肝斑レーザーの総額は1回の値段より回数で変わります。トーニングの回数の目安、ピコトーニングとVレーザーの選び方、価格表とパッケージの金額、効果なしと感じるときの注意点をまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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肝斑レーザーの総額は、1回の値段より回数で大きく変わります。研究ではトーニングを1〜2週間おきに5〜15回、多くは9〜10回受けていました。頬の赤みが混ざる肝斑では、血管に働くVレーザーが加わる分、総額がもう一段変わります。
肝斑トーニングは何回必要?10回が目安になる理由
肝斑のトーニングは、1回で消す施術ではありません。弱いエネルギーで何度かに分けて当て、少しずつ薄くしていく治療です。
トーニングの研究42件をまとめた総説では、回数は5〜15回、多くは9〜10回でした。6回だけで終えた研究では肝斑の点数の下がり方が小さく、回数が増えるほど改善が大きい傾向がありました。「レーザートーニングは10回」とよく言われるのは、この流れと重なります。
そのため、1回の値段が安くても回数が増えれば総額は大きくなります。反対に1回の値段が高くても、回数券(パッケージ)なら総額が近くなることもあります。見積もりは、同じレーザー・同じ回数どうしで並べて比べてください。

ピコトーニングとVレーザー、自分の肝斑にはどちらが入る?
肝斑が茶色の色素だけに見えるなら、トーニングやピコトーニングが中心になります。頬が一緒に赤く見える、血管が透けて見える場合は、血管の成分が混ざった肝斑の可能性があります。肝斑のある韓国人女性50人を調べた研究では、肝斑の部分はまわりより血管の数が多く、血管も太くなっていました。
この場合は、色素へのトーニングにVレーザーを組み合わせる構成を考えます。どちらに当たるかは写真だけでは分けにくいため、診察で肌の色と血管を直接見て決めます。
ピコトーニングは、波長によって結果が分かれました。くじで群を分けて比べた研究6件をまとめた分析では、1064nmのピコレーザーで肝斑の点数が下がりました。一方、755nmは塗り薬の美白剤より良い結果ではなく、炎症後色素沈着*が起きていました。
*炎症後色素沈着:肌に炎症が起きたあと、その場所が茶色く濃くなることです。

肝斑レーザーの値段は?料金表とパッケージの総額
1回の値段は公開の価格表に、回数券は期間限定のプロモーションページに載っています。価格表は2026年9月8日時点、プロモーションは2026年9月1日〜11月30日の金額で、どちらも税別(VAT別)です。ソウルのクリニック価格のため、変わる可能性があります。
メニュー | 金額(税別) | 基準 |
|---|---|---|
ヘリオス ピコ トーニング | 195,000ウォン〜 | 価格表 |
Vレーザー | 290,000ウォン〜 | 価格表 |
レブライトトーニング+ケア 1回 | 165,000ウォン | プロモーション |
レブライトトーニング+ケア 5回 | 690,000ウォン | プロモーション |
レーザーフルコース(レブリライトトーニング10回+Vレーザー3回) | 1,590,000ウォン | プロモーション |
赤み・色素改善オールインワン(血管性肝斑)6週間パッケージ | 1,290,000ウォン | プロモーション |
シミオールキル10回 | 1,690,000ウォン | プロモーション |
回数をまとめると、1回あたりの値段が下がるメニューもあります。たとえばレブライトトーニング+ケアは、5回の回数券のほうが1回ずつ5回受けるより総額が低くなります。シミオールキル10回のように名前だけでは中身が分からないメニューは、何が何回入っているかをプロモーションページで確かめてください。

10回でも効果なし?間隔のリスクと副作用の注意点
間隔を詰めすぎたり回数を増やしすぎたりすると、たまったエネルギーで白く抜けたまだらの点が出ることがあります。反対に間隔が空きすぎると、回の間に色が戻り、同じ回数でも薄くなりにくい場合があります。研究の多くも1〜2週間おきで行われていました。
施術直後に薄く赤くなる程度は、トーニングで狙っている反応です。次のような変化があれば、次の回を受ける前にすぐ伝えてください。
肝斑やそのまわりに、白く抜けたまだらの点が出た
肝斑がかえって濃くなった
赤みとヒリヒリ感が次の回の日まで続いている
強く当てすぎると、トーニングでも炎症が起きて色が濃くなる場合があり、肌の色が濃い方ほど起きやすいとされています。こうした変化があれば回を延ばし、エネルギーと間隔を決め直します。水ぶくれや浸出液(じゅくじゅくした液)が出た場合は、次の回を待たずに受診してください。
「10回受けても効果なし」と感じたときは、回数を足す前に、間隔とエネルギーが合っていたか、血管の成分が残っていないかを診察で見直します。

韓国旅行の日程の中で肝斑レーザーを受けるなら
睡眠麻酔を使った日を除けば、施術後の飛行機を理由に帰国を延ばす必要はありません。ただ、トーニングは1〜2週間おきに回数を重ねる治療なので、短い滞在で全部の回数を終えるのは難しくなります。次に来韓できる時期を、最初の回の前に伝えてください。
1回の来院で肌が大きく変わるというより、回を重ねて少しずつ以前の肌の色に近づいていく治療です。日焼け止めと塗り薬を続けた場合でも、結果が見えるまでには3〜12か月かかるのが通常とされています*。
*米国皮膚科学会(AAD)の患者向け案内による目安です。
帰国後に気になる変化があれば、LINEで写真を添えてご相談いただけます。水ぶくれが広がるなど症状が大きい場合は、まず日本の医療機関を受診してください。

まとめ:見積もりは「レーザー名・回数と間隔・Vレーザー」で比べる
診察では、肝斑が色素だけか血管が混ざっているか、肌がどのくらい敏感かを先に見ます。見積もりを受け取ったら、レーザーの名前、回数と間隔、Vレーザーが入っているかの3つが書かれているかを確かめてください。
当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は上の表の金額が基準で、レーザーの組み合わせと回数によって変わります(詳細は価格表)。主なリスクは、白く抜けたまだらの点と、かえって濃くなる色素沈着です。
ハプチョン(合井)のビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のメッセージには、自然光で撮った肝斑の写真と、これまでに受けたレーザーの回数を添えてください。
参考にした資料








