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ボトックス・ディスポート・ナボタ、3つともボツリヌスですが何が違うのですか?

ボトックス・ディスポート・ナボタ、3つともボツリヌスですが何が違うのですか?

ボトックス・ディスポート・ナボタ、3つともボツリヌスですが何が違うのですか?

同じボツリヌス菌なのに、なぜ様々な製品があるのでしょうか?ブランドごとの違い、単位の換算方法、どの部位に適しているかを簡単にご説明します。

Published

Updated

Beautystone Clinic, Wi Young-jin, Chief director

Author

Wi Young-jin · Chief director

Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist

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ボトックス・ディスポート・ナボタ、3つともボツリヌスなのに何が違うのですか

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ボトックスとは? — 1.1 ボトックスの歴史 · 1.2 作用原理

施術部位 — 3.1 皺部位(額・眉間・目元・口元) · 3.2 輪郭施術(エラ・ふくらはぎ・耳下腺)

知っておくべき点 — 4.1 効果持続期間 · 4.2 副作用 · 4.3 よくある質問8選

結論から言うと、成分のルーツは同じです。すべてクロストリジウム・ボツリヌス菌が作り出すタンパク質を精製したものです。しかし、製造元が異なり、精製方法が違うため、単位換算や拡散範囲、持続時間が少しずつ異なります。どの施術にどの製品がより適しているかを知ること自体が、カウンセリングをより上手に活用する方法です。

 

なぜ名前が複数あるのですか

最初にボツリヌス毒素A型を医薬品として製造したのは、米国の Allergan 社でした。その製品名がボトックス(Botox®)です。その後、フランス、ドイツ、韓国など様々な国の製薬会社が独自に類似したタンパク質を開発したことで、製品群が多様化しました。

現在、韓国国内でよく使われている製品は主に5つあります。

  • ボトックス(Botox®): Allergan (現 AbbVie)製造、オリジナル。世界で最も多く研究されている製品です。

  • ディスポート(Dysport®): Ipsen 製造、ヨーロッパ起源。拡散半径が比較的広い方です。

  • ナボタ(Nabota™): 大熊製薬製造、韓国製。米国FDAと韓国食薬処の双方から承認を得ています。

  • ゼオミン(Xeomin®): Merz Aesthetics 製造、ドイツ起源。複合タンパク質を含まない純粋な毒素です。

  • コアトックス(Coretox®): メディトックス製造、韓国製。非毒性タンパク質を除去した純粋な神経毒素 + ヒト血清アルブミン(HSA)不使用により、耐性や感染リスクを低減した製品です。

なぜ名前が複数あるのですか

 

 

単位が異なるため、容量の比較が難しい

ボトックス製品ごとに、単位(Unit, U)*を用いる基準が異なります。例えば、ボトックス20Uとディスポート60Uは同様のレベルで作用します。数値だけを見るとディスポートが3倍あるように見えますが、実際の効果は同等です。

単位* (Unit, U): ボツリヌス毒素の作用強度を示す測定値です。製品ごとに定義が異なるため、単位だけを見て直接比較することはできません。

国際的に通用する標準単位がないため、製品ごとの換算が必要である点が最大のポイントです。換算比率はボトックス1U ≒ ディスポート2.5〜3U程度を基準とすることが多く、ボトックスとゼオミンは1:1に近い比率で換算されます。製品が変わると投与量が自動的に変わるため、「以前にどの薬を使ったか」を医師に必ず伝えなければならない理由がここにあります。

単位が異なるため、容量の比較が難しい

 

 

拡散範囲が異なる

ディスポートは拡散半径が広い傾向にあります。広範囲を一度にカバーする必要がある額の皺や、ふくらはぎといった部位での使用において有利な面があります。反対に、目元のような狭い部位では広がることを好まない場合があるため、医師が投与量と注入位置をより精密に調整する必要があります。

ボトックスとナボタは、相対的に拡散が少ないです。狭い部位を正確にターゲットにしなければならない場合に好まれる理由です。

ゼオミンは毒素の周囲に複合タンパク質がない純粋な毒素製剤であるため、理論上、抗体形成が少ないという報告があります。長年繰り返し施術を受けてきた中で、ボトックスの効果が以前より低下したと感じる場合に、Merz社のゼオミンを代替案として試すことがあります。

韓国製のコアトックスも同様のコンセプトを持つ「耐性低減ボトックス」です。メディトックス社が独自に開発した3番目のボツリヌス製品で、900kDaの複合体から非毒性タンパク質を除去し、150kDaの純粋な神経毒素のみを精製しました。安定剤として動物由来アルブミンの代わりに他の成分を使用することで、感染リスクも下げています。価格帯がオリジナルやゼオミンよりもリーズナブルな傾向にあるため、長期的な繰り返し施術を計画している方が候補として選ぶケースが増えています。

拡散範囲が異なる

 

 

どの製品が「より優れている」ということはない

どの部位に、どのような目的で、どれくらいの持続効果を求めるかによって、推奨製品は異なってきます。個人による反応の差もあります。「ボトックスよりナボタのほうが安いからナボタが良い」や「オリジナルだからボトックスが絶対に良い」といった単純な比較は不適切です。

価格帯においても、単位の違いを考慮して比較しなければ意味がありません。例えば、同部位に同様の効果を出す容量基準で換算すると、ボトックスが最も高価な傾向にあり、ナボタとゼオミンがそれに続き、ディスポートは単位換算を行うと価格差が縮まることが多いです。効果が現れ始める時期もわずかに異なり、ディスポートは通常2〜3日以内に効果が現れ始め、ボトックスとナボタは4〜7日ほどかかると報告されています。

重要なことは、医師がその部位に適した製品を選んだ理由をしっかりと説明してくれるクリニックを選ぶことです。「どの製品を何ユニット注入するのか」と聞いた際に、明確な根拠を示してくれるところであれば信頼できます。

どの製品が「より優れている」ということはない

 

 

よくある質問

Q. ナボタは韓国製だからオリジナルより効果が落ちますか?

ナボタは米国FDAの承認まで取得している製品です。オリジナル、ジェネリックといった概念というよりも、各製品が独立して臨床試験と承認プロセスを経たものであると理解するのが正しいです。

Q. 以前ボトックスを受けましたが、効果が落ちた気がします。製品を変えれば改善しますか?

ケースによっては役立つことがあります。長期間の繰り返し施術により抗体ができた場合、他の製品に切り替えることで効果が回復する場合があります。ただし、まずは原因を正確に把握することが先決です。

Q. 同じ製品なのにクリニックによって価格に大きな差があるのはなぜですか?

同じ製品名であっても、実際に投与する単位(Unit)が異なる場合があります。額のボトックス「1部位」と言っても、20Uなのか40Uなのかによって価格と効果が異なります。施術前に何ユニット使用するのか確認することをおすすめします。

 

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