エラボトックスの値段が大きく違う理由は、注入する単位数と設計の差にあります。韓国で受ける前に確認したい見極めポイントを、ソウル・ホンデ(弘大)の皮膚科がご説明します。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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「エラボトックス 値段」で検索すると、金額だけが並んだ画面が出てきます。同じ施術名なのに、数字はクリニックごとにかなり違います。先に結論をお伝えすると、その差は値引き幅ではなく注入する量と設計の差です。見るべきは金額そのものではなく、そこに何が含まれているかです。
この記事は「韓国で受けるとしたら、どこをどう選ぶか」を前提にまとめています。書いているのは、ソウル・ホンデ(弘大)に隣接するハプチョン(合井)エリアの皮膚科、ビューティーストーン医院(Beautystone)です。診察室でお伝えしている見極めの順番を、そのままご紹介します。
値段の差は、3つの層から生まれます
エラボトックスは、咬筋(こうきん)にトキシンを注入して筋肉のボリュームを抑える施術です。ここまではどこでも同じで、違うのはその先です。料金を組み立てている要素は、大きく3つの層に分かれます。
何を入れるか(製品) — 原価や流通の事情が単価に反映されます。
どれだけ入れるか(量と希釈) — 総額をいちばん動かす層です。
どの間隔で続けるか(周期と記録) — 1年分の金額を決める層です。
広告に出るのは、この3つを通った後の「1回いくら」という結果の数字だけです。だから同じ金額でも中身が違う、ということが起こります。

同じ「1回」でも、入っている単位数(U)が違います
いちばん差が出るのは量です。「1回の施術」という言葉の中に単位数(U, Units)が隠れています。両側の合計で50U程度のところもあれば、100U以上を使うところもあり、必要な量は咬筋の厚みで変わります。エラが張っている方が50Uだけでは、変化を実感しにくいことがあります。
ですから「1回の価格」ではなく「1Uあたりの価格 × 必要な総量」で比べてください。ソウルの目安は1Uあたり約600〜800ウォンから約1,500〜2,500ウォンまで幅があります(製剤・容量・クリニックにより異なります)。表示が極端に安い場合は単位数が少ないことが多く、その分だけ持ちも短くなりやすい関係です。
ウィ・ヨンジン院長の診療でも、咬筋がしっかりしている方は80〜100U以上ではじめて見た目の変化が出る経過が多く見られます。効果を感じられなかったという方にも、量が足りていなかったケースが少なくありません。感じ方には個人差があります。
料金表には出てこない、希釈という変数
ボトックスはもともと粉末で、生理食塩水に溶かしてから使います。このときどのくらいの濃さに溶くか(希釈濃度)で、筋肉の中での広がり方が変わります。同じ100Uでも、薄めすぎると細かい調整が難しくなることがあります。
つまり「100U使いました」という言葉だけでは、実際に何が行われたのかは分かりません。どの製品を、何単位、どんな考え方で使うのかを先に共有してもらえるか。ここが、そのクリニックの設計が見える最初のポイントです。
当院が毎回それをお伝えするのは、次の回の判断材料になるからです。前回の量と反応が分かっていれば、増やすのか同じでいいのかを、感覚ではなく記録から決められます。

総額を分けるのは、1回の金額より「回数」と「記録」です
エラボトックスは4〜6ヶ月ほどの間隔で続けていく施術です(3〜4ヶ月ごとの方もいます)。最初に十分な量で反応を見ておくと、筋肉が徐々に小さくなり、その後は少ない量でも維持しやすくなる流れが期待できます。逆に少なすぎる量を重ねると、回数だけが増えていきます。
総額を分けるのは、回数と、入れる部位、記録が残っているかの3つです。毎回ゼロから設定し直すのと、前回の反応を見ながら調整するのとでは、1年で必要な回数が変わります。
最初の1〜2回は、十分な量で反応を確かめる
そのあとは個人差に合わせて維持量を調整する
1回の価格ではなく「1年間の総費用」で比べる
判定の時期も先に確認してください。同じボトックスでも目的で見るタイミングが違い、表情のシワなら1〜2週で出はじめて3〜4週、エラのように筋肉のボリュームを抑えるなら6〜8週が目安です。早く見すぎて「効かなかった」と結論づけるのは、もったいない判断です。
ホンデで受けるなら、診察でここまで確認しています
ここまでを、選ぶときの質問に置き換えると次の4つです。当院に限らず、どこで受ける場合でも使っていただけます。
使う製品名と単位数を、施術の前に教えてくれるか
希釈をどう考えているか、説明があるか
前回の設定(製品・単位数・反応)が記録として残っているか
効果をいつ判断するのか、時期を先に伝えてくれるか
当院では回ごとに、使った製品と単位数、そのときの反応をカルテに残し、次の設計に反映しています。適正な量なら1回の費用は上がりますが、十分な量で6ヶ月維持するほうが、少ない量で3ヶ月ごとに繰り返すより1年での負担は軽くなることが多いです。施術後に強い腫れや違和感が続くときは、様子を見すぎず受けたクリニックで診てもらってください。
必要な単位数は咬筋の状態で変わりますので、金額だけで決める前にご自身の状態を確認してみてください。気になる点は、LINEで日本語のままご相談いただけます。次の1回を、金額ではなく設計で選んでみませんか。
よくある質問
エラボトックスは、結局いくらぐらいかかりますか?
1回の表示価格だけでは決まりません。ソウルの目安は1Uあたり約600〜800ウォンから約1,500〜2,500ウォンまで幅があり、そこに必要な総量(両側で50U程度〜100U以上)を掛けた金額が実際の負担になります。クリニックによって差があります。
1回で入れる量は、どうやって決まりますか?
咬筋の厚みと、前回の反応から決めます。最初の1〜2回は十分な量で反応を確かめ、そのあとは個人差に合わせて維持量を調整するのが基本の考え方です。
効果はいつ判断すればいいですか?
目的によって違います。表情のシワなら1〜2週で出はじめて3〜4週、エラのように筋肉のボリュームを抑えるなら6〜8週ほど見てからの判断が目安です。気になるときは早めにご相談ください。
カウンセリングでは、何を聞いておくとよいですか?
製品名と単位数、希釈の考え方、前回の設定が記録されているか、効果をいつ判断するかの4つです。答えが返ってくるかで、設計で施術しているクリニックかが見えてきます。













