
カラータトゥーを消したいとお考えの方へ、
回数がさらに必要な本当の理由
先週の火曜日、診察室に手首の内側に
赤・緑・黒が混ざった小さな花タトゥーを入れた
患者様が来院されました。
他院でピコレーザーを4回受けたそうですが、
「黒だけが薄くなって、
赤と緑はほとんどそのままなんです」とのことで、
「同じピコレーザーなのに、なぜ色によって効果が違うのですか?」
と質問されました。

ピコウェイ、他のピコレーザーと
似ているように見えますよね?ですが、
ピコウェイはシネロン・キャンデラ社(Candela)製の
ピコ秒レーザーで、1064nm、532nm、785nmという
3つの波長をすべて使用できる機器です。
エンライトンやピコシュアとは異なり、
ピコウェイだけが785nmの波長を
単独で搭載しています。
これがなぜ重要かというと、青色や緑色のインキを
吸収する核心となる波長が、まさに785nmだからです。
![[팩트체크] 피코슈어 vs 피코웨이, 다색 문신 제거에서 결과가 갈리는 이유](https://framerusercontent.com/images/kDKOq6Azk5W2BY4NgZpUHCi4pY.jpg)
なぜ同じピコレーザーなのに、カラーでは
効果に差が出るのでしょうか
この記事の重要ポイント
赤・青・緑などのマルチカラータトゥーは、単色と比べて
30%以上多くの施術回数が必要です。
色によって吸収される波長が異なるため、
1064nm、532nm、785nmを交互に
使い分ける必要があるからです。
ピコウェイによるカラータトゥー除去について
検索してこの記事にたどり着いたということは、
すでにどこかで1〜2回受けたことがあるか、
「数回で全部消える」という言葉を聞いて計算しているうちに
疑問が生じた状況ではないでしょうか。
ここで重要なポイントが一つあります。
タトゥーインキは、色によって光を吸収する
波長が全く異なります。
黒のインキは1064nmによく反応し、
赤は532nm、青・緑は785nmで
最もよく破壊されます。
そのため、ピコシュアのように755nmの単一波長の機器で
赤と黒のミックスされたタトゥーに照射すると、
黒はある程度反応するものの、
赤がなかなか消えないということが起こります。
波長が合っていないため、インキが破壊されないのです。
ピコウェイは3つの波長を一つの施術の中で
交互に使用できるため、
マルチカラーのタトゥーに対して高い効果を発揮します。
ただ、その分、1回あたりの施術時間も長くなり、
色によって反応する速度が異なるため、
単色の黒いタトゥーと比較して
30%ほど多くの回数が必要になります。
先月、32歳の会社員の患者様が来院されました。
他院でピコシュアを6回受けたものの、
赤が消えないとお悩みでしたが、
当院で532nmの波長を使って3回追加照射したところ、
ようやくその時点で赤が薄くなり始めました。
ウィ・ヨンジン院長のポイントまとめ
カラータトゥーは「ピコレーザーならすべて同じ」ではなく、
「ご自身のタトゥーの色に合った波長が
その機器に搭載されているか」が重要です。
赤・青・緑が混ざっている場合は、単色よりも
30%ほど長期的に考えて治療を始めることで、後悔を防ぐことができます。

ピコウェイによるカラー除去、
どのような方に適しているでしょうか?
このように比較していただくと、違いが明確になります。
タトゥーの種類 | 主に使用する波長 | 予想される回数 |
黒(単色) | 1064nm | 5〜8回 |
赤・オレンジ中心 | 532nm | 6〜10回 |
青・緑中心 | 785nm | 8〜12回 |
多色ミックス | 3つの波長を併用 | 10〜15回 |
通常は6〜8週間の間隔で治療計画を立て、マルチカラーの場合は
最初の3回でまずは黒を破壊し、
その後にカラーに移る、というような手順を進めていきます。
診察室でカラータトゥー除去について
特によくいただく3つの質問
Q1. 蛍光インキや白色が混ざった部分も消えますか?
これについては、ケースを分けて考える必要があります。
蛍光インキは
どのピコレーザーを使用しても完全な除去は難しく、
かえって施術直後に色が濃くなる
「逆説反応」が起こることがあるからです。
白色が混ざった肌色のインキも同様です。
二酸化チタン成分が含まれているため、
レーザーを照射すると黒っぽく変色する可能性があります。
Q2. カラータトゥー除去の費用は、
黒いタトゥーに比べてかなり高いですか?
実際のところ、1回あたりの施術単価は
同じか、それほど大きな差はありません。
ただし、施術回数が約30%多くなるため、
総額費用はその分高くなります。
そのため、最初から回数に余裕を持って
始められることをお勧めします。
Q3. 施術後の水ぶくれや色素沈着は
どれくらい長引きますか?
カラー除去に使う532nmの波長はメラニン色素にも強く刺激を与えるため、
施術後に一時的な色素沈着が
4〜8週間ほど生じることがあります。
水ぶくれはエネルギーを強く当てると発生することがありますが、
通常は1週間以内に落ち着きます。
そのため、初回はエネルギーを低めにして様子を見てから、
2回目以降に本格的に出力を上げ、
調整しながら治療を行います。
今日、一つだけ覚えておいていただきたいのは
— カラータトゥーは
「何回で終わるか」ではなく
「どのような波長があるか」ということから確認してください。
次回の記事では、
「カラータトゥー除去における施術間隔は6週間か8週間か、
どのように決めるべきか」について詳しくお話しします。
以上、ウィ・ヨンジンでした。
おすすめの記事