赤みやほてり、当てた部分のわずかな腫れは数日で落ち着くことが多く、よくある経過です。ただし、腫れや痛みが日ごとに強くなる、しびれるような感覚が数週間残るといった場合は、自然に治まるのを待たずに早めに診察を受けてください。ご帰国後に気になる変化が出た場合も、まずはご連絡いただければ状況をうかがいます。
米国皮膚科学会の資料では、美容医療を受ける前に回復の見通しや期待できる結果を医師にあらかじめ確認しておくことが、安全を左右する段階だと案内されています。次の1回を置く時期も同じで、コラーゲンの残り方が半分ほどに落ち着く時期(目安として12〜18ヶ月)より前に次の刺激を重ねるほうが、積み上げの面では効率的とされています。
次の1回をどこで決めるか — 韓国で受ける方のスケジュールと費用の考え方
費用については、「1回いくら」だけを比べても総額は読めません。総額を分けているのは、回数、当てる範囲(フェイスラインとあご下までなのか、額やほうれい線まで含めるのか)、そして前回の記録が残っているかどうかの3つです。同じ機器でも範囲が変われば金額は変わりますし、クリニックによっても異なりますので、具体的な金額はカウンセリングでご確認ください。
3つ目の「記録」は見落とされがちですが、回数に直結します。前回どの範囲に、どの設定で当てて、そのあとどう戻ったか。ここが残っていれば、次の1回で同じ条件をもう一度なぞらずに済みます。当院では回数ごとに当てた範囲と反応を記録に残し、次の回に反映するよう心掛けています。記録がないまま回数だけを重ねると、確かめのための1回が増えてしまうことがあります。

ビューティーストーン医院は、ソウルのホンデエリア、ハプチョン(合井)駅から歩ける距離にある小さなクリニックです。経過を見るために少し立ち寄る、という使い方がしやすい距離感で、渡航の予定に合わせて次の1回の置き方をご相談いただけます。
1回で十分かどうかは、前回の時期、当てた範囲、戻りの体感という3つがそろえば、渡航前でもかなり絞り込めます。LINEで日本語のままご相談いただけますので、その3つを添えてメッセージをお送りください。次の1回をいつ置くか、一緒に組み立てていきましょう。
よくある質問
韓国での滞在中に、1回目と2回目をまとめて受けられますか?
短い間隔で重ねることはおすすめしていません。3ヶ月以内に2回目を入れると1回目の変化が出そろう前になり、どこまで働いたのかを評価しにくくなるためです。2回に分ける場合は6〜12ヶ月以内が目安で、次の渡航に合わせて日程を組む方が多いです。
1回目と2回目のあいだに、ほかのコラーゲンを刺激する施術を受けても大丈夫ですか?
6ヶ月以降にスキンブースターなどを組み合わせると、結果が積み上がりやすくなるとされています。ただ、同じ時期にいくつも重ねると、どれがどう働いたのかが読み取りにくくなります。いま受けているものを教えていただいたうえで、順番と間隔をご相談させてください。
次の回数を決めるために、自分で残しておくとよい記録はありますか?
施術前と、2〜3ヶ月後、半年後の3つの時点で、同じ明るさ・同じ角度の写真を撮っておくと比べやすくなります。あわせて、当てた範囲と、戻りを感じ始めた時期をメモしておいてください。
日本でハイフを受けたことがある場合、韓国では回数を数え直しますか?
単純に足し算はしません。前回がいつで、どの機器で、どの範囲だったか、そしてそのあとどのくらいで戻ったか。この戻り方のほうが判断材料になります。以前のリフティングの効果が早く戻った経験がある方には、2回に分ける組み立てをご提案することもあります。











