シュリンクの後にこめかみが張る、頭が重いと感じる方へ。超音波の熱がどこに入るのか、落ち着くまでの一般的な経過、そして受診を考えたい症状の目安を、ソウル合井のクリニックが整理しました。
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Author
Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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シュリンクを受けた翌朝、こめかみのあたりが重かったり、頭の奥がずんと響くように感じたりして、不安になる方は少なくありません。施術中はそこまで気にならなかったのに、翌日になってから「押すと痛い」「まばたきしただけで張る」と気づくこともあります。
超音波リフティングは、皮膚の表面を通り越して、その下にある層まで熱を届ける施術です。こめかみは顔の中でも皮下組織が薄く、骨がすぐ近くにあり、さらに噛む動きに使う側頭筋が広がっている場所です。熱と振動が周囲に伝わりやすい条件がそろっているため、施術後しばらく張りや鈍い痛みが残りやすくなります。
本記事では、こめかみの重さや頭痛のような感覚がどこから来るのか、どのくらいで落ち着くのが一般的なのか、そして「これは様子を見ずに相談したほうがよい」というラインはどこにあるのかを、順番に整理していきます。
なぜこめかみと頭が重くなるのか
シュリンクのような高密度焦点式超音波は、皮膚の表面を傷つけずに、決まった深さへ小さな熱の点をつくります。狙うのは真皮の深い層や、その下にある筋膜の層です。熱が加わったところではコラーゲン線維が縮み、時間をかけて新しい線維がつくり直されていくと説明されています。
ここで大きいのが、こめかみという場所の条件です。頬に比べて皮下脂肪が薄く、その下にはこめかみから頭の横へ広がる側頭筋があります。骨までの距離も近いため、熱と超音波の振動が周囲に伝わりやすくなります。頭全体が痛むように感じても、実際には側頭部の一部が反応しているだけ、ということが少なくありません。

もうひとつは筋肉の反応です。施術中は無意識に歯を食いしばったり、痛みに備えて顔をこわばらせたりしがちです。側頭筋は噛む動きに使う筋肉なので、緊張が続くとそのまま張りとして残ります。翌日に「こめかみを押すと痛い」「口を大きく開けると突っ張る」と感じる方の一部は、この筋肉の疲労が重なっています。
神経の通り道も関係します。こめかみの皮膚の感覚は三叉神経の枝が担当していて、熱の刺激を受けたあとに一時的に過敏になったり、逆にぼんやりした鈍さが残ったりすることがあります。多くは数日から数週間で戻る一時的な変化として超音波リフティングの安全性をまとめた総説でも扱われています。

痛みはいつまで続くのが一般的か
感じ方には個人差がありますが、多くの場合、施術直後から数日がいちばん気になる時期です。ずきずきというより「重い」「押すと響く」といった鈍い感覚が中心で、日を追うごとに弱まっていくのが一般的な流れです。
目安としては、当日はほてりと張り、二日目から三日目は押したときの痛みや噛むときの違和感、四日目以降はだんだん忘れている時間が増える、という経過をたどる方が多く見られます。触ると少し痛む感じだけが、一週間から二週間ほど残ることもあります。
照射の出力や本数、どの深さのカートリッジをどれだけ使ったかによっても変わります。こめかみからフェイスラインにかけてしっかり打った場合は、その分だけ反応も長引きやすくなります。同じ方でも、前回より本数を増やせば感じ方は変わりますので、前回と比べて驚く必要はありません。
ただし、この経過どおりに進むと決まっているわけではありません。もともと片頭痛のある方は、施術の刺激や当日の緊張がきっかけで、いつもの頭痛が誘発されることもあります。その場合は普段の対処法が役に立つことが多いので、通院先の先生にも一言伝えておくと安心です。

