鼻フィラーのデメリットとは?男性の腫れと危険なサインを解説
鼻フィラーの腫れや内出血は、多くが7〜14日で落ち着きます。男性の鼻で先に確かめること、鼻が注意される理由、すぐ受診すべき肌の色や見え方のサインをまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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鼻フィラーのデメリットとしてまず出るのは腫れ・赤み・内出血で、多くは7〜14日ほどで落ち着きます。ただし鼻は、フィラーのあとの視力障害の報告が多い部位です。皮膚の色の変化といつもと違う痛みだけは、日にちを待たずにすぐ受診してください。
男性の鼻だけに起こる副作用があるわけではありません。ただ、男性は鼻筋の皮膚が厚い傾向があり、鼻フィラーの調査の対象者はほとんどが女性でした。
この記事の要点
腫れ・赤み・内出血は引いていく反応、白・灰色・青っぽい肌の色と強い痛みはすぐ受診です。
回復の目安:腫れ、赤み、押したときの痛み、ときどき出る内出血は、通常7〜14日で治まります。
フィラー後の視力障害365件のうち、鼻が40.6%を占め、額や眉間より多くなっていました。
見え方の変化や話しにくさがあれば、クリニックへの連絡より近くの救急外来が先です。
鼻フィラーとは?男性の鼻で先に確かめること
切らずに注射で鼻筋や鼻先の高さを出すのが鼻フィラーです。ジェルは、血管が通る脂肪の層を避けて、骨や軟骨の近くに入れます。
副作用の種類は男女で同じです。違うのは皮膚の厚さと、データの偏りです。健康な成人118人の顔の皮膚を超音波で測った研究では、鼻筋を含むほとんどの部位で、表皮と真皮*が男性のほうが厚くなっていました。
*真皮:表皮の下で、肌の弾力を支えている層です。
皮膚が厚いと、同じ量を入れても鼻筋の輪郭がはっきり出にくいことがあります。そこで、医師が顔全体のバランスと鼻筋の左右の高さを先に見てから、入れる位置と量を決めます。鼻フィラーの副作用を記録した492人の調査も、94.9%が女性でした。男性だけの副作用の割合は、まだはっきりしていないと考えてください。

鼻フィラーのデメリットは?腫れと内出血はどこまで普通か
腫れ、赤み、押したときの痛み、ときどき出る内出血は、時間とともに自然に引いていく反応です。鼻フィラー5,000件を振り返った記録では、約半数に腫れや赤みが出て、いずれも自然に治まりました。
先ほどの492人では、施術直後の腫れは全員に見られ、内出血は4人に1人の割合でした。腫れが引いたあとも左右差が残ったのは3.7%です。
腫れが残っている間は、鼻筋が太く見えたり、左右で違って見えたりしがちです。形の判断は、腫れが引いた2週間後に、同じ照明・同じ角度で撮った写真で行いましょう。

鼻はなぜほかの部位より注意が必要と言われるのか
鼻には目の血管とつながる細い血管が通っています。フィラーがその血管を詰まらせると、皮膚のダメージや視力の問題につながることがあります。2018〜2023年に新たに報告されたフィラー後の視力障害365件のうち、鼻は40.6%でした。視力の経過が分かる318件のうち、68.2%は視力が戻っていません。
頻度で見ると、とてもまれです。鼻フィラーを受けた9,657人をまとめたレビューでは、血管が詰まったのは0.27%でした。5,000件の記録では、感染が2人、狭い範囲の皮膚壊死*が3人です。
*皮膚壊死:血流が途絶えて、皮膚の一部が傷んでしまう状態です。
まれでも結果が重いため、問題が起きたときにフィラーを溶かす注射をすぐ使える医療機関で受けることが大切です。

すぐ受診すべき副作用のサインと、遅れて出る注意点
次の変化は、腫れとは別のものとして見てください。注入した場所の近くで皮膚の色が変わったり、いつもと違う痛みがあったりしたら、すぐ受診してください。
鼻筋や鼻先の皮膚が、白く、灰色に、または青っぽく変わる
いつもと違う痛みや、腫れとは違う痛みがある
網目のような赤紫色のまだらが出て、数日後に水ぶくれができる
かすむ、見えにくいなど、見え方が変わる
脳卒中のサインも知っておきましょう*。急に話しにくくなる、顔や腕・脚のしびれや力が入らない、歩きにくい、見え方の変化、顔の片側が下がる、激しい頭痛、めまい、混乱です。見え方の変化やこうしたサインがあれば、近くの救急外来へすぐ向かってください。LINEでの連絡は、受診と並行して行ってください。
*肌の色・痛み・見え方のサインと脳卒中のサインは、米国FDAのフィラーの案内に基づきます。
数週間から数か月後に、しこり、皮膚の下が青く透けて見える状態、肉芽腫*、感染や傷あとが報告されることもあります。鼻筋が横に広がって見えたり、しこりが触れたりする場合、ヒアルロン酸のフィラーは溶かす注射とマッサージで対処できることがあります。
*肉芽腫:体が異物のまわりに炎症の細胞を集めてできる、小さなしこりです。
次に当てはまる場合は、施術を見送るか、事前に必ず伝えてください。
鼻やそのまわりの皮膚に炎症や感染がある
血が止まりにくい病気がある
重いアレルギーやアナフィラキシーを起こしたことがある
リドカインなどの麻酔薬にアレルギーがある
アスピリンやワルファリンなど血をさらさらにする薬、高麗人参、ビタミンEをとっている
当治療は自由診療(保険適用外)で、費用は入れる量や製剤により異なります。

韓国旅行の日程に鼻フィラーを組み込むときの注意
鎮静(眠る麻酔)を使った日を除けば、鼻フィラーを理由に帰国の飛行機を遅らせる必要はありません。ただ、腫れや内出血は帰国後まで残ることがあると考えておきましょう。
鼻フィラーはその日のうちに形が変わる施術です。それでも仕上がりの判断は腫れが引いてからなので、滞在の最終日に受けると、落ち着いた形を帰国前に確かめられない点は知っておいてください。
帰国後に気になる変化があれば、正面と横顔の写真を添えてLINEでご相談いただけます。ただし、上のような強いサインがあるときは、まず日本の医療機関を受診してください。

まとめ:鼻フィラーの相談で最初に聞きたいこと
相談では「自分の鼻筋の皮膚の厚さなら、どの層に、何mLから始めるか」を最初に確かめると、選択肢を比べやすくなります。過度に怖がる必要はありませんが、肌の色と見え方の変化だけは待たないでください。
ソウルのハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のメッセージには、正面と横顔の鼻の写真、鼻の手術や骨折の経験、飲んでいる薬を書いてください。
参考文献








