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洗顔やシャワーのお湯はぬるま湯が良い?肌への影響と目安を解説

洗顔やシャワーのお湯はぬるま湯が良い?肌への影響と目安を解説

洗顔やシャワーのお湯はぬるま湯が良い?肌への影響と目安を解説

洗顔やシャワーのお湯の温度は肌のバリアに影響します。熱いお湯とぬるま湯の違い、温度計なしで目安をつかむ方法、洗う時間と保湿のタイミングをまとめました。個人差があります。

Published -

Updated -

Beautystone Clinic, Wi Young-jin, Chief director

Author

Wi Young-jin · Chief director

Seoul National University College of Medicine · Seoul National University Hospital Specialist

洗顔料は成分表まで確認するのに、それを洗い流すお湯の温度は、なんとなく手の感覚に任せている。そんな方は少なくありません。

ただ、お湯の温度と洗う時間は、どの洗顔料を選ぶかと同じくらい、肌のバリア機能に直接関わる要素です。毎日繰り返す習慣だからこそ、小さな差が少しずつ積み重なっていきます。

本記事では、温度計がなくてもぬるま湯の目安をつかむ方法と、洗う時間、そして保湿のタイミングを順番に解説します。洗ったあとのつっぱりが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

 

お湯の温度が皮脂膜に与える影響

肌のいちばん外側にある角質層の表面は、皮脂膜という薄い膜におおわれています。この膜は、水分が外へ逃げていく速さをゆるやかにする役割を担っています。洗うという行為は、この膜を一時的に取り去ることでもあります。

問題になるのは、お湯の温度によって取り去られる度合いが変わる点です。熱いお湯は肌表面の油分をより速く溶かし出し、経皮水分蒸散量(肌の表面から水分が蒸発して逃げていく量)を増やして赤みを残す方向に働くと報告されています。洗顔後にいつもより強くつっぱる日があるなら、洗顔料ではなく温度のほうが変数になっている場合があります。

顔を洗うお湯はぬるま湯にして、こすらずやさしく扱うことが基本とされています。まずは、いま使っているお湯が自分にとって熱すぎないかを見直すところからはじめましょう。

角質層の表面を皮脂膜がおおう構造を示す図

 

 

熱いお湯とぬるま湯の違いはどこで生まれる?

ここでは、二つの条件が何によって分かれるのかを整理します。動いている要素は温度と、もう一つ、お湯に触れている時間です。洗う時間が長くなるほど、肌がお湯と洗浄成分にさらされる時間も一緒に伸びていきます。

項目

熱いお湯

ぬるま湯

皮脂膜への作用

油分を速く溶かし出す

比較的ゆるやか

洗った直後の感覚

つっぱりが出やすい

つっぱりにくい

赤み

血管が一時的に広がり目立ちやすい

変化が少ない

バリアへの負担

大きめ

少なめ

赤みについては、一つ誤解されやすい点があります。熱いお湯で洗ったあとに顔が赤くなるのは、血管が一時的に広がるためで、しばらくすると落ち着いていきます。ただし、この状態が毎日繰り返されると、赤みが長くとどまっている印象として残る場合があります。

熱いお湯とぬるま湯で洗ったあとのつっぱりの違いを示す図

 

 

カウンセリングで洗い方を先に伺う理由

洗顔後のつっぱりや赤みでご相談にいらした方に、診療の現場でまず伺うのは、お使いの化粧品よりも洗い方のほうです。お湯がどのくらい熱いか、シャワーをどのくらいの長さで浴びているか、顔をいつ洗っているか、といった内容になります。

理由はシンプルです。化粧品は一日に数回のせるものですが、洗うことは毎日繰り返される条件です。条件がそのままだと、上にのせるものを変えてもスタート地点が後ろに下がったままになりやすいのです。

とくに施術を検討されている方には、この部分を丁寧に確認します。お湯の温度には全員に当てはまる一つの答えがあるわけではなく、刺激を感じずに心地よいと思える範囲が実用的な目安になるためです。感じ方には個人差がありますので、カウンセリングでご自身の感覚をすり合わせるほうが確かです。

カウンセリングで洗い方を確認する場面を示す図

 

 

