顎ボトックス10回効果なし→耳下腺ボトックスで劇的に変わった話
顎ボトックス10回効果なし→耳下腺ボトックスで劇的に変わった話
顎ボトックス10回効果なし→耳下腺ボトックスで劇的に変わった話
顎ボトックスだけでは、小顔にはなりません。耳下腺へのアプローチが必要です。
エラボトックスを10回打っても効果がなかったのに、耳下腺ボトックスで変わったお話
最近は、ご自身の顔の構造をかなり細かく把握して来院される方が増えています。
単に「痩せたいから」ではなく、
「私の場合は何が問題なのかを知りたいです」と最初におっしゃるのです。
そうした流れから、エラボトックスと耳下腺(ジカセン)ボトックスを
一緒に質問される方が一気に増えました。
今日のテーマはまさに、この2つの違い、そしてどのような場合にどちらを打つべきなのかについてです。
Q. エラボトックスと耳下腺ボトックスは同じ施術ですか?
A. いいえ、違います。ターゲットとなる構造が完全に異なります。本文で詳しく説明します。
Q. エラ張りがひどいのですが、両方打つ必要がありますか?
A. ケースバイケースです。原因となる構造をまず見極める必要がありますが、その基準を以下にまとめました。
Q. ゼオミン(Xeomin)でも同じ効果が得られますか?
A. はい、可能です。ただ、投与量の換算や施術方法に違いがあるため、この部分も別途ご説明いたします。

「エラ張り」と一口に言っても、すべて同じ原因ではありません
多くの方が誤解している部分ですが、
エラ張りのように見える顔下部の横幅は、実は大きく分けて2つの構造に起因しています。
ひとつは 咬筋(こうきん、噛む筋肉、masseter)が発達しているケースで、
もうひとつは 耳下腺(じかせん、parotid gland)が大きいケースです。
咬筋は頬骨の下、顎の骨の外側に位置する筋肉です。
歯ぎしりが多かったり、硬い食べ物をよく噛んだりすると肥大します。
ここにボトックスを注入するのが、いわゆるエラボトックスです。
一方、耳下腺は耳の斜め前方下部にある唾液腺ですが、
これが生まれつき大きかったり肥大している場合、咬筋と重なって見えるため、
エラボトックスを何度打っても効果が実感できないということが起こります。
私も最初は半信半疑でしたが、
他院でエラボトックスを何度も打っても変化がなかったという方々を診察する中で、
耳下腺の大きさをまず確認するようになりました。
2つの構造を区別せずに施術してしまうと、
咬筋が小さくなっても耳下腺のボリュームはそのまま残り、効果がほとんど感じられません。
区分 | エラボトックス (咬筋) | 耳下腺ボトックス |
|---|---|---|
ターゲット構造 | 咬筋 (筋肉) | 耳下腺 (唾液腺) |
位置 | 頬骨の下、顎の骨の外側 | 耳の前下部、咬筋の後方 |
主な原因 | 歯ぎしり、咀嚼筋の過活動 | 先天的な肥大、体質 |
効果の現れ方 | 4〜8週間 (筋肉の萎縮) | 2〜4週間 (分泌量・ボリュームの減少) |
持続期間 | 私の臨床経験上 4〜6ヶ月 | 私の臨床経験上 4〜6ヶ月 |
確認方法 | 奥歯をぐっと噛み締めた時に盛り上がる部位 | 力を抜いても耳の前下部がぽこっと膨らんでいる部位 |

