ピコウェイのタトゥー除去は何回?韓国旅行で通うときの回数と間隔
ピコウェイのタトゥー除去の回数は、インクの色と密度、部位で変わります。1回の来院で重ねて当てる方法の研究、2回目の判断、旅行の合間に通うときの間隔と注意点をまとめました。
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Wi Young-jin · Chief director
Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist
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ピコウェイでタトゥーを消す回数は、最初から一つの数字では決まらず、インクの色と密度、彫った部位で変わります。年に数回の韓国旅行で通う場合も、1回の来院に詰め込むより、肌が落ち着いてから1回ずつ重ねていくほうが計画を立てやすい施術です。
「タトゥー除去 何回」と調べている方の多くは、手首や腕など、写真に写りやすい場所のタトゥーを薄くしたいと考えているのではないでしょうか。セルフケアでインクを抜くことはできないため、レーザーで少しずつ薄くしていく方法が中心になります。本記事では、回数を左右する条件、1回の来院で重ねて当てる方法の研究、2回目の判断、旅行の日程との合わせ方を解説します。
ピコウェイのタトゥー除去は何回?回数を左右する条件
回数には幅があり、色と密度がわかって初めて目安が立ちます。
ピコウェイ(PicoWay)は、ピコ秒(1兆分の1秒)単位の短い光でインクの粒を細かく砕くレーザーです。砕けた粒は体の中で少しずつ運び出されるため、1回で消すのではなく、回を重ねて薄くしていきます。
ピコ秒レーザーのシステマティックレビューでは、人を対象にした試験で、69%からすべてのタトゥーが1〜10回の治療で色素の70%超が薄くなったと報告されています。同じレビューは、対象が主に黒と青のインクで、比較対照のない研究が多いことも課題に挙げています。
回数の見積もりには、肌タイプ・部位・色・インク量・傷あと・重ね彫りの各項目を点数にするカービー・デサイ尺度という提案があります。
755nmのピコ秒レーザーで黒いタトゥーを治療した116人の研究では、回数にもっとも大きく影響した要因はインクの密度でした。
評価表によって重みが違うので、まず色と密度、次に部位と重ね彫りの有無という順で見ると、見積もりの幅を理解しやすくなります。

1回の来院でまとめて当てれば、回数は減らせる?
まとめて当てれば回数が減る、とは言い切れません。
旅行で来る方ほど「1回の滞在で多く当ててほしい」と考えがちです。ここで知っておきたいのが、回数には来院の回数と、1回の中で何度重ねて当てるか(パス数)の二つがあるという点です。
Qスイッチ(ナノ秒)レーザーの小規模な比較試験では、20分おきに4回当てる方法のほうが、1回だけ当てる方法より3か月後によく薄くなっていました。同じ試験では、重ねた側で表皮のダメージが大きかったことも報告されています。
Nd:YAGレーザーで15分あけて2回当てた試験でも、1回当てより薄くなった程度が大きいと報告されています。
反対に、線が残ったタトゥーの症例報告では、出力を上げたうえで重ね当て(R20)を試したところ、薄くなる改善はなく、傷あとがかえって増えたとされています。
どれもナノ秒レーザーの研究で、ピコウェイで同じ結果になるかは示されていません。重ね当ては来院回数を減らす近道というより、その日の肌の反応を見て使うかどうかを決める調整の一つと考えるのが安全です。

2回目はいつ受ける?間隔と判断の目安
2回目は、前回の赤みや色の変化が落ち着き、残ったインクが写真ではっきり見えてからが目安です。
間隔を詰めれば早く消えるのかは、タトゥー除去が頭打ちのときの間隔と出力の見直し方で整理しています。
1064/532nmのピコ秒レーザーの研究は、4.8±1.6週の間隔で最大10回(平均7.5回)当てる設計でした。間隔に、誰にでも当てはまる正解の週数が一つあるわけではありません。
年に2〜3回の来韓なら、間隔は自然に数か月あきます。黒一色のタトゥーで、前回の赤みや水ぶくれ、茶色い跡(色素沈着)が引いていれば、その滞在で次の1回に進める状態と考えられます。茶色い跡が残っているなら、その回は見送るか、弱めて当てるかの二つが選択肢になります。
2回目の前には、1回目の前と同じ明るさ・距離で撮った写真を用意しておくと、どの色がどれだけ残ったかを比べやすくなります。

副作用とリスク、回数が増えやすい注意点
多くは一時的な赤みや水ぶくれですが、色の変化や傷あとのリスクもゼロではありません。
先ほどのレビューで報告された副作用は、痛み、色素沈着と色素脱失、水ぶくれ、一時的な赤み・むくみ・点状出血でした。
ナノ秒とピコ秒を左右に分けて比べた試験では、色素沈着はどちらのレーザーでも起こり、傷あとはどちらでも見られませんでした。
ケロイド体質の方でも、除去ができないわけではありません。ただし強く当てず、弱く分けて進めるため、通常より期間が長くかかります。
経過中は、次の点に気をつけてください。
かさぶたや水ぶくれは自然にはがれるのを待ち、こすったりはがしたりしないでください。
照射部位は日差しに当てないよう、衣服やテープで覆いましょう。
痛みや腫れが日ごとに強くなる、膿が出る、赤みが広がる、熱が出るときは、早めに医療機関を受診してください。

旅行の日程の中で:飛行機・観光・帰国後の相談
睡眠麻酔(静脈麻酔)を使った日でなければ、施術後に飛行機に乗る予定があることを理由に、施術を延ばす必要はないと考えています。水ぶくれや傷の処置について医師から指示があれば、そちらを優先してください。
観光や写真については、赤みやかさぶたの出方が人によって違います。写真に残したい予定がある方は、相談の時点で日程ごと伝えておくと、施術日を決めやすくなります。
タトゥー除去は回数が必要な施術なので、1回の滞在で終わるものではありません。それでも1回ごとに前回より薄くしていく積み重ねなので、旅行のたびに1回ずつという通い方にも意味があります。
帰国後に気になる変化があれば、照射部位の写真を添えてLINEで相談できます。膿や広い赤み、発熱のような強い症状がある場合は、まず日本の医療機関を受診してください。

まとめ:回数は「来院の回数」と「重ねる回数」に分けて聞く
ピコウェイのタトゥー除去の回数は、色と密度を中心に、部位や重ね彫りで変わります。1回に重ねて当てる方法は研究されていますが、ナノ秒レーザーの小さな研究が中心で、傷あとが増えた報告もあります。どの方法でも色素沈着などのリスクは伴うため、ご自身の肌とタトゥーの状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。
相談では「この色と密度なら、1回の来院で何回重ねて当てる想定ですか?次の来韓までに、どんな写真を撮っておけばいいですか?」と聞いてみてください。その答えに、次の1回を入れるかどうかの根拠が表れます。
LINEでのご相談先は、ソウル・ハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院です。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のメッセージは「手首に約○cmの黒いタトゥーがあります。○月に○泊でソウルへ行く予定で、何回・どんな間隔になるか知りたいです」と、タトゥーの写真を添えて送ると状況が伝わりやすくなります。「何回かかるのか」で迷っている方は、お気軽にご相談ください。











