ウルセラとサーマクールは、腫れや赤みは似ていても、まれな副作用が違います。しびれとやけどの頻度、様子を見てよい反応とすぐ連絡する症状をまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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ウルセラとサーマクールの副作用は、赤みや腫れのようなよくある反応は似ていて、まれな副作用で分かれます。ウルセラは超音波を皮膚の奥の一点に集めるため、あざやしびれ、まれに顔の神経の一時的なまひが報告されています。サーマクールは高周波で皮膚の下を広く温めるため、水ぶくれができるやけどがまれに起こります。
当日の赤みと腫れは、どちらの施術でも見られる反応です。気をつけたいのは、施術ごとに違うまれな副作用のほうです。
この記事の要点
よくある反応はどちらも赤み・腫れで、まれな副作用はウルセラが神経側、サーマクールが皮膚表面のやけど側です。
腫れの目安:ウルセラを1回受けた20人では、赤み・腫れが6人、あざが2人で、いずれも2週間以内に治まりました。
サーマクールのやけどは、旧型の機器で照射5,858回のうち21回(0.36%)でした。
水ぶくれ、浸出液、口元の片側の動きの違和感は、様子を見ずにすぐ連絡してください。
ウルセラとサーマクール、施術後の腫れ・赤みはいつまで?
施術当日に顔が赤くなり、少し腫れる反応は、ふたつの施術で似ています。熱でコラーゲンを刺激する施術なので、温めた部分が一時的にむくむためです。赤みが落ち着けば、多くの場合そのままメイクもできます。
違いは、熱の入り方にあります。ウルセラは、超音波を真皮の深い層からSMAS*までの決まった深さに、点で集めます。サーマクールは、肌に当てるチップの下の広い面を、高周波で均一に温めます。
*SMAS(スマス):顔の筋肉を包み、皮膚を下から支える薄い膜です。
ウルセラを1回受けた韓国人20人の研究では、赤み・腫れが6人、あざが2人に出ました。いずれも2週間以内に跡を残さず治まり、6か月のあいだ神経のまひや水ぶくれはありませんでした。人数の少ない研究なので、腫れの期間はひとつの目安として見てください。

ウルセラの副作用、しびれやあざはなぜ起こる?
ウルセラのまれな反応は、深い場所に集めた熱と関係しています。あざ、線のように少し盛り上がった跡、顔の一部がしびれたり感覚が鈍くなったりする感じが、まれに報告されています。口元やおでこを動かす神経が一時的に弱まるまひも、まれにありました。報告された例は、跡を残さず回復しています。
さらにまれなのは、皮膚の表面近くまで熱が残った場合です。5人をまとめた症例報告では、ウルセラ1回のあとに水ぶくれ、ただれ、皮膚の壊死が起こりました。腫れが引いたあとに、その部分がへこむ萎縮が出た例もあります。著者らは、こうした例はまれでも、実際より報告が少ない可能性があると見ています。早めに傷の手当てを始めることが、回復には大切です。

サーマクールの副作用、やけどや脂肪のへこみはどのくらい?
サーマクールは皮膚の表面近くを広く温めるので、まれな副作用の代表はやけどです。86人が旧型のサーマクールを1回受けた研究では、照射5,858回のうち21回(0.36%)に、水ぶくれができる2度のやけどが起こりました。290人・757回の施術を振り返った研究では、施術回数あたり2.7%に2度のやけどがありました。
赤みが長引いた例は1.22%で、皮下脂肪が減ってへこむ萎縮や傷跡は、それより少数でした。どちらの数字も、今のチップや設定より前の機器のものです。エネルギーを適度に抑え、同じ場所をすぐに重ねて照射しないことで、熱がこもりにくくなります。施術中に熱さが強すぎると感じたら、我慢せずにその場でお伝えください。

副作用の見分け方:様子を見てよい反応とすぐ連絡する症状
赤み、軽い腫れ、あざ、押したときの鈍い痛みは、時間とともに落ち着く反応です。次の変化は、日数を待たずにすぐご連絡ください。
水ぶくれができた、浸出液が出る
皮膚がただれる、黒っぽく変わる
笑ったり話したりするとき、口元の片側の動きがぎこちない
しびれる範囲が少しずつ広がる
腫れが引いたあと、一か所だけへこんでいる
次のような場合は、施術を見送るのがおすすめです*。
*米国皮膚科学会の患者向け案内の基準です。
妊娠中の方
施術する部分に皮膚の感染がある方
熱を使う施術と合わない薬を飲んでいる方(服用中の薬は診察時にお伝えください)

韓国旅行の日程の中でウルセラ・サーマクールを受けるときの注意点
睡眠麻酔を使った日を除けば、施術を理由に帰りの飛行機を延ばす必要はありません。観光や写真については、ウルセラは300ショット前後までなら、腫れはほとんど目立ちません。
どちらの施術も1回の来院で受けられますが、その日のうちに顔が大きく変わる施術ではありません。一度に変わりすぎるより、少しずつ以前の状態に近づいていく流れです。
帰国後に水ぶくれやしびれに気づいたら、LINEで写真を添えてご相談いただけます。ただれが広がる、顔の動きがおかしいなど変化が大きいときは、まず現地の医療機関で診察を受けてください。

まとめ:ウルセラとサーマクールの相談前に確認したいこと
どちらの施術も、顔の形やたるんでいる層によって、熱を入れる深さと強さが変わります。診察では、院長が顔全体のバランスと左右差を先に見て、どの深さに熱を入れるかを決めます。
当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は部位・ショット数により異なります。主な副作用とすぐ連絡する症状は、上の見分け方の項目にまとめています。
ご相談の際は、「ウルセラは何mmの深さに、サーマクールはどの強さで照射するのか」を最初に確認すると、ふたつの施術を同じ基準で比べやすくなります。ソウルのハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。以前のリフトアップ施術で水ぶくれやしびれが出たことがある方は、その時期と部位を最初のメッセージに添えてください。
参考にした資料








