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和彫りのタトゥー除去、レーザーはどれも同じ?誤解を解説

和彫りのタトゥー除去、レーザーはどれも同じ?誤解を解説

和彫りのタトゥー除去、レーザーはどれも同じ?誤解を解説

和彫りのタトゥー除去をめぐる3つの誤解を、レーザーの種類やセッション数の予測、副作用のリスクをもとにやさしく整理しました。

タトゥー除去について調べると、「一度で」「どんな色でも」といった言葉が目に入りやすいものです。そのため、和彫り*のように大きく色数の多いタトゥーも、どこで受けても同じように消えるだろう、と考えてしまいがちです。

和彫り(わぼり)*: 日本の伝統的な刺青のことです。大きく色数が多く、インクが皮膚の深くまで濃く入っているケースが多く見られます。

 

先に結論をお伝えすると、タトゥー除去をめぐるいくつかの誤解を解くだけでも、なぜ経験のある医師に受けることが大切なのかが見えてきます。タトゥーはインクが層になって入っているため、何度かに分けて体が排出していく過程であり、色や深さ、肌のタイプによって反応が異なるため、思うほど単純ではありません。

 

この記事でわかること

  • タトゥー除去のレーザーが同じではない理由がわかります

  • 「何回で終わる」という言葉に慎重になるべき理由を理解できます

  • タトゥー除去の副作用が施術者の技量で分かれるポイントがわかります

  • 和彫りを長い目で見て進めるべき理由がわかります

 

誤解その1:レーザーはどれも似たようなもの?

レーザーはどれも似たようなものと思われがちですが、種類によって色素を砕く方法とスピードはかなり異なります。波長とパルスの長さによって、色素をどれだけ細かく砕けるかが変わってくるためです。ピコ秒*レーザーはナノ秒レーザーより、多色タトゥーの色素を数倍細かく砕き、光音響方式のため周囲の熱ダメージが少ないという研究があります。ピコウェイが、このピコ秒系の機器です。

ピコ秒(picosecond)*: 1兆分の1秒という、ごく短いレーザーパルスの単位です。色素を細かく砕くのに有利です。

 

和彫りのように複数の色が混ざったタトゥーでは、この違いがより大きく感じられます。色ごとに反応しやすい波長が異なるためです。

項目

ナノ秒レーザー

ピコ秒レーザー

パルスの長さ

10億分の1秒

1兆分の1秒

色素の破砕

熱が中心

光音響が中心、より細かく

多色への反応

限られやすい

相対的に有利です

誤解その1:レーザーはどれも似たようなもの?

 

 

誤解その2:何回かで消えてなくなる?

1〜2回で終わると期待される方は多いのですが、大きく色数の多いタトゥーほど、回数は長くなりやすい傾向があります。漠然とした期待の代わりに、客観的な指標で見当をつける方法があります。肌のタイプ・部位・色・インク量・傷あと・インクの層という6項目を点数化し、必要なセッション数と関連づけるKirby-Desaiスケール*で、平均およそ10回(3〜20回の範囲)との相関が報告されています。

Kirby-Desaiスケール*: タトゥー除去に必要なおおよそのセッション数を予測するために提案された、点数化の仕組みです。

 

点数が高いほど回数が増える傾向があり、和彫りは点数が高く出やすいといえます。以下は、セッションが進むにつれてインクが薄くなっていくおおよその流れです。

セッションが進むにつれてインクが薄くなるおおよその流れ誤解その2:何回かで消えてなくなる?

 

 

誤解その3:安全だからどこで受けても同じ?

タトゥー除去が比較的安全な施術であるのは確かですが、副作用がまったくないわけではありません。淡い色のタトゥーが施術後にかえって黒く変化する逆説的黒化*が起こることがあり、傷あとや色素沈着といった永続的な副作用が現れる場合もあり、肌の色が濃いほどリスクが高まるという点が報告されています。

逆説的黒化(paradoxical darkening)*: 淡い色や肌色のタトゥーが、レーザー後にかえって暗く変化する現象のことです。

 

こうしたリスクは、色や深さ、肌のタイプに合わせて波長とエネルギーを調整する判断、そして施術間隔をとる経験によって分かれてきます。そのため、同じ機器であっても、誰がどのように扱うかが、結果と安全性に影響します。

誤解その3:安全だからどこで受けても同じ?

 

 

なぜ合井のBeautyStoneなのか

合井のBeautyStoneでは、消すスピードよりも、まずご自身のタトゥーの状態を確認する順番を大切にしています。色や深さ、肌のタイプを見たうえでKirby-Desaiの基準から予想セッション数を見積もり、ピコウェイのピコ秒レーザーで色ごとに設定を変え、皮膚科専門医が直接反応を見ながら進めます。ソウル・合井(ハプチョン)駅から徒歩圏内の小さなクリニックですので、回数の長くなりやすい和彫りでも、間隔を一緒に調整しやすい環境です。

なぜ合井のBeautyStoneなのか

 

 

では、和彫りはどのように進めればいい?

これまで見てきたように、タトゥー除去は機器と扱う人、そして計画によって結果が分かれます。和彫りのように大きく色数の多いタトゥーは、一度で終わらせようとするより、色ごとに設定を分け、回数を長めにとって反応を見ながら進めるほうが安全です。

 

次のような場合は、施術を見合わせるか、事前に相談されることをおすすめします。

  • 妊娠中・授乳中の方

  • 施術部位に活動性の炎症や感染がある方

  • ケロイド体質の方や、傷が治りにくい方

  • 最近日焼け・タンニングをした方や、光に敏感な状態の方

本記事は一般的な情報を整理したものですので、実際に施術を受けるかどうかや方法は、ご自身の肌を直接診た医師と相談して決めることが大切です。

では、和彫りはどのように進めればいい?

 

 

よくある質問

Q. ピコ秒レーザーなら、色に関係なくどれもよく消えますか?

 

A. ピコ秒レーザーは多色に有利なほうですが、色ごとに反応しやすい波長が異なるため、設定を分けて行う必要があります。機器の種類と同じくらい、色ごとにアプローチを調整する経験が大切です。

 

Q. 和彫りは、だいたい何回くらいかかりますか?

 

A. 大きさや色、深さによって幅が大きく、回数を断定するのは難しいところです。カウンセリングの際にKirby-Desaiスケールで予想の範囲を見積もっておくと、計画を立てる助けになります。

 

Q. タトゥー除去で傷あとが残ることはありますか?

 

A. 肌のタイプや設定によって、色素の変化や傷あとのリスクがある場合があります。そのため施術間隔と回復のケアが大切で、ご自身の肌に合わせた注意点は、施術した医師と相談されるのがよいでしょう。

 

Q. 他院で途中まで除去したタトゥーも、続けて消せますか?

 

A. 対応できるケースが多いですが、これまでの反応と残っている色・深さをまず確認したうえで、計画を立て直すのがよいでしょう。カウンセリングで現在の状態を確認してから、続け方を決めていきます。

 

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