ピコトーニング vs レーザートーニング、ショット数だけを見ると損をする理由
ピコトーニング vs レーザートーニング、ショット数だけを見ると損をする理由
ピコトーニング vs レーザートーニング、ショット数だけを見ると損をする理由
ピコトーニング vs レーザートーニング、ショット数だけで比較すると損です。シミにはピコ、深い肝斑にはQスイッチ——分かれる1つの基準を整理しました。
ピコトーニング vs レーザートーニング、
ショット数だけで選ぶと損をする理由
お読みになる前にまずご確認ください
Q. ピコのほうが無条件に良いのではないでしょうか?
A. 表在性のシミ・そばかすにはピコ、
深い肝斑にはQスイッチトーニングが有利です。
Q. では、なぜショット数の比較には意味がないのですか?
A. 1ショットあたりに照射されるエネルギーの性質が
まったく異なるためです。
一言で言うと。
ピコトーニングとレーザートーニングは、
1ショットのエネルギー特性が異なる施術です。
選ぶ基準。
色素が表皮にあるか真皮にあるか — 深さによって分かれます。
この記事のポイント。
ご自身の色素にはどちらが適しているかを判断する基準。
この記事でわかること
ピコトーニングとレーザートーニングの1ショットがなぜ異なるのか
ショット数ではなく、エネルギーの特性で選ぶべき理由
シミ、肝斑、太田母斑 — 色素別の選択基準

ピコトーニングとレーザートーニング
何が違うのですか?
ピコトーニングはピコ秒単位のパルス幅で
色素を細かく砕く施術です。
従来のレーザートーニング(QスイッチNd:YAG)とは異なり、
パルス幅が1兆分の1秒単位と非常に短いです。
熱で溶かすのではなく、
衝撃波で色素の粒子を破壊する方式です。
Qスイッチトーニングはナノ秒単位なので、
パルス幅が約1,000倍長くなります。
その分、1ショットによる光熱効果が大きく、
メラニンを一度に、より深く刺激します。

ピコトーニングはなぜショット数が多くても
肌への負担が少ないのですか?
ウィ・ヨンジン院長の
コアインサイト
「ピコトーニングは光熱効果が小さいため、
ショット数が多くても肌への負担はおだやかです。
一方で、Qスイッチトーニングは
1ショットの熱エネルギーがより強力です。
小さなシミにはピコ、
深い肝斑にはQスイッチ —
単純なショット数の比較だけでは答えは出ません」
— ウィ・ヨンジン院長 (合井 Beautystone)
「ピコトーニングを頻繁に受けると肌が薄くなりませんか?」
この質問は、カウンセリング時に
週に2〜3回は必ず受けます。
実は、正反対のケースのほうが多いのです。
鍵となるのはパルス幅にあります。
ピコトーニングはピコ秒単位で照射されるため、
周囲の組織へ熱が拡散する時間がありません。
光熱効果が小さく、光音響効果(衝撃波)が
大きい施術だからです。
一方で、Qスイッチトーニングはナノ秒なので、
1ショットの熱刺激が明らかに強くなります。
そのため、同じエネルギーであっても
メラニン分解の閾(しきい)値を超えるパワーが異なり、
単にショット数だけを比較しても意味がありません。
文章だけでは分かりにくいかもしれませんが、
実際の症例を見ていただければ明らかです。
以前、52歳の方が再施術のために来院されました。
2年前に別のクリニックで
Qスイッチトーニングを6回受けられたそうです。
両頬の肝斑は全体的に少し薄くなっていましたが、
鼻筋の小さなシミはほとんど残ったままでした。
小さなシミは表皮基底部の細かい色素なので
ピコの衝撃波のほうが壊しやすく、
真皮層の肝斑はQスイッチの熱刺激のほうが
閾値をより安定して超えてくれます。
この方の場合は、ピコでシミを整えた後に
Qスイッチを併用したところ、4回目あたりで肌のトーンがすっきりと整いました。
ここで一つお伝えしておきたい重要な点があります。
ピコトーニングだからといって、エネルギーを
際限なく高めても良いわけではありません。
施術直後すぐに強い発赤が起こるような設定は、どのマシンであっても
炎症後色素沈着(PIH)のリスクが高まります。
ウィ・ヨンジン院長のまとめ
ピコは細かく砕くことに長けており、
Qスイッチは深く刺激することを得意とします。
同じトーニングでも1ショットの結果が異なるため、
単純なショット数の比較は意味がありません。

