ポテンツァ施術後に現れる角質浮きや微細な皮むけの仕組みと、正しいアフターケアの方法をまとめました。
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Author
Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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ポテンツァを受けた後、数日経つと「顔の皮膚がざらついてきた」「薄く皮がめくれてきた」と感じる方は少なくありません。心配になってしまう気持ちはよくわかりますが、これは施術による正常な回復のサインである場合がほとんどです。本記事では、ポテンツァ後の角質・皮むけが起こる仕組み、いつごろ落ち着くか、そして避けたほうがよいNGケアについて詳しく解説します。
ポテンツァ後に角質・皮むけが起こる仕組み
ポテンツァは、微細なニードルを皮膚に挿入してRF(高周波)エネルギーを真皮層に届けるマイクロニードルRF施術です。ニードルが表皮から真皮に向かって一定の深さまで挿入され、先端からRFエネルギーが放出されると、真皮内に熱凝固のコラムが形成されます。この熱刺激がコラーゲン生成を促す一方で、ニードルの入り口となった表皮の微細な部分には、いわゆる「微細な痂皮(かひ)」が形成されることがあります。

この痂皮が乾燥・縮小する過程で、表面に薄い角質の浮きや皮むけとして現れるのが、施術後2〜5日ごろにみられる「ポロポロ感」や「薄皮めくれ」の正体です。また、RFの熱刺激により表皮のターンオーバーが促進されるため、古い角質が通常より早く浮き上がることも理由の一つとされています。
角質・皮むけはいつまで続くのか:経過の目安
個人差はありますが、通常の回復経過は以下のような流れになることが多いです。
時期 | 起こりやすい変化 |
|---|---|
施術直後〜1日目 | 赤みや熱感、軽度の腫れ |
2〜3日目 | 微細な痂皮が形成され始める。ざらつき感が出ることがある |
3〜5日目 | 角質の浮き・薄い皮むけが目立ちやすい時期(ピーク) |
5〜7日目 | 徐々に落ち着き、皮むけが減ってくることがほとんど |
1〜2週間後 | 肌表面がなめらかになり、本来の質感に近づいてくる |
もちろんニードルの深さや照射出力、お肌の状態によって経過には差がありますが、多くの場合は1週間程度で皮むけのピークが過ぎるとされています。2週間以上、皮むけや炎症が続く場合は速やかに医師へご相談ください。

施術後のケアで注意すべき点:むいてはいけない理由
回復期間中のケアで最も大切なのは、「浮いてきた皮や痂皮を自分で剥がさない」ことです。ここでは、NGケアとその理由について解説します。
無理に剥がすと炎症が起きる場合があります
ポテンツァ後に形成される微細な痂皮は、皮膚の自然な保護バリアとして機能しています。まだ定着していない段階で強引に剥がすと、下にある真皮が露出して炎症や色素沈着のリスクが高まる可能性があります。PMC9122279(マイクロニードリングの皮膚バリアへの影響に関する研究)でも、施術後の保護膜を早期に除去することで表皮のバリア機能が低下しうるとされています。
スクラブや角質ケア用品の使用は避けてください
ピーリング剤、スクラブ洗顔、ゴマージュなどの角質除去アイテムは、施術部位をさらに刺激します。少なくとも施術後1週間は使用をお控えください。
洗顔は優しく丁寧に
施術後2〜3日は洗顔料の泡を顔にのせ、こすらずに洗い流すイメージで洗うようにしましょう。ぬるま湯(約32〜38度)を使うことで、赤みや刺激を最小限に抑えることができます。
回復を助けるアフターケアのポイント
皮むけが目立つ時期に特に意識したいケアのポイントをまとめます。
保湿を丁寧に行う:乾燥は皮むけを悪化させる可能性があります。低刺激の保湿クリームやセラム(処方品、もしくはクリニックで推奨のもの)を施術後から必ず使用するようにしてください。
紫外線対策を徹底する:施術後の肌はとくに紫外線の影響を受けやすく、色素沈着のリスクがあります。日焼け止めを毎日丁寧に塗布するようにしましょう。外出時はUV遮断のハットや日傘も有効です。
メイクのタイミングは医師の指示に従う:施術直後のメイクは肌への負担になる場合があります。クリニックの指示に従い、メイク再開のタイミングを守るようにしてください。
飲酒・サウナ・激しい運動は控える:血行を促進するこれらの行動は、赤みや腫れが長引く原因になる場合があります。少なくとも施術後数日は避けることをおすすめします。
また、ネットで流通している民間のアフターケア情報には医学的根拠が乏しいものもありますので、不安なことはご自身で判断せず、まず担当医に確認するようにしましょう。

ダウンタイム中に注意が必要なサインとリスクについて
ポテンツァ後の角質浮きや皮むけは多くの場合が正常な回復過程ですが、以下のような症状がみられる場合はクリニックへの相談をおすすめします。
1週間以上、強い赤みや浸出液が続く
皮むけ部位が化膿したり、黄色い分泌物が出ている
強い痒みや灼熱感が長引いている
色素沈着(茶色いシミ)が急速に広がっている
稀ではありますが、感染や過度な炎症反応が起こる場合があります。症状が長引く場合は速やかに医師へご相談ください。なお、色素沈着のリスクはとくに紫外線が強い季節に高まる傾向があるとされています。
まとめ
ポテンツァ後の角質浮きや薄い皮むけは、マイクロニードルが真皮層にRFエネルギーを届ける過程で生じる微細な痂皮と、ターンオーバーの促進が重なって起こるものです。多くの場合、施術後3〜5日ごろにピークを迎え、1週間程度で落ち着いてきます。大切なのは浮いた皮を剥がさず、保湿と紫外線対策を丁寧に続けることです。ただし、2週間以上症状が続く場合や強い炎症が見られる場合には、自己判断で放置せず、担当医師に相談することが大切です。
ソウル・ハプチョンのBeautystoneクリニックでは、ポテンツァのアフターケアについてLINEでのご相談を承っています。「ポテンツァ後の皮むけが心配」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. ポテンツァ後の皮むけはいつまで続きますか?
A. 個人差はありますが、皮むけのピークは施術後3〜5日ごろが多く、通常は1週間程度で落ち着いてきます。2週間以上続く場合は担当医にご相談ください。
Q. 浮いてきた皮を自分で剥がしても大丈夫ですか?
A. 無理に剥がすことはおすすめしません。施術後に形成される微細な痂皮は皮膚の保護バリアとして機能しており、早期に除去すると炎症や色素沈着のリスクが高まる可能性があります。自然に取れるのを待つようにしてください。
Q. 皮むけ中はメイクをしてもいいですか?
A. メイク再開のタイミングはクリニックの指示に従うようにしてください。一般的に施術翌日から可能な場合もありますが、刺激の強いコスメや下地は避け、低刺激のものを選ぶことをおすすめします。
Q. ポテンツァ後の角質ケア(スクラブ・ピーリング)はいつから再開できますか?
A. 施術後少なくとも1週間は、スクラブ洗顔やピーリング剤、ゴマージュなどの角質除去アイテムの使用は避けてください。皮膚が十分に回復したことを確認してから、担当医師の許可を得て再開するようにしましょう。