ここで重要なことがあります。 — 2つの原因が同時に存在する場合
ケースによって異なりますが、私は通常このように対応しています。
診察室で患者様に奥歯をぐっと噛み締めていただき、
咬筋が際立っているか、力を抜いた時にも膨らみが残るかを確認します。
力を抜いた時にもボリューム感が大きい場合は、耳下腺を疑う必要があります。
両方の構造が共に肥大している方も少なからずいらっしゃいますので、
この場合には、咬筋と耳下腺の両方にボトックスを分けて注入する施術を行います。
耳下腺へ注入する時は、難易度が少し高くなります。
顔面神経(facial nerve)がこの領域を通過しているため、
注入の位置と深さを正確にコントロールすることが非常に重要です。
位置や深さがずれると、一時的な顔面筋肉の麻痺が生じる可能性があるため、
解剖学的な構造に精通した医師に施術を受ける必要があります。
率直に申し上げますと、
耳下腺ボトックスは施術の難しさに対してそれほど広く知られていないため、
未だにエラボトックスだけを繰り返しているケースが多く見受けられます。
ウィ・ヨンジン院長の実践ノート:
他院でエラボトックスを10回以上打っても効果がなかったという方が、当院(Beautystone)にいらっしゃるケースがよくあります。
確認してみると、耳下腺が肥大している場合がかなり多いです。
私の経験上、こうした方々はエラボトックス単独よりも、耳下腺を含めた複合施術における満足度が遥かに高かったです。
ひとつ必ずお伝えしておきたいことがあります。耳下腺への注入は、顔面神経の枝(branch)と近接しているため、
どんなに優れた製剤を使用しても、位置選定を誤れば、効果が出ないばかりか合併症のリスクが生じます。
この部分については、私も常に事前に丁寧にお話しさせていただいております。
ゼオミン(Xeomin)で施術する際の違い
ボトックス系の製剤の中に、ゼオミン(Xeomin, incobotulinumtoxinA)があります。
複合タンパク質(complexing protein)が除去された純粋な毒素の形態であるため、
長期にわたって繰り返し施術を行う際、抗体ができる可能性が相対的に低いという特性があります。
(この部分については、まだ研究が進行中であるため断言することは難しいです。)
エラボトックスや耳下腺ボトックスにゼオミンを使用する場合、
従来のボトックス(onabotulinumtoxinA、以下 ボトックス)と1対1の用量換算が原則ですが、
実際の臨床では、症例に合わせて投与量を調整することもあります。
しかし、これが手放しに良いことばかりというわけではありません。
ゼオミンは冷蔵保存の条件が厳格であり、
希釈後の使用時間管理が重要なため、運営管理が不十分なクリニックでは、
効果にばらつきが生じることがあります。
それでも、長期的な計画で施術を考えている方にとっては、十分に検討に値する選択肢です。

核心のまとめ:エラ張りの原因が「咬筋」なのか「耳下腺」なのかをまず見極める必要があり、ゼオミンなどの製品選びはその次の問題です。
施術の前に、これだけはご確認ください
私が診察時に必ず確認するチェックリストを共有いたします。
奥歯をぐっと噛み締めた時、頬骨の下が盛り上がりますか? → 咬筋肥大の可能性
力を抜いても、耳の前下部がぽこっと膨らんでいますか? → 耳下腺肥大の可能性
過去にエラボトックスを打ったものの、効果がほとんどありませんでしたか? → 耳下腺の確認が必要
歯ぎしり(bruxism)がありますか? → 咬筋肥大の原因である可能性が高い
顎の痛みや頭痛がありますか? → 咬筋の過緊張(hypertension)も併せて見る必要あり
この5つのうち、2番と3番に該当される場合は、
耳下腺ボトックスを含めたカウンセリングを受けられることをおすすめします。
少し残念に思う部分なのですが、
カウンセリングを受けずに価格だけを見て予約をされると、
ご自身に必要な施術の組み合わせを受けられないことが非常によくあります。
新村や梨大方面からも多くの方にお越しいただいておりますが、
原因を分析せずに施術を繰り返した結果、当院で初めてきちんとした説明を聞いたとおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。

