凹んだニキビ跡はアイスピック型・ボックス型・ローリング型で反応が変わります。シークレットRFが届きやすい形と、鏡の前での見分け方、回数とダウンタイムをまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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「ニキビは落ち着いたのに、クレーター状の跡だけが何年も気になる」という方は少なくありません。同じ施術を受けても、はっきり良くなったという声もあれば、物足りなかったという声もあり、口コミだけでは判断が難しいのではないでしょうか。
結果が分かれる大きな理由は、凹んだ跡が一様ではない点にあります。目には同じ「凹み」に見えても、幅や深さ、壁の角ばり方、底が下へ引っ張られているかは跡ごとに異なります。
本記事では、ニキビ跡のクレーターを形ごとに分け、シークレットRF(マイクロニードルRF)が届きやすい形と、その機器だけでは物足りない形について解説します。
ニキビ跡のクレーターはなぜ1種類ではないのでしょうか
炎症が治まった後に組織の修復が追いつかないと、表面が凹んだ萎縮性瘢痕(いしゅくせいはんこん)が残ります。この跡は形によって大きく3つに分けられます。
萎縮性のニキビ跡を形ごとに整理した資料では、幅2mm未満で深く鋭く落ち込むアイスピック型が全体の約60〜70%、幅1.5〜4mmで壁が角ばって落ちるボックス型が約20〜30%、幅5mmまで広がり縁がゆるやかに流れるローリング型が約15〜25%を占めると報告されています。
3つの形が、それぞれ違う深さに問題を抱えている点が大切です。アイスピック型は細い通り道が真皮の深い層まで、時にはその下の皮下組織まで届いています。ボックス型は壁が垂直に立ち、深さが0.5mmを超えると表面をならすだけでは壁が残りやすくなります。ローリング型は表面よりも、底が下の組織に線維の束で引っ張られていることが原因で、その束をゆるめないと再び凹んで見えます。
同じ顔に3つの形が混在しているケースは、むしろよくあります。そのため「ニキビ跡にはどの施術がよいか」という質問には一言で答えにくく、どの形が何割を占めるのかを先に確認します。

シークレットRFは跡の形でなぜ反応が変わるのでしょうか
シークレットRF(マイクロニードルRF)は、細い針を決まった深さまで刺し、針の先端だけで高周波の熱を出す機器です。表皮はできるだけ傷つけずに、真皮の内側でコラーゲンを作り直す信号を与えることを目的とします。
マイクロニードル高周波でニキビ跡を治療した臨床研究では、グレード3〜4の跡をもつ31名に6週間隔で4回の施術を行い、80.64%が2段階以上改善したと報告されました。同じ研究では、ローリング型とボックス型がアイスピック型よりも反応が良かった点も整理されています。ただし、これは特定の条件で得られた研究値のため、誰にでも同じ幅の変化が出るという意味ではありません。
反応が分かれる理由は、針が届く位置と跡がある位置が、どれだけ重なるかにあります。広くゆるやかなローリング型や、壁が浅いボックス型は、針が届く真皮の範囲に跡の底が入ります。一方でアイスピック型は通り道が細く深いため、周りの真皮が厚くなっても、その細い穴自体は埋まりにくい傾向があります。
形ごとに整理すると、以下のようになります。
跡の形 | 見た目 | マイクロニードルRFの反応 | 合わせて見る方法 |
|---|---|---|---|
アイスピック型 | 幅2mm未満の細く深い通り道 | 物足りないことが多いです | 穴を一つずつ扱う方法 |
ボックス型(浅い) | 壁が角ばり深さ0.5mm未満 | 比較的よく反応します | 単独でも見込めます |
ボックス型(深い) | 壁が角ばり深さ0.5mm以上 | 壁が残ることがあります | 回数を多めに設計します |
ローリング型 | 幅5mmまで、底が引っ張られる | 反応しやすい傾向です | 引っ張る束をゆるめる方法 |

自分のクレーターはどのタイプに近いのでしょうか
鏡の前で、自分でおおよそ見分ける方法があります。肌を左右に軽く引っ張ったとき、跡が目立って伸びれば底が引っ張られたローリング型に近く、引っ張っても縁が角ばったままならボックス型に近いと考えられます。とても小さな点のように見えるのに化粧で隠れにくい場合は、アイスピック型の可能性が高いです。
皮膚科の解説資料でも、底が引っ張られた跡はその線維の束を切って肌を元の位置へ戻す方法を、細く深い跡は穴を一つずつ扱う方法を分けて紹介しています。同じ資料では、色や質感、凹みを一緒に整えるには一つの方法だけでは足りず、複数のアプローチを組み合わせることが多いとも整理されています。
おおまかな目安として、次のように分けて見てみましょう。
引っ張ると伸びる跡が多い — ローリング型が中心の可能性があります
引っ張っても角が残る跡が多い — ボックス型が中心の可能性があります
化粧で隠れにくい小さな点が多い — アイスピック型が混じっている可能性があります

