顔の脂肪移植後にインモードFX(高周波リフティング)を受けると、移植した脂肪が溶けてしまうのか不安な方へ。生着の段階別に安全な施術間隔をまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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「脂肪移植をした後、インモードFXでリフティングもしたい」——そんなご相談は、ソウル・ハプチョンのBeautystoneクリニックでもよくいただきます。
気になるのは、高周波(RF)の熱が移植した脂肪に影響を与えないか、という点ではないでしょうか。結論から申し上げると、移植脂肪の生着が完了しているかどうかで、リスクの度合いが変わります。
本記事では、脂肪移植後にインモードFXを安全に受けるための待機期間と、判断の根拠について詳しく解説します。
インモードFXとは——RFリフティングの仕組み
ここでは、インモードFXがどのように肌に働きかけるかを解説します。
インモードFX(InMode FX)は、高周波(RF:Radio Frequency)エネルギーを皮下組織に届け、真皮層のコラーゲン産生を促すリフティング施術です。ハンドピースを肌に当てると、熱エネルギーが真皮深部から皮下の浅層へと伝わり、引き締め効果が期待できます。
インモードFXの特徴は、表皮を冷却しながら真皮〜皮下組織に選択的に熱を届ける点にあります。これにより、表面のダメージを抑えながら、たるみ改善をサポートすると考えられています。

脂肪移植後にRF熱が与える影響
脂肪移植後の組織状態は、施術からの経過時間によって大きく変化します。
脂肪移植では、自身の脂肪細胞を採取・精製して注入します。注入された脂肪が生き残るためには、周囲の組織から新たな血管が伸び込んで栄養供給される「生着」というプロセスが必要です。
この生着が完了していない段階では、脂肪細胞はまだ不安定な状態にあります。高周波の熱エネルギーが加わると、血流が乏しい環境下での追加ダメージとなり、脂肪の生存率に影響を与える可能性があります。一方で、生着が十分に完了した後の脂肪は、周囲組織と一体化しているため、適切なエネルギー設定のRF施術への耐性が向上すると考えられています。
脂肪の生着メカニズムについては、PMCに掲載された研究(PMC11282510)でも脂肪移植後の組織再構築プロセスが報告されています。ただし、RF施術との相互作用については個人差が大きく、一律の判断は難しいとされています。
待機期間の目安——生着段階別の考え方
以下では、脂肪移植後の経過段階ごとに、インモードFX施術の可否について解説します。
移植直後〜1ヶ月:生着が始まる準備段階。RF施術は避けることが推奨されます。
1〜3ヶ月:生着が進行中。まだ不安定な時期であり、基本的には待機が必要です。
3〜6ヶ月:生着がほぼ完了する方が多い時期。医師の診察で状態を確認したうえで検討できる段階です。
6ヶ月以降:多くのケースで生着が安定していると判断されます。ただし、施術量や個人差によって異なる場合があります。
個人差はありますが、一般的には脂肪移植から最低でも3〜6ヶ月の待機期間を設けることが多いです。最終的な判断は、移植した脂肪の量・部位・生着状況を直接確認できる医師との相談が不可欠です。

インモードFX後のリスクと副作用——知っておくべき注意点
脂肪移植後のインモードFXに限らず、高周波リフティング一般として生じる可能性のある副作用を整理します。
施術直後に赤みや軽い腫れが生じる場合がありますが、多くの場合、数日〜1週間程度で落ち着くことがほとんどです。症状が長引く場合は、速やかに医師へご相談ください。
脂肪移植後の特有リスクとして、以下の点が挙げられます。
生着不完全な脂肪へのRF熱が脂肪吸収を促進する可能性があります。
移植部位の腫れや炎症が通常より長引く場合があります。
脂肪の定着量が減少し、ボリュームの非対称が生じる可能性があります。
以下に該当する方は、特に慎重な対応が必要です。
脂肪移植から6ヶ月未満の方
移植量が多い方や複数部位への移植を受けた方
生着状況が不安定と医師に指摘されている方
自己判断でのRF施術は避け、必ず執刀医または経験豊富な医師への相談を行ってください。

まとめ——脂肪移植後のインモードFXは「生着完了後」が基本
脂肪移植後にインモードFXを受ける場合、移植脂肪の生着が完了しているかどうかが最大の判断ポイントです。高周波の熱は、生着が終わった安定した脂肪と、まだ生着途中の不安定な脂肪とでは影響の度合いが異なります。
ただし、生着の完了時期には個人差があり、脂肪の種類・量・注入部位によっても異なります。一般的な目安として3〜6ヶ月の待機が多いですが、医師が実際の状態を診察したうえで判断することが大切です。
ご自身の回復状態をしっかりと把握し、医師と相談して安全なタイミングを決めることをおすすめします。
ソウル・ハプチョンのBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「脂肪移植後のリフティングを検討している」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 脂肪移植後、インモードFXはいつから受けられますか?
A. 一般的には脂肪移植から最低3〜6ヶ月の待機が目安とされています。ただし生着状況には個人差があるため、必ず医師の診察を受けたうえで判断することが大切です。
Q. インモードFXのRF熱で移植した脂肪は溶けてしまいますか?
A. 生着が完了していない時期にRF熱を加えると、脂肪の生存率に影響を与える可能性があります。生着が安定した後は影響が少なくなると考えられていますが、部位や施術量によって異なります。
Q. 脂肪移植とインモードFXを同日に受けることはできますか?
A. 同日の実施は一般的には推奨されていません。脂肪移植直後は組織が非常に不安定な状態にあるため、RF施術は生着完了後に改めて検討するのが安全です。
Q. インモードFXのダウンタイムはどのくらいですか?
A. 通常は赤みや軽い腫れが数日〜1週間程度続く場合があります。脂肪移植後の施術では回復に通常より時間がかかる可能性もあるため、施術前に医師と十分に相談してください。