よくある質問
Q1. 耳下腺ボトックスを打つと、唾液が出なくなって口が乾きませんか?
A. 耳下腺の分泌機能を完全に遮断するのではなく、ボリュームを小さくするレベルですので、私の経験上、ひどい口の渇きが生じるケースは極めて稀です。ただし個人差があり、投与量が多すぎると一時的な口腔乾燥が生じることがありますので、用量調節が非常に重要になります。
Q2. エラボトックスを初めて受けるのですが、ゼオミンと通常のボトックスのどちらが良いでしょうか?
A. 初めての施術であれば、どちらを選ばれても効果の違いはそれほど大きくありません。ゼオミンは繰り返し施術を受けた際に、抗体形成の懸念があるときにより推奨される選択肢です。最初は、ご自身に合った適正な用量と位置を確認することが先決です。
Q3. 施術後、いつから効果が現れて、どのくらい持続しますか?
A. エラボトックスは筋肉が萎縮するまでに時間がかかるため、通常4〜8週間後に変化が現れます。耳下腺ボトックスは2〜4週間と比較的早く現れる傾向があります。持続期間は私の臨床経験上、どちらの部位も4〜6ヶ月ほどですが、歯ぎしりがひどい方は少し短めに見積もっておくのが現実的です。
以上、ウィ・ヨンジンでした。
ご不明な点がございましたら、お気軽にまずはLINEでお問い合わせください。
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最近は、ご自身の顔の構造をかなり細かく把握して来院される方が増えています。
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「私の場合は何が問題なのかを知りたいです」と最初におっしゃるのです。
そうした流れから、エラボトックスと耳下腺(ジカセン)ボトックスを
一緒に質問される方が一気に増えました。
今日のテーマはまさに、この2つの違い、そしてどのような場合にどちらを打つべきなのかについてです。
Q. エラボトックスと耳下腺ボトックスは同じ施術ですか?
A. いいえ、違います。ターゲットとなる構造が完全に異なります。本文で詳しく説明します。
Q. エラ張りがひどいのですが、両方打つ必要がありますか?
A. ケースバイケースです。原因となる構造をまず見極める必要がありますが、その基準を以下にまとめました。
Q. ゼオミン(Xeomin)でも同じ効果が得られますか?
A. はい、可能です。ただ、投与量の換算や施術方法に違いがあるため、この部分も別途ご説明いたします。

「エラ張り」と一口に言っても、すべて同じ原因ではありません
多くの方が誤解している部分ですが、
エラ張りのように見える顔下部の横幅は、実は大きく分けて2つの構造に起因しています。
ひとつは 咬筋(こうきん、噛む筋肉、masseter)が発達しているケースで、
もうひとつは 耳下腺(じかせん、parotid gland)が大きいケースです。
咬筋は頬骨の下、顎の骨の外側に位置する筋肉です。
歯ぎしりが多かったり、硬い食べ物をよく噛んだりすると肥大します。
ここにボトックスを注入するのが、いわゆるエラボトックスです。
一方、耳下腺は耳の斜め前方下部にある唾液腺ですが、
これが生まれつき大きかったり肥大している場合、咬筋と重なって見えるため、
エラボトックスを何度打っても効果が実感できないということが起こります。
私も最初は半信半疑でしたが、
他院でエラボトックスを何度も打っても変化がなかったという方々を診察する中で、
耳下腺の大きさをまず確認するようになりました。
2つの構造を区別せずに施術してしまうと、
咬筋が小さくなっても耳下腺のボリュームはそのまま残り、効果がほとんど感じられません。
区分 | エラボトックス (咬筋) | 耳下腺ボトックス |
|---|---|---|
ターゲット構造 | 咬筋 (筋肉) | 耳下腺 (唾液腺) |
位置 | 頬骨の下、顎の骨の外側 | 耳の前下部、咬筋の後方 |
主な原因 | 歯ぎしり、咀嚼筋の過活動 | 先天的な肥大、体質 |
効果の現れ方 | 4〜8週間 (筋肉の萎縮) | 2〜4週間 (分泌量・ボリュームの減少) |
持続期間 | 私の臨床経験上 4〜6ヶ月 | 私の臨床経験上 4〜6ヶ月 |
確認方法 | 奥歯をぐっと噛み締めた時に盛り上がる部位 | 力を抜いても耳の前下部がぽこっと膨らんでいる部位 |

