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ヒップフィラーは痛い?麻酔の進め方を解説

ヒップフィラーは痛い?麻酔の進め方を解説

ヒップフィラーは痛い?麻酔の進め方を解説

ヒップフィラー(お尻のヒアルロン酸)の痛みはどこから来るのか、表面麻酔から局所麻酔までの進め方や、痛みを抑える工夫をやさしくまとめました。

Published

Updated

Beautystone Clinic, Wi Young-jin, Chief director

Author

Wi Young-jin · Chief director

Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist

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「ヒップフィラーを考えているけれど、お尻に注射をして痛くないのかな」——効果よりも先に、痛みへの不安が気になる方は少なくありません。お尻は面積が広く、注入する量も顔のフィラーより多くなりやすいため、自然と「その分もっと痛むのでは」と感じやすい部位です。

ただ、ヒップフィラーの痛みは、麻酔の進め方や注入する道具、施術する医師の手技によって、感じ方が大きく変わります。本記事では、痛みがどこから来るのか、麻酔がどのように段階を追って行われるのかを、順番にやさしく解説します。

 

ヒップフィラーの痛みはどこから来るのか

ここでは、痛みの正体を整理します。ヒップフィラーの痛みは、大きく三つのタイミングで生じると考えられています。一つ目は、針やカニューレ*が皮膚に入るときのチクッとした痛み、二つ目は、フィラーが組織のあいだに広がるときの圧迫感、三つ目は、施術後に組織が腫れて回復していくあいだの重だるい痛みです。

お尻は皮下脂肪の層が厚く、その奥に大きな筋肉や神経が通っている部位です。フィラーは通常、脂肪層と筋膜の上あたりに留めるため、深い神経を直接刺激しないよう、注入する層を正確にとらえることが、痛みと安全の両面で大切だと考えられています。

お尻の組織の層とフィラーの注入位置を示す断面図

注入する層が浅すぎると表面がでこぼこしやすく、深すぎると神経や血管に近づいて痛みやリスクが高まります。そのため、層を一定に保ちながら入れる技術が、痛みを抑えるうえでの要になると考えられています。

ヒップフィラーの痛みが生じる三つのタイミングを示す図

 

 

麻酔はどんな段階で進むのか

ヒップフィラーの麻酔は、表面麻酔と局所麻酔を組み合わせるのが一般的です。まず施術部位に麻酔クリームを塗って皮膚表面の感覚を鈍らせ、30分ほど待ってから、必要に応じて局所麻酔を浅く注射します。さらにリドカイン*入りのフィラー製剤を使うと、注入しているあいだも麻酔が続きます。

部位が広いぶん、麻酔の範囲も顔の施術より広めにとります。下の表に、麻酔の段階ごとの特徴を整理しました。

麻酔の段階

方法

感じ方

表面麻酔

クリームを塗って待つ

チクッとした痛みを和らげます

局所麻酔

浅い注射

最初の注射時は少しチクッとします

リドカイン入りフィラー

注入と同時

注入中の圧迫感を和らげます

表面麻酔だけでもかなり楽になりますが、範囲が広い場合や痛みに敏感な方は、局所麻酔を加えて痛みをもう一段階抑えます。麻酔の方法は、痛みの感じやすさや注入量に合わせて、カウンセリングのときに調整します。

表面麻酔から局所麻酔までの段階を示す図

 

 

カニューレと針で痛みはどう違うのか

注入する道具も、痛みに大きく影響します。先のとがった針は組織を何度も刺すのに対し、先が丸いカニューレは一度入れてから扇状に動かして広く注入します。そのぶん刺す回数と組織へのダメージが減り、内出血や痛みも少なめになる傾向があります。

施術後は、麻酔が切れると重だるい痛みを感じますが、多くは3日前後で大きく落ち着き、1週間ほどで日常生活に支障のない程度まで和らぐことがほとんどです。腫れが残るあいだは座るときに気になることがあるため、ドーナツクッションのような補助具を使うと楽に過ごしやすくなります。ただし、痛みや腫れが長引く場合は、速やかに医師へご相談ください。

カニューレと針による痛みの違いを示す図

 

 

リスク・副作用と注意したいこと

ヒップフィラーは比較的扱いやすい施術とされますが、腫れ・内出血・左右差・しこり感などが生じる場合があります。多くは数日から1週間程度で治まることがほとんどですが、症状が長引くときや強くなるときは、我慢せずに医師へご相談ください。

また、まれに血流に関わるトラブルなど注意が必要な反応が起こることもあるため、強い痛みや色の変化など、いつもと違う症状があるときは、速やかに医師へご相談ください。痛みへの不安がある方は、カウンセリングのときに伝えておくと、麻酔の範囲を調整しやすくなります。実際に、フィラー施術の痛みはリドカインを含む製剤と適切な麻酔を併用することで和らぐと報告されています(フィラー注入時の痛みに関する報告)。費用は部位や注入量によって異なるため、詳しくは診察時にご確認ください。

 

まとめ

ヒップフィラーの痛みは、針やカニューレが入るときのチクッとした感覚、フィラーが広がる圧迫感、施術後の重だるさという三つの場面で生じます。ただし、表面麻酔と局所麻酔の組み合わせや、リドカイン入り製剤、カニューレの活用によって、痛みはかなり抑えやすくなると考えられています。過度に怖がる必要はありません。

痛みの感じ方や回復の経過には個人差があるため、ご自身の状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。ソウル・合井のBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「お尻に注射をして痛くないか不安」という方は、お気軽にご相談ください。

 

よくある質問

Q. ヒップフィラーは麻酔をすれば施術中は痛くないですか?

 

A. 表面麻酔と局所麻酔を併用すると、多くはチクッとした感覚や圧迫感程度に感じられます。痛みに敏感な方は、カウンセリングのときに伝えておくと、麻酔の範囲を広めに調整しやすくなります。

 

Q. 麻酔クリームはいつから塗ればよいですか?

 

A. 通常は施術の30分から1時間ほど前に塗り、十分になじませます。クリニックで塗って待つ場合が多いため、ご自身で準備する必要はありません。

 

Q. 施術後の痛みは何日くらい続きますか?

 

A. 施術直後は重だるい痛みがありますが、多くは3日前後で大きく落ち着き、1週間ほどで日常生活に支障のない程度まで和らぐことがほとんどです。腫れが残るあいだは座るときに気になることがあります。

 

Q. 座ったり横になったりする姿勢はいつから楽になりますか?

 

A. 施術後2〜3日は長く座ると圧迫感を感じることがあります。ドーナツクッションを使ったり姿勢をこまめに変えたりすると、回復期間を楽に過ごしやすくなります。

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