シークレットRFが向いている方と併用を検討したい方
シークレットRF単独でも満足しやすいのは、次のような場合です。
浅いボックス型とローリング型が大部分の場合 — 針が届く真皮の範囲に跡の底が入ります
凹みよりも毛穴の質感が気になる場合 — 表面の質感を整えるのは、この方式が得意です
回復期間を長く取りにくい場合 — 表皮を大きく削らないため、日常への復帰が早い傾向です
反対に、他の方法も合わせて検討したいのは、次のような場合です。
アイスピック型の跡が目立って多い場合 — 細い穴は一つずつ扱う方法が合います
引っ張っても伸びない深いボックス型が中心の場合 — 角ばった壁が残り、回数が長引くことがあります
まだ新しいニキビが出ている場合 — 先に炎症を落ち着かせる順序が大切です

回数の設計とダウンタイムはどう過ごせばよいのでしょうか
跡は一度で埋まるより、回数を分けて少しずつ整うことが多いです。個人差はありますが、通常は4〜6週間隔で複数回を設計し、最後の回から3ヶ月ほどまで変化を見ます。コラーゲンが作り直されるには時間がかかるため、施術直後よりも数週間後のほうが良く見える場合もあります。
施術当日は赤みと細かい格子状の跡が残り、翌日まで少し腫れて見えることがありますが、多くは2〜3日で落ち着きます。過ごし方の目安は次のとおりです。
当日 — ぬるま湯だけで洗い、化粧やサウナは翌日まで控えましょう
2〜3日 — 皮がむけてもはがさず、保湿と紫外線対策に集中してください
1週間以降 — 角質ケアや酸性の製品は、この時期から少しずつ戻していきましょう
次のような様子が見られたら、施術した医師にご相談ください。赤みが1週間を過ぎても濃くなる場合、水ぶくれや浸出液が出た場合、施術部位に新しく濃い色が残る場合です。よくある経過ではありませんが、あらかじめ知っておくと対応が早くなります。

まとめ
ニキビ跡のクレーターはアイスピック型・ボックス型・ローリング型に分かれ、シークレットRFは浅いボックス型とローリング型に届きやすい一方で、細く深いアイスピック型は物足りないことがあります。
ただし、施術には赤みや腫れなどのダウンタイムを伴い、反応や回数には個人差があります。ご自身の跡がどの形に当たり、どの順序が合うかは、診察した医師と相談して決めることが大切です。
ソウル・合井のBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「クレーター状のニキビ跡が気になる」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. シークレットRFは1回でニキビ跡が目立たなくなりますか?
A. 1回で大きく変わるのは難しい傾向です。研究でも6週間隔で4回行った後に変化を評価しており、コラーゲンが作り直されるまで時間がかかるため、最後の回から数ヶ月かけて少しずつ整います。始める前に回数と確認の時期を決めておくと、途中で焦りにくくなります。
Q. アイスピック型の跡には、まったく役に立たないのでしょうか?
A. まったくないというより、その細い穴自体を埋めるのは物足りない、という意味です。周りの真皮が厚くなり、跡が目立ちにくくなる程度は期待できます。ただしアイスピック型が多い場合は、穴を一つずつ扱う方法を合わせて見るほうがよいでしょう。
Q. まだニキビが出ている時期に受けても大丈夫でしょうか?
A. 新しい炎症が続く時期であれば、跡の施術よりも先に炎症を落ち着かせる順序が大切です。活動性のニキビの上に施術すると刺激が加わることがあり、整えた場所に新しい跡ができると回数が無駄になりやすいです。肌が落ち着いてから時期を選ぶことをおすすめします。
Q. ダウンタイム中、化粧はいつからできますか?
A. 通常は翌日から軽く可能な場合が多いですが、赤みや細かい跡が残っていれば、もう1日待つほうが楽です。皮がむける2〜3日目は厚く塗るよりも、保湿と紫外線対策を先に整えてください。施術の範囲や強さによって変わるため、当日に直接ご案内を受けるのが正確です。