落ち着くまでの過ごし方
基本は、熱がこもる状況を避けて、側頭部を休ませることです。特別なケアを足すというより、負担を足さないという発想に近いと考えてください。
当日から二、三日は、サウナや長時間の入浴、息が上がる運動を控えめにする
張りが強い時間帯は、清潔なタオルで冷やしすぎない程度に軽く冷やす
硬いものを噛む、ガムを長く噛むなど、側頭筋を使い続ける習慣を一時的に減らす
うつ伏せでこめかみを枕に押しつけたまま眠らないようにする
痛みが気になるときは、普段使い慣れている市販の鎮痛薬を用法どおりに使う
強くマッサージしてほぐしたくなりますが、施術直後の数日は避けたほうが無難です。熱が入った層はまだ反応の途中で、そこへ機械的な刺激を足す意味は乏しいと考えられています。ほぐすのは、痛みがほぼ引いてからにしてください。
お酒についても、当日と翌日は控えめにするようお伝えしています。血流が増えることでほてりや脈打つ感じが強く出て、痛みを実際以上に大きく受け取ってしまう方がいるためです。施術後の経過観察についての報告でも、初期の数日は刺激を重ねない過ごし方が前提になっています。
注意したい痛みと受診の目安
ここまでは、時間が味方になるタイプの痛みの話です。一方で、経過とは違う動き方をする症状もあります。判断のポイントは、痛みが日ごとに弱くなっているかどうかです。
三、四日たっても痛みが弱まらず、むしろ強くなっている
こめかみや頬の一部に、触ってわかるへこみや左右差が出てきた
口が開けにくい、噛むと強く痛むといった状態が続いている
皮膚の感覚が明らかに鈍いまま、あるいはしびれが広がっていく
発熱、赤みの拡大、押すと熱を持つ腫れなど、炎症を思わせる変化がある
これまで経験したことのない激しい頭痛が急に起きた
超音波リフティングの合併症として、一時的な神経の症状や熱による組織の反応が有害事象を整理した報告にまとめられています。頻度が高いものではありませんが、起こりうるものとして知られており、早めに確認したほうが対応の選択肢は広くなります。
自己判断で我慢を続けるより、施術を受けたクリニックに経過を伝えるほうが確実です。どの部位に何本、どの深さで照射したかという記録があるかどうかで、説明できる範囲が変わってきます。予約の有無にかかわらず、まず連絡していただいて構いません。

まとめ
シュリンクのあとにこめかみが張ったり、頭が重く感じたりするのは、皮膚が薄く骨と筋肉が近い場所に熱が入ったことへの、体の自然な反応であることが多いといえます。多くは数日でやわらぎ、二週間ほどで気にならなくなる方が大半です。
判断の軸は日ごとの変化です。弱くなっていくなら経過を見て構いませんが、強くなる、へこみが出る、しびれが広がるといった変化があれば、様子見の段階ではありません。熱の深さによる違いを知っておくと、次回の相談もしやすくなります。
ソウル合井のBeautystoneでは、施術記録をもとに経過のご相談をお受けしています。翌朝の重さが気になったまま過ごしている方は、次回の予約を待たずにお知らせください。
よくある質問
Q. シュリンクの後の頭の重さは何日くらいで治まりますか。
A. 個人差はありますが、鈍い張りや重さは数日でやわらぎ、二週間ほどで気にならなくなる方が多いです。日ごとに弱くなっているかどうかが、経過を見るときの目安になります。
Q. 市販の痛み止めを飲んでも大丈夫ですか。
A. 普段から使い慣れている鎮痛薬を用法どおりに使う分には、多くの場合さしつかえありません。持病や常用薬がある方は、念のため事前に担当医にご確認ください。
Q. こめかみだけ避けて照射してもらうことはできますか。
A. ご希望に応じて範囲の調整はできます。ただしこめかみは引き上げの起点になりやすい部位なので、仕上がりへの影響も含めてカウンセリングで一緒に決めていきます。
Q. 次回の施術は間隔を空けたほうがよいですか。
A. 反応が強く出た場合は、間隔や出力の設定を見直すことがあります。前回の記録が残っていると調整しやすいので、感じた症状をできるだけ具体的にお伝えください。

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