「痛いのが怖いのでエネルギーを低く設定してほしい」という相談はよくあります。本記事では、エネルギーレベルを下げたときに痛みと効果がどう変わるか、ショット数と通院回数で総量を補う考え方をまとめました。
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Author
Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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「サーマクールの痛みが怖くて、エネルギーを低くしてほしい」と悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。施術を受けたいけれど、口コミにある痛みの声が頭から離れず、予約をためらっているという方もいるかもしれません。本記事では、エネルギーレベルと痛み・効果の関係、そしてショット数や通院回数で総量を補う考え方について詳しく解説します。
サーマクールのエネルギーレベルとは
以下では、サーマクールのエネルギー設定がどのような仕組みで効果に影響するかを解説します。
サーマクール(Thermage)は高周波(RF)エネルギーを真皮層に届け、コラーゲンの収縮と再生を促すことでたるみ改善が期待できる施術です。エネルギーレベルとは、1ショットあたりに照射する熱量の強さを指します。この数値が高いほど真皮への熱刺激が強くなり、コラーゲン収縮の効果が期待できます。一方で、熱刺激が強いぶん、施術中の痛みや熱感も強くなる傾向があります。
なお、エネルギーレベルの設定は患者さんの肌状態や痛みへの耐性、施術部位の厚みなどを考慮して医師が判断します。自己判断で変更を求めるのではなく、カウンセリングで正直に「どのくらい痛いか不安」と伝えることが大切です。

エネルギーを下げると痛みと効果はどう変わるか
ここでは、エネルギーレベルを低く設定したときに起きる変化を、痛みと効果の両面から整理します。
エネルギーレベルを下げると、1ショットあたりの真皮温度の上昇幅が小さくなります。これにより、施術中の痛みや熱感は軽減されることが期待できます。個人差はありますが、通常は設定を数段階下げるだけで、不快感がかなり和らぐ場合があります。
同時に、1ショットで真皮に届ける熱量も少なくなるため、コラーゲン収縮・再生へのはたらきかけも弱まります。つまり、エネルギーを下げることは「効果の放棄」ではなく、「1回あたりの効果量の調整」という捉え方が適切です。PMCの研究(PMC13429607)でも、RF施術のエネルギー設定と真皮加熱の関係が示されており、設定値と熱効果には相関があることが確認されています。
重要なのは、エネルギーを下げた分を別の方法で補う発想です。たとえば、照射するショット数を増やす、または複数回の通院で総エネルギー量を積み上げる方法が考えられます。

痛みとリスクを正しく理解する
以下では、サーマクールの痛みの感じ方と、エネルギー調整に関連するリスクについて解説します。
サーマクールの痛みは、「輪ゴムで弾かれるような感覚」や「熱いプレスがかかる感じ」と表現されることが多いです。痛みの強さは部位や個人の感受性によって大きく異なるため、口コミだけで判断するのではなく、事前に医師へ自分の痛みへの不安を正確に伝えることをおすすめします。
エネルギーレベルを過度に下げた場合、施術の効果が十分に得られない可能性があります(PMC13470649参照)。また、逆に高いエネルギーを希望した場合でも、火傷や一時的な皮膚の赤み・腫れが生じる場合がありますが、通常数日〜1週間程度で治まることがほとんどです。症状が長引く場合は速やかに医師へご相談ください。
以下に該当する方は、施術前に必ず医師へご相談ください。ペースメーカーなど体内に金属製デバイスを装着している方、妊娠中・授乳中の方、施術部位に活動性の感染症がある方などは施術が受けられない場合があります。

ショット数と通院回数で総量を補う
エネルギーを下げた場合でも、ショット数や通院回数の調整によって治療効果の総量を補う方向性があります。ここでは、その具体的な考え方を解説します。
1回の施術でのショット数を増やすことで、1ショットあたりの熱量が低くても、トータルの刺激量を高めることが期待できます。また、間隔をあけて複数回通院することで、コラーゲン生成のサイクルに沿った刺激を継続的に与えることも選択肢の一つです。
ただし、ショット数の増加や通院回数は、施術費用にも影響します。費用の詳細についてはカウンセリング時に医師へご相談ください。
重要なのは、「痛みが怖い」という気持ちを我慢してエネルギーレベルを高く設定するのではなく、医師と率直に話し合いながら安全で無理のない設定を見つけることです。ご自身の感じる不安や希望を正直に伝えることで、より個人差に対応したプランが立てやすくなります。
まとめ
サーマクールのエネルギーレベルを下げると、1ショットあたりの痛みと真皮への熱刺激がともに弱まります。ただし、これは「効果を諦める」ことではなく、ショット数や通院回数で総エネルギー量を補う問題として捉えるのが適切です。
ただし、エネルギー調整には個人の肌状態・痛みへの耐性・目標効果など複数の要素が絡むため、自己判断だけで決めるのではなく、医師との十分な相談が大切です。「痛みが心配だけれど、しっかり効果を得たい」という方は、ぜひカウンセリングでその気持ちを正直に伝えてください。
ソウル・合井(ハプチョン)のBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「サーマクールの痛みが不安で、エネルギーレベルをどうするか迷っている」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. サーマクールのエネルギーレベルを下げると効果はなくなりますか?
A. 効果がなくなるわけではありません。エネルギーレベルを下げると1ショットあたりの熱刺激は弱まりますが、ショット数を増やしたり通院回数を増やしたりすることで、総エネルギー量を補う方向性があります。医師と相談しながら、痛みと効果のバランスを調整することをおすすめします。
Q. サーマクールはどのくらい痛いですか?
A. 痛みの感じ方は部位や個人の感受性によって大きく異なります。「輪ゴムで弾かれる感覚」や「熱さ」と表現される方が多いですが、エネルギー設定や麻酔クリームの使用によっても変わります。施術前のカウンセリングで不安を正直に伝えると、個人に合った対応が可能です。
Q. サーマクールのダウンタイムはどのくらいですか?
A. 個人差はありますが、赤みや腫れは通常数日〜1週間程度で治まることがほとんどです。翌日からのメイクが可能な場合が多いとされていますが、施術部位や設定によって異なりますので、医師の指示に従ってください。
Q. サーマクールは何回受ければよいですか?
A. 一般的には1〜2回の施術で効果が期待できるとされていますが、エネルギーレベルを低めに設定した場合は、複数回の通院で総エネルギー量を補う選択肢があります。最適な回数は個人の肌状態や目標によって異なるため、医師との相談で決めることが大切です。









