ウルセラの効果は誰でも同じ?体重・たるみ・部位で変わる目安
ウルセラの効果はたるみが軽度〜中等度の顔で出やすく、BMI30を超えると半数以上で変化がなかった研究もあります。体重・たるみ・部位による違いと、すぐ連絡したいサインをまとめました。
Published
Updated

Author
Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
→
ウルセラの効果は、たるみが軽度〜中等度の顔で出やすく、体重が多い方では出にくい傾向があります。下顔面に1回受けた93人を3か月後に比べた研究では、写真を伏せて見た評価者が58.1%でたるみの改善と判断しました。BMI(体格指数)が30を超える人では54.5%に変化がなく、30以下では変化なしは12.2%でした。
同じ機器で同じ日に受けても、たるみの深さや皮膚・脂肪の厚さが違えば、3か月後の写真は変わります。本人の感じ方も近く、同じ93人のうち65.6%が90日目に下顔面と首のたるみが良くなったと答えています。
ウルセラの効果は誰でも同じ?出やすい人と出にくい人
ウルセラの効果の大きさは人によって異なります。診察では、体重、たるみの程度、気になる部位、比べる時期の4つを先に見ます。
条件 | 効果が見えやすい側 | 期待を控えめにしたい側 |
|---|---|---|
体重 | BMI30以下、体重が安定 | BMI30超 |
たるみ | 軽度〜中等度 | 皮膚のゆるみが大きい |
部位 | フェイスライン・頬・口もと | 組織が薄い額 |
比べる時期 | 3〜6か月後の写真 | 施術翌日の鏡 |
4行のうち2行以上が右側に当てはまる方は、ウルセラだけに期待を集めないほうが安心です。
また、1回で大きく変わる施術ではありません。超音波の熱で新しいコラーゲンが作られるのを待つ仕組みのため、個人差はありますが、軽いリフトアップは2〜6か月かけて少しずつ現れるとされています。施術直後の鏡より、3か月ごろに同じ照明で撮った写真で比べるほうが正確です。効果が出るまでの流れはウルセラプライムの効果が出る時期でも紹介しています。

体重(BMI)が高いとウルセラの効果は出にくい?
体重が多い方では、ウルセラの効果が見えにくい傾向がありました。先ほどの93人をBMI30で分けると、変化がなかった人の割合に4倍以上の差が出ています。
BMI30を超える人:54.5%が3か月後も変化なし
BMI30以下の人:変化なしは12.2%
そのため、体重が安定した時期に受け、施術後も体重を保つことを大切にしています。切らない引き締め治療は、健康的な体重を保ち、禁煙し、お酒を控え、紫外線を防ぐと結果が良い方向に向かうとされています。日焼けマシンはお控えください。
頬の脂肪が多い顔では、たるみより脂肪の重さが主な悩みかどうかを先に確認します。たるみも一緒にあれば深い層を中心に計画し、脂肪が主な悩みであれば別の方法も合わせて検討します。

たるみが深いとウルセラの効果は期待しにくい?部位による違い
たるみが深いほど、ウルセラで得られる変化の幅は相対的に小さくなります。ウルセラが向いているのは、顔や首のたるみが軽度〜中等度の方です。こうしたたるみは、多くの場合30代以降に始まります。皮膚のゆるみが大きい場合は、切らない引き締め治療では期待ほど変わらない可能性があります。
診察では、正面と横から顔全体のバランスを見て、フェイスラインがどこから崩れているか、左右差がどのくらいかを先に確認します。皮膚が薄くなった顔か、頬の組織が下がった顔かで、照射する深さとショットの配分が変わります。たるみが深い場合は、ウルセラだけで終える計画より、ほかの方法も並べて検討します。
部位によっても見え方は違います。韓国で20人が顔全体に1回受け、3か月後と6か月後の写真を比べた研究では、フェイスライン、頬、口もとの順に効果が大きく出ました。
額は組織が薄く、変化の幅が小さい傾向があります。額から首まで1回受けた35人では、90日後に眉の高さが平均1.7mm上がり、35人中30人(86%)で眉が目に見えて上がったと評価されました。目指す変化がフェイスラインか眉の高さかを先に決めておくと、期待値を合わせやすくなります。

ウルセラの副作用とダウンタイム、すぐ連絡したいサイン
施術後の赤みは1時間前後で落ち着くことが多く、軽い腫れ・内出血・押したときの痛みが数日続く場合があります。先ほどの韓国の20人では、6人に赤みと腫れ、2人に内出血が見られ、いずれも軽く一時的でした。骨が出ているあごのラインに沿って、内出血や鈍い痛みが出やすい傾向があります。
次の変化はまれですが、見られたらすぐに医師へご連絡ください。
照射した場所に水ぶくれ、ただれ、潰瘍ができる
腫れが引いたあと、その場所がへこむ
皮膚が黒っぽく変わる、硬くなる
顔の片側の筋肉が動きにくい(笑ったときの口角など)
水ぶくれ・潰瘍・組織のへこみは、1回の施術後に起きた5人の症例として報告されています。顔の神経のまひもまれに報告されていますが、その多くは一時的でした。最初に気づいた時点で写真を撮っておくと、診察がスムーズです。
次の場合は、施術を見合わせるのがおすすめです。
妊娠中
照射する部位に皮膚の感染がある
皮膚に影響する薬を服用中(薬の名前を事前にお知らせください)

韓国旅行の日程の中でウルセラを受けるなら
睡眠麻酔を使った日を除けば、施術後の飛行機の予定を理由にウルセラを延ばす必要はありません。旅行中の写真については、300ショット前後までなら腫れが写真で目立つことはほとんどありません。
その日に形が変わるフィラーのような施術もありますが、ウルセラは1回で大きく変えるより、少しずつ以前の輪郭に近づいていく施術です。変化が深まるのは帰国後になります。
帰国後に気になる変化があれば、LINEに写真を添えてご相談いただけます。水ぶくれや強い痛みなど症状が強いときは、まず日本の医療機関を受診してください。

まとめ:ウルセラの相談で最初に確認したいこと
ウルセラの効果を前もって見込むには、体重、たるみの程度、気になる部位の3つを最初にそろえておくことが大切です。この3つが決まると、どの深さに何ショットを配分するかが見えてきます。
ご相談の際は、「私のフェイスラインのたるみには、どの深さを中心に照射しますか」と最初に確認してください。1.5mm・3.0mm・4.5mmのどれを使うかが分かると、ほかの選択肢と比べやすくなります。3か月後に同じ照明で撮り直しておくと、変化をご自身で比べられます。
当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は部位・ショット数により異なります。ソウルのハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。お問い合わせの際は、この1年の体重の変化、いちばん気になる部位、正面と横顔の写真を添えてください。
参考資料








