ウルセラ後の洗顔・メイク・運動は、日数より赤み・腫れ・押したときの痛みで判断します。効果がいつから分かるかと、ソウル旅行中の飛行機・写真・帰国後の相談までまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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ウルセラプライムの後は、こすらないやさしい洗顔なら早いうちから続けてよく、メイクは赤みと押したときの痛みが落ち着いてから、汗をかく運動やサウナは腫れと熱っぽさが引いてから戻すのが目安です。効果は施術直後に完成するものではなく、数か月かけて変わっていくため、数週間で判断しないことが大切です。
ソウル旅行の日程に施術を入れると、「翌日の観光でメイクできるか」「帰りの飛行機は大丈夫か」「効果はいつ分かるのか」が気になる方は多いでしょう。本記事では、洗顔・メイク・運動を戻す順番と判断のサイン、効果が見え始める時期、旅行日程の中での過ごし方を、施術を設計する医師の立場から解説します。
洗顔とメイクはいつから?日数より「3つのサイン」で決めます
洗顔とメイクの再開は、日数で一律に決めるより、赤み・腫れ・押したときの痛みの3つを見て判断するのがおすすめです。
ウルセラは、超音波の熱を皮膚の表面ではなく、決まった深さに点状に集める施術です。そのため、表面にかさぶたができるレーザー治療とは、洗顔の考え方が少し違います。
あごのラインとあご下のたるみがある女性22人を調べた研究では、表皮からの水分蒸散量・肌の水分量・赤みの数値に、施術前と比べて短期でも長期でも有意な差がありませんでした。
肌のバリアが大きく崩れる施術ではない、という手がかりの一つです。ただし対象は白人女性で人数も少ないため、どなたにも同じ経過を約束するものではありません。
洗顔:ぬるま湯で泡をのせて流すだけにとどめ、タオルは押さえるように使ってください。
スキンケア:保湿と日焼け止めは続けましょう。ピーリングやスクラブ、レチノールなど刺激の強いものは、赤みが引くまでお休みしてください。
メイク:押したときの痛みと赤みが落ち着いてからが目安です。最初はスポンジでこすらず、軽くたたくようにのせましょう。

運動・サウナ・飲酒の注意点は?熱と腫れが引くまで控えます
汗をかく運動やサウナ、長風呂、飲酒は、顔の腫れや熱っぽさが残っているうちは控え、引いてから少しずつ戻すのが目安です。
施術部位には一時的なむくみが出ることがあります。先ほどの研究では、施術部位の真皮のむくみが3日後に見られ、4週目までに完全に消えていました。
体を温める行為は血流を増やすため、腫れや赤みが長引く一因になる可能性があります。腫れが目立つ間は避けたほうが安心です。
観光の徒歩移動や軽い散歩:体調を見ながら普段どおりで構いません。
ジョギング・筋トレ・ホットヨガ:顔の熱っぽさと腫れが引いてから再開しましょう。
サウナ・チムジルバン・長風呂:腫れが落ち着くまでは控えてください。
飲酒:顔がほてりやすい方は、腫れが引くまで量を控えめにしましょう。
フェイスラインを強く押すマッサージやエステも同じ考え方です。押して痛む間は避けてください。

ウルセラの効果はいつから?数週間で判断しないほうがよい理由
ウルセラの変化は、施術直後よりも数か月かけて少しずつ見えてくることが多く、効果の判断は施術から数か月たってから行うのが基本です。
ここは、あまり説明されないポイントです。前述の研究では、皮膚の弾力の測定値が4週目にはいったん有意に下がり、12週目と24週目には有意に上がっていました。
施術から数週間の時期は、肌の中ではまだ回復と作り替え(リモデリング)の途中にあると考えられています。この時期に「変わらない」と感じても、それだけで結果を決めるのは早いでしょう。
変化の大きさは、たるみの程度や皮膚の厚み、どの層にどれだけ照射したかによって変わります。変化を落ち着いて見るには、比べる時期を先に決めておくことが、照射の設計と同じくらい大切です。
旅行中に受ける方は、施術前に正面と斜めの写真を同じ明るさで残しておきましょう。数か月後に同じ条件で撮り直すと、変化を落ち着いて比べられます。

副作用のリスクは?赤み・腫れ・内出血と受診のサイン
ウルセラ後によく見られる反応は赤み・むくみ・腫れ・内出血・押したときの痛みで、多くは時間とともに落ち着きますが、強まっていく症状は受診のサインです。
42件の研究をまとめたメタ解析では、よく見られた有害事象として赤み・むくみ・腫れ・内出血・圧痛が挙げられ、いずれもおおむね軽度から中等度でした。
メイクで困りやすいのは内出血です。内出血がある部分は、こすらずにコンシーラーを軽くのせる程度にとどめましょう。
次のような場合は、自己判断で様子を見続けず、医師に相談してください。
腫れや痛みが日ごとに強くなっている
赤みが広がる、熱をもつ、膿のようなものが出る
しびれや、表情の動かしにくさが続く
内出血が広がり続ける

旅行日程の中で:飛行機・観光の写真・帰国後の相談
睡眠麻酔を使った日を除けば、施術後の飛行機の予定を理由にウルセラを先延ばしにする必要はない、というのが私の判断です。
観光の写真については、ウルセラは300ショット前後までなら、腫れが外からほとんど分からないことが多いです。ショット数が増えると変わることがあるため、写真の予定がある方は相談のときに伝えてください。
日程の組み方は2つあります。写真の予定が後半に多いなら滞在の前半に、観光を優先したいなら帰国の前日に受ける方法です。数日の滞在でショット数が300前後なら、どちらでも旅行の予定を大きく変える必要はないことが多いでしょう。
一度の滞在で受ける意味もあります。ウルセラは一度で大きく形が変わる施術ではなく、少しずつ以前の姿に近づいていく方向の変化なので、短い旅行の中でも計画しやすい施術です。
帰国後に気になる変化があれば、患部の写真を添えてLINEでご相談いただけます。ただし、強い痛みや広がる赤み、発熱など明らかな異常がある場合は、まず日本の医療機関を受診してください。

まとめ:日常は「サイン」で戻し、効果は数か月後に比べる
ウルセラプライムの後は、こすらない洗顔から始め、メイクは赤みと押したときの痛み、運動やサウナは腫れと熱っぽさが落ち着いてから戻すのが目安です。効果は数週間ではなく、数か月かけて判断します。
ただし、腫れや内出血の出方には個人差があり、強まっていく症状は放置しないことが大切です。ご自身の肌状態を理解し、医師と相談して決めましょう。
見落とされやすいのは、比べる時期です。施術前の写真を正面と斜めから同じ明るさで残し、数か月後に同じ条件で撮り直してみてください。最初の数週間の印象だけで判断しないことが、結果を落ち着いて見るためのポイントです。
ソウル・合井のビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のメッセージは「○月○日〜○日にソウルに滞在予定です。ウルセラを受けた場合の帰国日までの過ごし方と、写真の予定について相談したいです」のように送っていただくと、話が早く進みます。