温度計なしでぬるま湯の目安をつかむ方法

洗面台に温度計を持って立つ必要はありません。手の甲を基準にすれば十分です。以下の順番で確かめてみましょう。

  • 手の甲にお湯を当てます。冷たくも熱くもないと感じる状態が目安です。

  • 刺激を感じたら少し下げます。温かいと強く感じるなら、すでに高めの可能性があります。

  • 洗顔は短く終えます。泡を長く肌にのせたままにしません。

  • シャワーも長引かせずに切り上げます。さらされる時間が、そのまま負担につながります。

  • 肌に水分が残ってしっとりしているうちに保湿をします。

最後の一つがとくに大切です。洗ったあと肌がしっとりしているうちに保湿剤をなじませると、水分が逃げていくのを抑えるのに役立ちます。タオルで完全に乾かしてからでは、抱えておける水分がすでに減った状態です。

乾燥が気になる時期は、シャワーもぬるめで短めに、保湿は水分が残っているうちに、と覚えておきましょう。習慣として決めてしまうほうが、その日の気分に左右されにくくなります。

手の甲でぬるま湯の温度を確かめる方法を示す図

 

 

施術後のシャワーで注意したいこと

フィラーやレーザーのように肌へ直接働きかける施術を受けた直後は、バリア機能が普段より敏感になっています。この時期は、お湯の温度とシャワーの時間を、いつも以上に控えめにするほうが安心です。

  • 熱いお湯と長いシャワーは避けます。サウナや半身浴も同じ理由で控えます。

  • 顔に水流を強く直接当てないようにしてください。

  • 洗浄は軽く済ませ、こすらないようにしてください。

  • 洗ったあとの保湿は、普段より少し丁寧にしましょう。

どのくらいの期間これを続けるかは、施術の種類や肌の状態によって変わります。いつから普段の習慣に戻してよいかは、施術を受けたクリニックで確認するのが確実です。気になる症状が長引く場合は、自己判断で様子を見ずに医師へご相談ください。

施術後のシャワーで気をつけたい点を示す図

 

 

まとめ

お湯の温度と洗う時間は、洗顔料の選び方と並ぶ、肌のバリアにとって身近な条件です。熱いお湯は皮脂膜の油分を速く溶かし出すため、手の甲で冷たくも熱くもないと感じる範囲を目安にして、洗う時間は短く区切るのが現実的です。保湿は水分が残っているうちに行いましょう。

ただし、心地よいと感じる温度には個人差があり、施術後や乾燥が強い時期は条件そのものが変わります。「洗ったあとのつっぱりが気になる」という方は、ご自身の肌の状態を踏まえて、医師と相談しながら決めることが大切です。

ソウル・合井(ハプチョン)のBeautystoneでは、韓国のクリニックとして、肌の状態やお悩みに合わせたご提案を行っています。洗い方から見直したいという方も、お気軽にお問い合わせください。

 

よくある質問

Q. 冷たい水で洗顔すると毛穴は引き締まりますか?

 

A. お湯の温度によって毛穴の大きさそのものが変わることはありません。冷たい水で感じる引き締まりは、一時的な感覚に近いものです。ぬるま湯を目安にして、洗う時間を短く区切るほうが、バリアにとっては役立ちます。

 

Q. 冬でもぬるま湯で洗ったほうがよいですか?

 

A. 季節が変わっても目安は同じです。ただ、寒い日は普段より熱いお湯が心地よく感じられるため、温度が上がりやすくなります。手の甲の感覚で一度確認してみましょう。

 

Q. シャワーを浴びながら顔も一緒に洗って大丈夫ですか?

 

A. 洗うこと自体は問題ありませんが、温度が課題になります。体に合わせたシャワーのお湯は、顔に使うには熱すぎる場合が少なくありません。顔は洗面台で別に洗うか、シャワーの最後に温度を下げてから洗うほうが安心です。

 

Q. 洗顔料を変えれば、お湯の温度は気にしなくてよいですか?

 

A. この二つは別々に働く条件です。低刺激の洗顔料を使っていても、熱いお湯に長くさらされれば、皮脂膜はその分失われていきます。製品と温度の両方を一緒に調整するほうが効率的です。判断に迷う場合は、医師にご相談ください。

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