どの色素にどちらが合っていますか?
表皮層のシミにはピコ、
真皮層の肝斑や太田母斑には
Qスイッチが有利です。
お悩み | 位置 | 有利な施術 |
細かいシミ・そばかす | 表皮 | ピコトーニング |
毛穴・肌トーン | 表皮〜真皮上部 | ピコトーニング |
深い肝斑 | 真皮 | Qスイッチトーニング |
太田母斑・後天性真皮メラノサイトーシス(ADM) | 真皮深層 | Qスイッチ(高エネルギー) |
老人性色素斑(年寄りシミ) | 表皮基底 | CO2/エルビウムヤグ併用 |
以前、そばかすにお悩みで32歳のお客様が、
Qスイッチトーニングだけを8回受けてご来院されたことがありました。
表皮の色素にはピコの衝撃波が効果的なため、
ピコトーニングに切り替えたところ、
3回目の施術で目に見えて薄くなりました。
反対に、深い肝斑だけがある方に
ピコ単独で行うと、効果を実感しにくいケースが多いです。
その場合は、Qスイッチの低エネルギー照射のほうが安全でおすすめです。
シミと肝斑が混在している場合は、
双方のマシンを併用することが
結果的に最も早く綺麗になる近道です。

よくある質問 3選
Q1. ピコトーニングとレーザートーニング、
効果にどれくらい違いがありますか?
表피の色素(そばかす・シミ)はピコのほうが
平均して1〜2回早く薄くなる傾向があります。
一方で真皮の肝斑には、Qスイッチトーニングを使用するほうが安定したアプローチが可能です。
Q2. ピコトーニングは料金が高めですが、
それだけの価値はありますか?
表在性のシミであれば、1回あたりのピコの費用が少し高くても、
総施術回数を抑えることができるため、
トータル的に見て損をしない場合が多いです。
一方、深い肝斑のみが気になる場合は、高価格なピコよりも
Qスイッチトーニングのほうが費用対効果が高いこともあります。
Q3. トーニングを頻繁に受けると
色素がさらに濃くなると聞きましたが、本当ですか?
はい、照射するエネルギーの設定によってはその可能性があります。
施術直後にすぐ肌が赤くなるような設定での照射は禁物です。
大切なのは施術機器そのものよりも照射設定を見極めることですので、
施術間隔や出力を適切に調整する必要があります。
結局のところ、ピコとQスイッチは比較される競合関係ではなく、
色素の深さに応じて使い分けるべき素晴らしい治療パートナーなのです。
次回の記事では、
「トーニングを4〜6回受けても効果が出ない場合、
どの設定を見直すべきか」についてお話しします。
回数を重ねても薄くならないのには、
実は別の理由があるからです。
以上、ウィ・ヨンジンでした。
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A. 表在性のシミ・そばかすにはピコ、
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Q. では、なぜショット数の比較には意味がないのですか?
A. 1ショットあたりに照射されるエネルギーの性質が
まったく異なるためです。
一言で言うと。
ピコトーニングとレーザートーニングは、
1ショットのエネルギー特性が異なる施術です。
選ぶ基準。
色素が表皮にあるか真皮にあるか — 深さによって分かれます。
この記事のポイント。
ご自身の色素にはどちらが適しているかを判断する基準。
この記事でわかること
ピコトーニングとレーザートーニングの1ショットがなぜ異なるのか
ショット数ではなく、エネルギーの特性で選ぶべき理由
シミ、肝斑、太田母斑 — 色素別の選択基準

ピコトーニングとレーザートーニング
何が違うのですか?
ピコトーニングはピコ秒単位のパルス幅で
色素を細かく砕く施術です。
従来のレーザートーニング(QスイッチNd:YAG)とは異なり、
パルス幅が1兆分の1秒単位と非常に短いです。
熱で溶かすのではなく、
衝撃波で色素の粒子を破壊する方式です。
Qスイッチトーニングはナノ秒単位なので、
パルス幅が約1,000倍長くなります。
その分、1ショットによる光熱効果が大きく、
メラニンを一度に、より深く刺激します。