ここで重要なことがあります。 — 2つの原因が同時に存在する場合
ケースによって異なりますが、私は通常このように対応しています。
診察室で患者様に奥歯をぐっと噛み締めていただき、
咬筋が際立っているか、力を抜いた時にも膨らみが残るかを確認します。
力を抜いた時にもボリューム感が大きい場合は、耳下腺を疑う必要があります。
両方の構造が共に肥大している方も少なからずいらっしゃいますので、
この場合には、咬筋と耳下腺の両方にボトックスを分けて注入する施術を行います。
耳下腺へ注入する時は、難易度が少し高くなります。
顔面神経(facial nerve)がこの領域を通過しているため、
注入の位置と深さを正確にコントロールすることが非常に重要です。
位置や深さがずれると、一時的な顔面筋肉の麻痺が生じる可能性があるため、
解剖学的な構造に精通した医師に施術を受ける必要があります。
率直に申し上げますと、
耳下腺ボトックスは施術の難しさに対してそれほど広く知られていないため、
未だにエラボトックスだけを繰り返しているケースが多く見受けられます。
ウィ・ヨンジン院長の実践ノート:
他院でエラボトックスを10回以上打っても効果がなかったという方が、当院(Beautystone)にいらっしゃるケースがよくあります。
確認してみると、耳下腺が肥大している場合がかなり多いです。
私の経験上、こうした方々はエラボトックス単独よりも、耳下腺を含めた複合施術における満足度が遥かに高かったです。
ひとつ必ずお伝えしておきたいことがあります。耳下腺への注入は、顔面神経の枝(branch)と近接しているため、
どんなに優れた製剤を使用しても、位置選定を誤れば、効果が出ないばかりか合併症のリスクが生じます。
この部分については、私も常に事前に丁寧にお話しさせていただいております。
ゼオミン(Xeomin)で施術する際の違い
ボトックス系の製剤の中に、ゼオミン(Xeomin, incobotulinumtoxinA)があります。
複合タンパク質(complexing protein)が除去された純粋な毒素の形態であるため、
長期にわたって繰り返し施術を行う際、抗体ができる可能性が相対的に低いという特性があります。
(この部分については、まだ研究が進行中であるため断言することは難しいです。)
エラボトックスや耳下腺ボトックスにゼオミンを使用する場合、
従来のボトックス(onabotulinumtoxinA、以下 ボトックス)と1対1の用量換算が原則ですが、
実際の臨床では、症例に合わせて投与量を調整することもあります。
しかし、これが手放しに良いことばかりというわけではありません。
ゼオミンは冷蔵保存の条件が厳格であり、
希釈後の使用時間管理が重要なため、運営管理が不十分なクリニックでは、
効果にばらつきが生じることがあります。
それでも、長期的な計画で施術を考えている方にとっては、十分に検討に値する選択肢です。

核心のまとめ:エラ張りの原因が「咬筋」なのか「耳下腺」なのかをまず見極める必要があり、ゼオミンなどの製品選びはその次の問題です。
施術の前に、これだけはご確認ください
私が診察時に必ず確認するチェックリストを共有いたします。
奥歯をぐっと噛み締めた時、頬骨の下が盛り上がりますか? → 咬筋肥大の可能性
力を抜いても、耳の前下部がぽこっと膨らんでいますか? → 耳下腺肥大の可能性
過去にエラボトックスを打ったものの、効果がほとんどありませんでしたか? → 耳下腺の確認が必要
歯ぎしり(bruxism)がありますか? → 咬筋肥大の原因である可能性が高い
顎の痛みや頭痛がありますか? → 咬筋の過緊張(hypertension)も併せて見る必要あり
この5つのうち、2番と3番に該当される場合は、
耳下腺ボトックスを含めたカウンセリングを受けられることをおすすめします。
少し残念に思う部分なのですが、
カウンセリングを受けずに価格だけを見て予約をされると、
ご自身に必要な施術の組み合わせを受けられないことが非常によくあります。
新村や梨大方面からも多くの方にお越しいただいておりますが、
原因を分析せずに施術を繰り返した結果、当院で初めてきちんとした説明を聞いたとおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。

よくある質問
Q1. 耳下腺ボトックスを打つと、唾液が出なくなって口が乾きませんか?
A. 耳下腺の分泌機能を完全に遮断するのではなく、ボリュームを小さくするレベルですので、私の経験上、ひどい口の渇きが生じるケースは極めて稀です。ただし個人差があり、投与量が多すぎると一時的な口腔乾燥が生じることがありますので、用量調節が非常に重要になります。
Q2. エラボトックスを初めて受けるのですが、ゼオミンと通常のボトックスのどちらが良いでしょうか?
A. 初めての施術であれば、どちらを選ばれても効果の違いはそれほど大きくありません。ゼオミンは繰り返し施術を受けた際に、抗体形成の懸念があるときにより推奨される選択肢です。最初は、ご自身に合った適正な用量と位置を確認することが先決です。
Q3. 施術後、いつから効果が現れて、どのくらい持続しますか?
A. エラボトックスは筋肉が萎縮するまでに時間がかかるため、通常4〜8週間後に変化が現れます。耳下腺ボトックスは2〜4週間と比較的早く現れる傾向があります。持続期間は私の臨床経験上、どちらの部位も4〜6ヶ月ほどですが、歯ぎしりがひどい方は少し短めに見積もっておくのが現実的です。
以上、ウィ・ヨンジンでした。
ご不明な点がございましたら、お気軽にまずはLINEでお問い合わせください。
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