リジュランヒーラーでうるおうのはなぜ?水光注射との違いと時期
リジュランヒーラーは水分を入れる注射ではなく、肌が水分を抱える力が数週間かけて変わる施術です。6週後の水分量、回数と間隔、ダウンタイムと受診のサインをまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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リジュランヒーラーのうるおいは、水分を注入して満たす効果ではありません。PNという成分が数週間かけて肌の状態を変え、肌の表面が水分を抱える力が変わっていく変化です。
そのため、打った翌日の鏡ではなく、回数を重ねたあとに同じ照明で撮った写真で判断します。
この記事の要点
リジュランヒーラーのうるおいは、肌の表面が水分を抱える力が数週間かけて変わる変化です。
判断の時期:顔の半分に打って比べた研究では、6週後に肌表面の水分量がはっきり上がっていました。
同じ6週のあいだ、真皮の厚さと弾力は打たなかった側と差がありませんでした。
4週おきに3回が最も多くすすめられる回数で、打った跡のふくらみは数日で落ち着きます。
リジュランヒーラーは水分を入れる注射?水光注射との違い
リジュランヒーラーは、水分を入れて肌をふくらませる注射ではありません。サケ由来のPN*を入れて、肌が自分で回復しやすい状態を整える方法です。フィラーのように入れた場所がその日に盛り上がるのではなく、肌の状態がゆっくり変わるため、待つ時間が必要です。
*PN:サケから取り出したDNAの断片の成分(ポリヌクレオチド)です。
一般にリジュランヒーラーと呼ばれる注射は、製品名ではリジュラン(PN 2mL)です。ヒアルロン酸を一緒に含むリジュランHBとは別の種類なので、カウンセリングではどちらを使うかを先に確認しておくと安心です。2つの選び方は、リジュランヒーラーとリジュランHBの違いの記事にまとめています。

うるおいは数字でどれくらい変わった?6週後の肌の水分量
顔の半分だけにリジュランを打ち、残りの半分と比べた研究では、6週後の肌表面の水分量がリジュラン側で大きく上がりました。女性25人の顔全体に針を使った高周波の施術をした直後、右側にリジュラン2mL、左側に生理食塩水2mLを入れて比べています。
6週後に測ったもの | リジュラン側 | 生理食塩水側 |
|---|---|---|
肌表面の水分量 | 23.42 → 48.19 | 22.54 → 29.69(はっきりした差とはいえない) |
肌から逃げる水分量 | 8.19 → 3.85 | 8.12 → 8.31 |
真皮*の厚さ・弾力 | 差なし | 差なし |
*真皮:肌の表面の下で、ハリと弾力を支える層です。
うるおいとして感じる変化は、まず肌の表面でとらえられ、より深い真皮の厚さと弾力は6週のうちには変わっていませんでした。高周波の施術と組み合わせた結果なので、リジュランだけを打った場合と同じとは言えない点が、この研究の限界です。

リジュランヒーラーは何回・何週おきに受ける?
リジュランヒーラーは、4週おきに3回を目安に始めることが多い施術です。韓国の皮膚科医235人へのアンケートでは、PN注射は4週おきに3回が最も多くすすめられる回数でした。PN注射をよく使う目的の上位6つには、乾燥肌も入っていました。
注射は細い33Gの針で真皮をねらい、何か所にも分けて刺す方法を選ぶ医師が多くいました。1回で大きく変わる施術ではありません。回ごとに同じ照明と角度で写真を残しておくと、うるおいの変化をご自身で比べやすくなります。
診察では、乾燥が肌の表面の問題なのか、ほかの施術との組み合わせが必要な状態なのかを先に見て、回数と間隔を決めます。

リジュランヒーラーのダウンタイムと副作用、すぐ受診するサイン
打った日は、注射した場所が小さくぽこぽこと盛り上がった跡(エンボス)とむくみが先に見えます。この跡は数日のうちに落ち着きます。うるおいを判断するのは、この跡がすべて引いてからです。
次のような変化があるときは、日数を待たずにすぐ受診してください*。
*注入するフィラーについての米国FDAの案内にもとづきます。
注射した場所の近くの皮膚が、白っぽく、灰色に、または青っぽく変わる
いつもと違う痛み
見え方が変わる(近くの救急外来へ)
急に話しにくい、顔や腕・脚のしびれや力が入らない、歩きにくい、顔が下がる、強い頭痛、めまい、混乱(近くの救急外来へ)
これらのサインは、施術中や施術の直後に現れることがあります。エンボスが数日たっても引かずに赤くなる、痛む、熱っぽさを伴うといった場合も、速やかに医師へご相談ください。

韓国旅行の日程の中で受けるなら
睡眠麻酔を使った日を除けば、リジュランヒーラーのあとに帰りの飛行機を延ばす必要はありません。
フィラーのようにその日に形が変わる施術もありますが、リジュランヒーラーは一度に大きく変えるより、少しずつ以前の肌の状態に近づけていく施術です。4週おきの回数を1回の滞在で終えることはできないため、旅行中の1回を全体の計画のどこに置くかを最初の相談で決めておくと進めやすくなります。
帰国後にエンボスや赤みが気になったら、写真を添えてLINEでご相談いただけます。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。腫れや痛みが強いときは、まず日本の医療機関を受診してください。

まとめ:うるおいを判断する時期を先に決める
うるおいが目的なら、回数と間隔、そして何週後に判断するかを最初にそろえておくと迷いません。肌表面の水分は6週ごろに測った数字があるので、最後の回のあと同じくらいの時期に撮った写真と比べると、変化を見極めやすくなります。
当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は部位・回数により異なります(詳細は価格表)。主な副作用は一時的なエンボスとむくみで、まれに血管のトラブルが生じる場合があります。
ご相談の際は、「自分の肌にはリジュランヒーラーを何週おきに何回、いつ結果を見るか」を最初に確認すると、選択肢を比べやすくなります。ソウルのハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。いま受けている施術と、乾燥がいちばん気になる部分を書き添えてお送りください。
参考にした資料








