笑うと広がる小鼻はボトックスで動きを抑えられますが、元から広い小鼻は手術で扱います。鏡での見分け方、効きはじめの時期、笑えないなど注意したい症状をまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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笑ったときに横に広がる小鼻は、ボトックスで動きを抑えられます。小鼻を広げる小さな筋肉の力を弱めて、動きを小さくする施術です。何もしていないときから広い小鼻の付け根や大きな鼻の穴は、筋肉の問題ではないため、ボトックスでは幅が狭くなりません。
つまり、同じ「小鼻が大きい」悩みでも、動きによるものか、元の形によるものかで選ぶ方法が変わります。
この記事の要点
笑うと広がる小鼻はボトックス、何もしなくても広い小鼻は手術で扱います。
見分け方:正面の鏡で、無表情と笑顔の小鼻の幅がはっきり違えば、動きによるものです。
ボトックスは2〜4日で効きはじめ、10日ごろに最も強くなり、3か月ほどで筋肉の力が戻ります。
笑ったときに上唇の片側が上がりにくい、まぶたが下がるときは、すぐにご連絡ください。
小鼻が広いのは動きのせい?元の幅?鏡での見分け方
正面の鏡で2回見るだけで、おおよその見当がつきます。まず無表情のまま、小鼻の外側の端どうしの幅と、両目の目頭のあいだの距離を比べます。小鼻の幅が目頭のあいだよりはっきり広ければ、小鼻の付け根そのものが広いタイプです。
次に、歯を見せずに大きく笑ってみましょう。無表情では気にならないのに、笑うと小鼻が横に広がるなら、筋肉の動きで広く見えるタイプです。両方がある鼻もあるため、診察では院長が顔全体のバランスと左右の小鼻の差を先に見て、どちらの要素が大きいかを見極めます。

小鼻ボトックスで小さく見えるのはどんな鼻?
笑ったときや大きく息を吸ったときに、小鼻がひくひくと広がる鼻が、ボトックスで小さく見えるタイプです。小鼻を広げる鼻孔開大筋*と、小鼻を上に引き上げる筋肉にボトックスを打ち、その動きを抑えます。変わるのは表情を作ったときの小鼻の形で、小鼻の骨組みや鼻の穴の大きさが小さくなるわけではありません。
*鼻孔開大筋:小鼻の外側にある、鼻の穴を広げる小さな筋肉です。
20人をボトックスと生理食塩水の2つのグループに分けて比べた研究があります。ボトックス側では、笑ったときに小鼻が広がる幅が、ふだんの幅の10.05%から4.91%に減りました。小鼻の付け根が広がる幅も16.83%から12.50%に減り、生理食塩水側では変化がありませんでした。人数の少ない研究で、ほかの研究の多くは本人の満足度を測ったものなので、この数字をそのまま期待するのは難しいところです。
ボトックスは、筋肉の力が2〜4日で弱まりはじめ、10日ごろに最も弱くなります。3か月ほどたつと神経と筋肉が再びつながり、動きが戻ります。効果を続けたい場合は、同じ場所にもう一度打つことになります。

何もしなくても広い小鼻は、小鼻縮小の手術で
無表情でも広い小鼻の付け根や大きな鼻の穴は、皮膚と軟骨の大きさの問題なので、手術で扱います。小鼻が頬とつながるしわの線に沿ってくさび形に切り取る方法や、鼻の穴の底側を切り取って小鼻のあいだの幅を狭める方法があります。両方を組み合わせることもあり、この場合は形成外科での手術の相談が別に必要です。
20人が小鼻縮小の手術を受けた研究では、小鼻の幅を目頭のあいだの距離で割った値が、平均1.15から1.01に小さくなりました。ボトックスと違って元に戻せない方法なので、笑ったときだけ広がる鼻であれば、手術の前に動きの要素から確かめるのが順番です。

小鼻ボトックスで笑えない?副作用とすぐ連絡する症状
注射した部分のチクッとした痛み、軽い腫れや赤み、小さなあざは、注射による一時的な反応です。2〜10日のあいだに、笑ったときの小鼻の動きが小さくなるのも予定どおりの変化です。次のように、まわりの筋肉まで力が抜けたときは、すぐにご連絡ください。
笑ったときに上唇の片側が上がりにくく、口の形がゆがむ
上唇に力が入らず、口をすぼめにくい
まぶたや眉が下がる
このようにまわりの筋肉まで弱まるのは、ボトックス全体で10%未満とされ、長いと12週ほど続くことがあります。時間がたてば戻りますが、そのあいだの不便を減らす方法があるため、早めにお知らせください。
次のような場合は、施術を見送るのがおすすめです*。
*ニュージーランドの皮膚の情報サイトDermNetの案内の基準です。
妊娠中または授乳中の方
注射する部分に皮膚の感染がある方
重症筋無力症など、筋肉の力が弱まる病気がある方
以前ボトックスでアレルギー反応が出たことがある方
一部の抗生物質を飲んでいる方(服用中の薬は診察時にお伝えください)

韓国旅行の日程の中で小鼻ボトックスを受けるときの注意点
睡眠麻酔を使った日を除けば、施術を理由に帰りの飛行機を延ばす必要はありません。
小鼻ボトックスは1回の来院で受けられますが、その日のうちに鼻の形が変わる施術ではありません。効果は数日かけて少しずつ出てくるため、変化に気づくのは帰国後になることもあります。
帰国後に笑ったときの口元の違和感に気づいたら、LINEで笑顔の正面写真を添えてご相談いただけます。まぶたが大きく下がるなど変化が大きいときは、まず現地の医療機関で診察を受けてください。

まとめ:小鼻ボトックスか手術か、相談前に準備したいこと
小鼻ボトックスは、打つ場所が小鼻の外側の筋肉だけか、上唇につながる筋肉までかで、抑えられる動きと口元の変化が変わります。
当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は部位・使用量により異なります。主な副作用とすぐ連絡する症状は、上の副作用の項目にまとめています。
ご相談の際は、「自分の小鼻は、ふだんの幅と笑ったときの広がりのどちらが大きいか」を最初に確認すると、ボトックスと手術のどちらから始めるかを決めやすくなります。同じ照明で、無表情の正面写真と、歯を見せずに大きく笑った正面写真を1枚ずつ撮っておきましょう。ソウルのハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。2枚の写真と希望日、これまでに受けた鼻の施術を添えてお送りください。
参考にした資料