ピコトーニングはなぜショット数が多くても
肌への負担が少ないのですか?
ウィ・ヨンジン院長の
コアインサイト
「ピコトーニングは光熱効果が小さいため、
ショット数が多くても肌への負担はおだやかです。
一方で、Qスイッチトーニングは
1ショットの熱エネルギーがより強力です。
小さなシミにはピコ、
深い肝斑にはQスイッチ —
単純なショット数の比較だけでは答えは出ません」
— ウィ・ヨンジン院長 (合井 Beautystone)
「ピコトーニングを頻繁に受けると肌が薄くなりませんか?」
この質問は、カウンセリング時に
週に2〜3回は必ず受けます。
実は、正反対のケースのほうが多いのです。
鍵となるのはパルス幅にあります。
ピコトーニングはピコ秒単位で照射されるため、
周囲の組織へ熱が拡散する時間がありません。
光熱効果が小さく、光音響効果(衝撃波)が
大きい施術だからです。
一方で、Qスイッチトーニングはナノ秒なので、
1ショットの熱刺激が明らかに強くなります。
そのため、同じエネルギーであっても
メラニン分解の閾(しきい)値を超えるパワーが異なり、
単にショット数だけを比較しても意味がありません。
文章だけでは分かりにくいかもしれませんが、
実際の症例を見ていただければ明らかです。
以前、52歳の方が再施術のために来院されました。
2年前に別のクリニックで
Qスイッチトーニングを6回受けられたそうです。
両頬の肝斑は全体的に少し薄くなっていましたが、
鼻筋の小さなシミはほとんど残ったままでした。
小さなシミは表皮基底部の細かい色素なので
ピコの衝撃波のほうが壊しやすく、
真皮層の肝斑はQスイッチの熱刺激のほうが
閾値をより安定して超えてくれます。
この方の場合は、ピコでシミを整えた後に
Qスイッチを併用したところ、4回目あたりで肌のトーンがすっきりと整いました。
ここで一つお伝えしておきたい重要な点があります。
ピコトーニングだからといって、エネルギーを
際限なく高めても良いわけではありません。
施術直後すぐに強い発赤が起こるような設定は、どのマシンであっても
炎症後色素沈着(PIH)のリスクが高まります。
ウィ・ヨンジン院長のまとめ
ピコは細かく砕くことに長けており、
Qスイッチは深く刺激することを得意とします。
同じトーニングでも1ショットの結果が異なるため、
単純なショット数の比較は意味がありません。

どの色素にどちらが合っていますか?
表皮層のシミにはピコ、
真皮層の肝斑や太田母斑には
Qスイッチが有利です。
お悩み | 位置 | 有利な施術 |
細かいシミ・そばかす | 表皮 | ピコトーニング |
毛穴・肌トーン | 表皮〜真皮上部 | ピコトーニング |
深い肝斑 | 真皮 | Qスイッチトーニング |
太田母斑・後天性真皮メラノサイトーシス(ADM) | 真皮深層 | Qスイッチ(高エネルギー) |
老人性色素斑(年寄りシミ) | 表皮基底 | CO2/エルビウムヤグ併用 |
以前、そばかすにお悩みで32歳のお客様が、
Qスイッチトーニングだけを8回受けてご来院されたことがありました。
表皮の色素にはピコの衝撃波が効果的なため、
ピコトーニングに切り替えたところ、
3回目の施術で目に見えて薄くなりました。
反対に、深い肝斑だけがある方に
ピコ単独で行うと、効果を実感しにくいケースが多いです。
その場合は、Qスイッチの低エネルギー照射のほうが安全でおすすめです。
シミと肝斑が混在している場合は、
双方のマシンを併用することが
結果的に最も早く綺麗になる近道です。

よくある質問 3選
Q1. ピコトーニングとレーザートーニング、
効果にどれくらい違いがありますか?
表피の色素(そばかす・シミ)はピコのほうが
平均して1〜2回早く薄くなる傾向があります。
一方で真皮の肝斑には、Qスイッチトーニングを使用するほうが安定したアプローチが可能です。
Q2. ピコトーニングは料金が高めですが、
それだけの価値はありますか?
表在性のシミであれば、1回あたりのピコの費用が少し高くても、
総施術回数を抑えることができるため、
トータル的に見て損をしない場合が多いです。
一方、深い肝斑のみが気になる場合は、高価格なピコよりも
Qスイッチトーニングのほうが費用対効果が高いこともあります。
Q3. トーニングを頻繁に受けると
色素がさらに濃くなると聞きましたが、本当ですか?
はい、照射するエネルギーの設定によってはその可能性があります。
施術直後にすぐ肌が赤くなるような設定での照射は禁物です。
大切なのは施術機器そのものよりも照射設定を見極めることですので、
施術間隔や出力を適切に調整する必要があります。
結局のところ、ピコとQスイッチは比較される競合関係ではなく、
色素の深さに応じて使い分けるべき素晴らしい治療パートナーなのです。
次回の記事では、
「トーニングを4〜6回受けても効果が出ない場合、
どの設定を見直すべきか」についてお話しします。
回数を重ねても薄くならないのには、
実は別の理由があるからです。
以上、ウィ・ヨンジンでした。
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