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鼻フィラーのデメリットは?カニューレか針か、副作用を防ぐ確認点

鼻フィラーのデメリットは?カニューレか針か、副作用を防ぐ確認点

鼻フィラーのデメリットは?カニューレか針か、副作用を防ぐ確認点

鼻フィラーのデメリットは、形の限界とまれでも重い血管の合併症です。鼻の血管の深さ、カニューレと針の違い、逆吸引の限界、ソウル旅行中の日程と帰国後の相談までまとめました。

Published

Updated

Beautystone Clinic, Wi Young-jin, Chief director

Author

Wi Young-jin · Chief director

Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist

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鼻フィラーのデメリットは、鼻を細く・低くはできないという形の限界と、まれでも血管が詰まる重い副作用があり得ることです。韓国旅行中に受けるなら、製剤名に加えて「鼻のどの部分に、どの深さで、カニューレと針のどちらを使い、一度にどれだけ入れるか」を施術前に確認してください。

鼻筋を少し高くしたい、旅行の日程で受けられるなら受けたい。けれど「失明」という言葉を見て迷っている方もいると思います。本記事では、鼻の血管の通り方から、カニューレと針の違い、逆吸引の限界、旅行中の日程の組み方までを順に解説します。

 

鼻フィラーのデメリットと副作用:形の限界とまれな重い合併症

デメリットは2つに分けて考えます。ひとつは形の限界です。フィラーは足す治療なので、鼻筋を高く見せることはできても、鼻を細くしたり低くしたりすることはできません。

もうひとつが副作用です。鼻フィラーの合併症をまとめたレビューでは、早い時期に起こるものとして左右差、注射部位の反応、過敏反応が挙げられています。

同じレビューは、重い合併症として、血管閉塞による組織の虚血や壊死、さらに失明につながり得ることも挙げています。

頻度はどうでしょうか。鼻へのヒアルロン酸注入を扱った23本の論文をまとめた系統的レビューでは、3,928人のうち重い合併症が出たのは8人でした。

一方、フィラー後の視力障害98例を集めたレビューでは、危険度の高い部位として眉間(38.8%)に次いで鼻(25.5%)が挙がっていました。

このレビューには、ヒアルロン酸ではなく自家脂肪を注入した例も多く含まれています。それでも、まれではあっても、鼻は血管の位置を考えずに注入してよい部位ではありません。

鼻フィラーのデメリットと副作用:形の限界とまれな重い合併症

 

 

鼻の血管はどこを通る?段鼻ほど深さの管理が難しい理由

鼻フィラーの安全を考えるとき、出発点になるのは「どの層に入れるか」です。

アジア人の鼻31例を調べた解剖研究では、鼻筋を走る動脈(背側鼻動脈)は、鼻の骨の部分では筋肉の層より浅いところを通っていました。

同じ研究では、軟骨の部分になると、この動脈はより深い位置を走っていました。

同じ研究は、深い脂肪の層に入れることで動脈を傷つけるリスクを減らせる可能性があるとしています。

ただし同じ研究は、段鼻(鼻筋のこぶ)では、深い層を進んできた針先がこぶの盛り上がりの上で浅い層に近づくとも指摘しています。

同じ「鼻筋」でも、骨の部分と軟骨の部分、そしてこぶの上では、深さの管理が変わるということです。段鼻を目立たなくしたい方ほど、「こぶの部分はどの深さにどう入れるのか」を施術前に聞いておいてください。

鼻の血管はどこを通る?段鼻ほど深さの管理が難しい理由

 

 

カニューレか針か:先が丸くてもリスクはゼロではない

カニューレ(先の丸い注入針)は、鋭い針より血管閉塞が少ない傾向があります。ただし、カニューレなら安全と言い切れるわけではありません。

皮膚科医370人の診療データを集めた調査では、血管閉塞は針では1mLシリンジ6,410本に1回、カニューレでは40,882本に1回でした。

この調査は顔のフィラー全体をまとめた結果で、鼻だけを調べたものではありません。同じ研究も、針とカニューレのどちらが適切かは、患者の条件や部位、治したい形によって変わり得るとしています。

針とカニューレを比べたレビューでも、カニューレは本来リスクがないわけではなく、層の選び方が適切でなかったり注入の圧が強すぎたりすると、動脈の壁を貫いて血流障害が起こり得るとされています。

同じレビューは、骨の上の狭い一点を支えるような注入では、針にも利点があるとしています。

そのため、「カニューレか針か」をひとつに決めるより、鼻のどの部分に何を使うのかを部位ごとに確認するほうが大切です。

カニューレか針か:先が丸くてもリスクはゼロではない

 

 

逆吸引で血が戻らなければ安心?少量ずつ入れる理由

逆吸引(注入前にシリンジを引いて、血液が戻らないかを見ること)で血液が戻らなくても、針先が血管の外にあるとは言い切れません。

動脈の圧を再現した装置で逆吸引を調べた実験では、1秒以内に正しく陽性が出たのは、行った検査の33%でした。

この問題の文献をまとめた論文は、逆吸引は安全確認として頼れないとし、ゆっくり、低い圧で注入することを重要な安全策に挙げています。

量の考え方も同じです。鼻へのヒアルロン酸注入492人を振り返った研究では、最初の注入はおよそ0.3〜0.5mLで、4〜6週後に0.1〜0.3mLを追加する方法がとられていました。

この研究は1人の医師が1種類の製剤で行ったものなので、そのまま誰にでも当てはまる量ではありません。それでも、一度で仕上げようとせず足りない分をあとで足すという考え方は、旅行中の方なら追加分を次の来韓に回すという組み方にもつながります。

逆吸引で血が戻らなければ安心?少量ずつ入れる理由

 

 

旅行日程の中で:飛行機・写真・帰国後の相談

睡眠麻酔を使った日でなければ、鼻フィラーのあとに飛行機に乗る予定があるからといって、施術を先に延ばす理由はないと私は判断しています。

気をつけたいのは写真です。先ほどの492人の研究では、すべての施術で早い時期に一時的なむくみがあり、内出血は123人(25%)に見られました。

大切な撮影の予定は、施術の直後に重ねないでください。旅行の前半に施術日を置くと、帰国までの日数を落ち着くまでの時間にあてやすくなります。

鼻フィラーは、その日のうちに形が変わる施術です。一度の訪問でも意味はありますが、むくんでいる間は、落ち着いたあとの形とは違って見えることがあります。

帰国後に気になる変化があれば、鼻の正面と横の写真を添えてLINEでご相談いただけます。ただし、強い痛みや見え方の変化があるときは、返事を待たずに、すぐ日本の医療機関を受診してください。

旅行日程の中で:飛行機・写真・帰国後の相談

 

 

まとめ:製剤名の次に「どの層に、何で、どれだけ」を確認する

鼻フィラーのデメリットは、細く・低くはできない形の限界と、まれでも重い血管の合併症です。カニューレは針より閉塞が少ない傾向がありますが、それだけで安全が決まるわけではありません。

ただし、どの方法を選んでもリスクはゼロにはなりません。相談では、次の3つを部位ごとに確認してください。こぶの部分を含めて、どの層に入れるのか。カニューレと針を、鼻のどこで使い分けるのか。最初に入れる量と、追加するならその時期。答えが部位ごとに分かれて返ってくるなら、鼻の構造を踏まえて計画しているかを見分ける手がかりになります。

ご相談は、ハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院のLINEからお送りいただけます。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のメッセージは、「○月○日から○日までソウルに滞在します。鼻筋のフィラーを考えているので、鼻の正面と横からの写真を送ります」のように、滞在日程と写真を添えてお送りください。

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